忘却への扉

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来年は、今年の失敗を生かし

2016-12-28 | 共に

 【 失敗と成功経験 充実した一年に 】 涼太 松山市( 15・男子 )

[ 今年はとても充実した一年間でした。それは、失敗と成功をたくさん経験したからです。
 私はバスケットボール部に所属していました。バスケはチームスポーツなので、5人のタイミングを合わせることがとても重要です。私は失敗をよくしました。その反面、成功した時の喜びは大きく、体全体で喜びを感じることができました。
 勉強も同様だと思います。勉強は努力した分だけ結果はついてくると思いました。テストが終わると私は後悔することが多かったのです。でも、後悔するということは悪いことだけではありません。それは、次の課題を見つける良いチャンスになると思ったからです。
 来年は、今年の失敗を生かして効率のよい勉強法を見つけ、さらに充実した一年にしたいと思います。そして、努力を重ねて自分の夢に近づけるように一歩ずつ前進していきたいです。]
 【 ヤン落デスクより 】
 ◆今年は充実した1年間だったという涼太さん。部活も勉強も一生懸命取り組んだ結果ではないでしょうか。たとえ失敗したとしても、それを教訓として次に生かすことができる人なのだと思います。常に前向きな姿勢に感心しました。]
                      《 こだま 読者の広場 【 ヤング落書き帳 】 》 地方紙「投稿欄」より

 ( 忘却への扉 ) この年代の私と比較すると、その考えの格差に驚かされ感心する。農業を家業とする家がほとんどで、学校から帰ると、家の手伝いをするのは当然だったが、収穫期など特別忙しくなると約1週間「農繁休業(のうはんきゅうぎょう)」といって農村の小中学校では農業を手伝う期間があった。
 部活があったかどうかは記憶にないが、同学年の仲間や、先輩たちとの関係は遊び仲間としていろいろ教わり、大人になっても地区の団体やの一員として続いている。
 時代も環境も異なるが、私は周囲の人たちの注意喚起や助けがなければ、涼太さんのように自分で「失敗と成功」を共に生かして、次の年をより充実した1年にしよう、など思いもしなかったかもと恥かしい。[ヤング落書き帳]への投稿文から学び反省すつことが今年も多かった。