麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

ポストのペンと赤い眼鏡の女の子

2016年01月24日 | 身辺雑記
ポストに届いたのはボールペン。
弊社社名入りの「パラゴンペン」が
1本同封された所謂DMである。
2本に1本おまけがつくそうで、
50本199円+25本無料。
逆スライド方式で頼むほど安くなり、
500本なら139円。
おまけで250本も付いてくるから
実質的には1本93円を切ってしまう。

きっとビジネス用品を様々扱っていて
これをきっかけに「社名入り商品」を
どんどこ買ってくださいとゆー
狙いなのだろうなあ……。



週末は「もーるす信号」の稽古や
今年の夏から冬にかけての公演打ち合わせ。
また、20日のブログで暫く放っておくと、
安心感を漂わせたカンパニーに
ちょっとしたトラブルがあったりして…、
一筋縄ではいきませぬな(^_^;)

一筋縄でいかないのは芝居に限らず、
例えば政治の世界もまた同じ。

たった1本のボールペンでも戴ければ
そのことは忘れないものだが、
僕と違い大臣ともなれば多忙だから
記憶の整理には時間が掛かるのだろう。

さて。今日の稽古に向かう電車。
ベビーカーに乗る女の子が「降りる~」と
山手線で駄々をこねていた。

渋谷で降りた。僕も。
ちょいと寄り道してから田園都市線へ。
そしたら、赤い眼鏡の女の子と両親と、
偶然また同じ車両になった。
子連れの三人のゆっくりした移動と
遠回りしたけれど早足の僕、
動線もまるで異なる二組が
10両編成の3つあるドアの、
同じ位置に乗り込む確率は幾つかな。

「あっつ~い、あっつ~い」
ベビーカーを降りた女の子は
窓の外を眺めながら呪文みたいに
駄々をこねていたが、二子玉川で下車。
僕も降りた。

乗換専用の階段を下る僕の後ろからは
「あっつ~い」の呪文が遠く聞こえた。
降りきる頃、三人家族はホームをもっと先、
出口のある階段に進んで行った。

果たして僕は、彼女のことを
何時まで覚えているだろう。
50万くれたわけじゃないからな…。
すぐに忘れちゃうかな。
コメント
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