麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

華燭

2014年04月21日 | 身辺雑記
佐藤学二という俳優がいる。

劇団TANTOOを壱岐照美と
二人で構成しているのだが、
足立区にこの度「城」を構え、
そこで標題の船橋聖一を
一人で演じ切った。

見事であった
前々から巧い役者だとは
思っていたけれど・・・。

予定の教授が酔い潰れたため
親友の披露宴で急遽祝辞を
依頼された日熊君の、
徐々にエキサイトしていく様が、
適度に抑制された演技の上に
例えるならMLBのイチローの
芸術的打撃のような鮮やかさで
我々に提示された、
あっと言うまの一時間であった。

足立区と大雑把に書いたが、
「アトリエTANTOO」の
最寄は都民でも余り馴染みのない
日暮里舎人ライナーの扇大橋駅。

もちろん僕も初めて降り立ちました。
ライナー自体乗ったのは二度目。

大学の後輩夫婦の家に遊びに行って、
往路は池袋からバスで向かったが
帰りの時間は微妙だったので鉄路に。

鉄道好きの旦那が、開通間もなかった
ライナーで帰ることを強く勧めた事も
利用する大きな要因だった。

ということは。逆に。
今回もバスで帰れるかも!と
近くのコンビニで地図をちら見して
チャレンジを試みた。
少々歩いたけれど、無事帰宅。

そんなことはともかく。
これだけ素晴らしい舞台のことを
多くの人が知らない・・・。
西新井と池袋を繋ぐバスの中、
色々と考える時間にもなった。
演劇制作者のはしくれとして。
コメント
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