Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

日本酒いろは会

2011-02-20 23:43:50 | Sake
本日日曜日、
いろは会という日本酒のイベントに参加しました。

市内の酒屋さんの有志が主催して今回で第6回になるそうです。
九州や新潟から蔵元さんもたくさん来てくださって、
いろんな日本酒&ワインを堪能できる会です。



あれこれ飲んで訳わかんなくならないように、
作戦を立てて飲み比べ&料理とのマリアージュ確認しました。


まずは秋田のまんさくの花。
純米吟醸(美郷錦50%、+4.5)の、
あらばしり、中汲み、責め取り。
同じお酒の1番搾り、2番、3番の飲み比べができるなんて!
とてもわかりやすかった。
1番は甘くて2番が一番すっきり、3番搾りは苦みや雑味がやや混じってる。


次は福岡の繁枡。

純米吟醸生々(山田錦50%、+2 1.3)
雄町特別純米生々(雄町60% +2 1.5)

生々の+2比較です。
精米歩合や米の種類と酸味の関係を蔵元さんと直接ディスカッション。
勉強になりました。


また秋田・まんさくの花に戻りました。

純米大吟(吟の精50% +1.3 1.0)
純米吟醸(山田錦・美山錦50% +1.0 1.6)
どちらも華やかな吟醸香。
後者がややまったり系。


ここでお料理にグラタンが出てきたので、
ようし!山廃だ!
と、向かいましたのは大好きな龍勢さん。

山廃純米吟醸19BY (雄町60%)
生もと純米無濾過生19BY (雄町65% +3 2.5)

ん~!どちらもコクがあってうまい!
クリーム系料理との相性抜群!
チーズともばっちりでした。

あとでぬる燗にしてもいただきましたがやはりうまかった!


さらに龍勢。
裏龍勢 特別純米吟醸(山田錦60% +6)
吟造り純米 (八反錦60% +3 1.5)

やはり日本酒はこうでなくちゃ!
の、濃醇テイスト。

あとは写真撮りませんでしたが、千歳鶴とか国士無双、久保田、八海山など
おなじみのお酒もいただき、
さらにワインも3種類ほどいただきました。

こんだけ飲んで、ほぼシラフ
最近あまり飲んでない割には最強ぶりをアピールしましたね。
ちなみに、
ご一緒したソムリエ2名は顔が真っ赤で酔っぱらい

いや~堪能しました。
来年も参加しよう・・・かな?


ワイン仲間のお誕生会 2月の巻

2011-02-20 12:31:29 | Wine
さてー、
最近は週一回の日曜日更新が当たり前的になっているこのブログ、
パソコンも新調して、
そろそろたまったネタを放出していこうかと。

なにやら精神的にやられていたこの数週間ですが、
やや復活傾向にて
ブログ書く元気がようやく出てきたというのが実情ですが

古いネタから順番に…とも思ったのですが、
途方にくれそうなので、
最近のネタから。


19日土曜日は、
いつものワイン仲間とのワイン会。
2月13日生まれのKさんと18日生まれのOさんのお誕生会です。

いつもお世話になっている、持込み歓迎のワインバー・モンレーヴさんにて。

この日、私はお料理2アイテム準備いたしました。
まずはパティシエ担当といたしましてのケーキ作り。
この度はドライフルーツとナッツのタルトをご用意いたしました。

これがまた大好評でした。

もう1品は南仏の郷土料理、ブイヤベース。
持っていったワインがカシスという南仏のワインで、
このワインにベストマリアージュと言われているブイヤベースを作って
皆さんにご賞味いただきました。
写真はないですが、これまた皆さんにご好評いただき、
時間かけて作ってよいこらよいこらと運んだ甲斐がありました


ほかのメンバーもおいしいお料理&素晴らしいワイン持ち寄って
ワイン会のスタートです。


スターターのワインは、
これまたわたくし持参のドイツのパールワイン(微発砲ワイン)。

これは、
私が昨年のドイツワイン試験にて全体の7等賞になって
表彰された記念のワインです。
試験前にこのワイン仲間たちが試験対策ブラインドテイスティング大会を開いてくれて、
おかげさまで7等賞になりました、と、
皆さんにお礼の振る舞い酒です。

が!

なんと!

ブショネ(劣化ワイン)でした
なんでしょう?
ドイツワイン連盟!
ブショネがわかってこそほんとのテイスティング能力とでも言いたいのでしょうか!?

ってな感じで
ウケる感じのスタートでしたが、

つぎのこちらのワインで挽回です。

先にも紹介しましたカシスという南仏のワイン。
教科書的にブイヤベースとの相性が良いとされており、
自家製ブイヤベースとともに提供いたしました。
さすがのワイン通のメンバーも、
なかなか教科書通りのマリア-ジュを試す機会がないので
この2ショットを大変喜んでくださいました。
ワイン自体は南仏らしいたっぷり感とこれまた南仏らしい後味の苦み。

続いてのワインはこちら。

クロ・デ・ランブレイ グランクリュです。
なんと、
お誕生日フィーバーってことで、
こんな素晴らしいワインの登場。
若さと少しの熟成を感じられる素晴らしいワインでした。

続いては、酔っぱらわないうちに飲み比べを、と、
本日のメインイベントを。

コッリ・オリエンタリ・デル・フリウリ・ピコリット1999


コンドリューの甘口2003

前者はかなりレアなイタリアDOCGワインです。
生産量が少ないので。
いつも高価なワインを提供してくださるS先生が
私たちのリクエストに応じて持ってきてくださいました。
レモンティーや純露キャンディーのような味わい。
お食事にも合わせられる甘さです。

後者は南仏のワイン。
オレンジピールのような味わい。

ん~どちらも素晴らしい!

そして赤ワインへ。

ポムロールで3本の指に入るペトリュスやラフルールを所有しているムエックス社が、
1999年に長年の夢をかなえるべくして、
ペトリュスやヴューシャトー・セルタンと隣り合わせという
ベストポジションにあるポムロールのシャトー・セルタン・ジローを購入し、
畑の一部を売却し、
残った12エーカーにこの『オザンナ』という名のシャトーを造りました。

2000年という良年のためかまだ固くて青い印象。
しかし、これも2万円ぐらいするワインです。
ありがたや・・・・。


サンテミリオンの格付けワイン。
シャトー・トロロンモンド2002
こちらはややこなれた印象。
でもまだやはり若いかな。

いずれの右岸もすばらしかった。

そしてまた白へ。

ドイツ、ヘシッシェ・ベルクシュトラーセ地区のリースリング。
わかりやすい酸味!



珍しいチェコのワイン。
品種はRyzlinkと書いてありますがリースリングと思われます。
味わいはミューラー・トゥルガウっぽい。
なかなかイケてます。

あと、写真ないですが、
ピュリニー・モンラッシェもありました。

ってな感じで、この度も素晴らしいワイン目白押しの
楽しいワイン会でした。

最近人間関係に疲れ気味の私でしたが、
気の置けない仲間とおいしいワインの緩やかな時間は
そんな私に穏やかな眠りを与えてくれました。
ありがとう。