麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

+代田南

2016年06月09日 | 制作公演関連
代田南地区会館は最寄駅の
世田谷代田からも少々距離があり、
やや乱暴にいえば、梅ヶ丘と
下北沢との三駅の「ポテンヒット」的
立地にある公共施設である。

平たく言えば不便なのでわりと空いている。

駅からは遠いが、僕の旧職場からは
チャリなら一分強、てなわけで
パソコンの前で煮詰まった時など
気分転換に外の空気を吸いに出て
そのまま代田南の和室の畳に
大の字になり、新たなアイデアを
捻りだしたことが何度もあった。

***

ア・ラ・プラスの『かもめ』の
制作の一員に名を連ねているが、
諸々あって昨日ようやく顔を出せた。

その場所が奇しくも代田南の大会議室。

古巣の劇団東演も、本公演に加えて
旅に回る作品に若手の発表会等と
複数の稽古が重なった場合、
劇場にもなるアトリエ一階と
三階の小ぶりな稽古場では足らずに、
この大会議室を使ったことがあった。

そんな郷愁にひたりつつ、
杉山剛志演出の『かもめ』の
第一幕を目で追った。
ご存知、チェーホフの名作だ。

実はまだキャストアウトしていない。
配役が一部だが確定していないのだ。

昨日、幾つかのパターンを見られたが
なるほど悩むのが分かる。
それぞれに魅力があって善い。
あとは全体とのバランスとの連関。

甲乙捨てがたいスピードのある
サイドバックが二人いるとする。
ところがセンターバックが弱い。
となると守備力に長けた方を先発で、
もう一方はジョーカーとして
後半の点数の欲しい場面で
前線に送り出す・・・なんて戦略が
チームとして選択されることはある。

公演は八月一日から七日まで。
東演パラータにて。

***

毎度、作品に関するブログは
ある特定のタイトルで綴るのだけれど、
今回は演劇集団ア・ラ・プラスなので
頭に「+」を付してお届けします。
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
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