忘却への扉

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今年も「政治とカネ」の年

2016-12-22 | 共に

 【 政治とカネ問題のない年を 】 松山市 女性( 68・主婦 )

 ◇私はリオデジャネイロ五輪・パラリンピックの表彰台に思いを巡らせ、夫は政治資金を想起したという。「今年の漢字」に決まった「金」。私はキンと読み、夫はカネと読んだ。漢字も読み方ひとつで、膨らむイメージが大きく変わることを実感した。
 ◇それにしても、この金。二度あることは三度あると言うが、2000年と12年に続いて3回も選ばれたことになる。いづれもシドニー五輪、ロンドン五輪の年とは偶然にし手は面白い。リオでメダルを高々と掲げてくれた日本人選手の姿は、誇りと多くの感動を与えてくれたことにはまちがいない。
 ◇それとは反対に、忌まわしい「政治とカネ」の問題が次から次へと浮上したのも事実だ。前都知事による政治資金の私的流用問題から、全国の地方議会で発覚した政務活動費の不正受給など。これらの理由で「金」が選ばれたとは思いたくないが、政治とカネの問題が絶えない限り、また「金」が選ばれるかもしれない。]
                                    《 こだま 読者の広場 》 地方紙「投稿欄」より

 ( 忘却への扉 ) 今年の漢字は「金」。私には距離感のある縁遠い言葉だが、カネか銭(ぜに)と読むしかない。年末ジャンボ宝くじも、購入しないので当選の夢も見れず。わが家にとって円安株高も縁遠く、株とは野菜のカブのこと。
 少しばかりの収入も、強力掃除機政策の政治力で吸い取られるばかり。これも政治とカネ問題による庶民の犠牲と言える。東京五輪や豊洲市場問題もカネ(予算額)をいかにして増大させ分捕るかが原因。
 原発再稼働に東京電力福島第1原発事故の処理問題、戦争法での軍需産業支援、など、どれも税金を乱用し企業らに恩を売れば、政治献金と言う多額の賄賂が入り、政権党が潤い権力を強め維持できることばかり。汚れたカネの流れの溝は深くえぐれる。