Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

秋の松島・南三陸の旅 ⑥ 松島から南三陸へ

2012-10-07 23:29:03 | Travel
松島マラソンを申し込んだときから、
終わったらどこでどう過ごそうかなーって懸案だったのですが、
いまいちばん宮城でどこ行きたいかなーって自分の心に聞いてみたら
南三陸。

松島からだったらちょっと遠いかなあ・・・・
でも今回逃したらしばらく行くチャンスないし・・・
やっぱ頑張って行っちゃおう!


公共交通機関で南三陸に行く方法を検索し、
なんとか暗くなる前に着きそうだったので、いざ大移動!



まずはJR東北本線で小牛田(こごた)まで。


そこから気仙沼線に乗り換えて柳津駅。


ここから先、気仙沼まではバスの代行運行です。



南三陸の復興PRキャラクターが付いたバスに乗って、
この日の目的地、南三陸町志津川まで。

陸前横山を過ぎて、陸前戸倉に近づくにつれ、
津波のあとが見えてきます。


プレハブのコンビニ。







海沿いの道を抜けて、
見覚えのある志津川の町に入りました。


志津川駅前のバス停に着きました。


ここからこの日の宿まで30分くらい歩きます。







前回この町に来たのは昨年の11月なので約1年ぶりですが
この何にもなくなった感じはほとんど変わってなくて、
前はあった志津川病院とか大きな建物が解体された分、
だだっ広くなってしまった感が増した気がします。

相変わらず川の水位が高いし・・・。


それでも志津川がこの1年がんばってたんだなーって分かるしるしが。

仮設商店街ができるまでここで営業してたんですね・・・。

そしてコレ!

きりこボードのメッセージ!

「きりこ」とは・・・・

宮城県塩釜市から三陸地方南部では、
神社が正月の神棚飾りのために縁起のいい模様を切り抜いた半紙「きりこ」を
年末に配布する風習があるそうです。

漁業が盛んな南三陸町では、
大漁や漁の安全を願って「きりこ」を神棚に飾る家も多いとか。

全部流されてしまった志津川の町ですが、
南三陸の海に向かい、愛すべきなき人々、いまだに海にいらっしゃる方々に想いを届けようと、
商店街が、もともと自宅や店があったところに、
その家主たちのメッセージを「きりこ」にして、
海に向けて展示しているのだそうです。

ステキですね!

上のきりこは、ベーカリー雄新堂さんのもの。

芳賀家


佐藤家


日用雑貨の菅良商店


もっともっとたくさん!
でもだんだん暗くなってきた。
ヤバイヤバイ。
明日もっとゆっくり見て歩こう。

急げ急げ。
袖浜にある民宿まで・・・。





お、こんなラーメン屋もある!
いや、ヤバイヤバイ、急げ急げ!

急にすこーんと日が落ちて真っ暗になっちゃいました!

ほんとは民宿で車の送迎もしてくれるみたいですが、
30分ぐらいなら町を見ながら歩いて行きたいなーと思って頼まなかったんです
でもバスのダイヤが調べてたのとずれていたのと、
ちょっときりこに見惚れちゃったので・・・・

あーなんか真っ暗でよくわかんなくなってきた。
被災地を歩く時にはいつも携帯してる懐中電灯を取り出し、
せっせと歩く。
途中で民宿にも電話してすぐ近くだと知って安心し、

着いた!

写真上手く撮れなかったけど、民宿なか。

よかったー。

ということで、袖浜に1泊です。


つづく。


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