Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

チャレンジ!アクアスロン in 北上 ⑤ 花巻に移動して・・・。

2012-07-22 23:07:56 | Travel
北上でのアクアスロンを終えてお隣の花巻市へ。

空港のある町、そして宮沢賢治の故郷の町です。

この日の午後は宮沢賢治について学ぶ旅をしてみようかと。


お昼時だったのでまずは腹ごしらえ。

この町には賢治ゆかりのお店が沢山あり、
どこにしようかと北上→花巻の電車内で悩みましたが、
アクアスロン頑張ったし、土用の丑も近いしってことで
鰻食べちゃおう!って


で、向かいましたのは寿司屋です(爆)

新ばしさん。

寿司屋なんですが鰻が有名。
動物性のものはあまり食さなかった賢治も、
たまにここで鰻を食べていたそうです。

店に入ると誰もいない。
1時すぎてたから。

女将さん出てきたのでうな重を頼みました。
注文あってから捌き始めるので、
出てくるまで結構待ちます。
その間、食後に数ある賢治関連施設のどこに行こうか、観光作戦会議(独り)です。

あんまり待つからビールでも頼もうかと思うけど、
客は私一人だし、女将さんも中に引っ込んでシンとしてるから、
何かこっちもシンと待つはめに(笑)

来ました、うな重。


ああおいしい。
もりもり食べました。

食べてる間、また店には私だけ。
食べ終わったら「すいません、お会計!」と大きな声出さなきゃならんのかと思ったら、
ちょうど食べ終わる頃に女将さんがコーヒー持って登場。


どっかで食べ終わるの見てたの?ってくらい絶妙なタイミングでした(笑)

あーごちそうさまでした。

時間がないのでタクシー呼んでもらって、向かいましたのはこちら。



宮沢賢治記念館。

はじめてきました。

様々な展示物から賢治の生き様がわかります。

中は撮影禁止なのですが、
宗教、地質学、宇宙物理、生物学、文学、語学、音楽、農学などなど、
多くのことに興味を持って学んだ賢治の世界観がわかる、素晴らしい展示でした。

なんかね、宮沢賢治って私と共通するところがある気がします。
興味を持ったらとことんそれを習得しようとするあたり(笑)


「雨ニモマケズ」が
病床のなかで手帳にメモ書きみたいに書かれたものだってはじめて知りました。

「雨ニモマケズ」は、ほんとに、私もそういう人になりたいなって思います。
特に震災後は強く意識するようになりました。
あ、慎ましく食べるのはちょっと難しいんですが(爆)


記念館のテラスが解放されていて、そこからの花巻の町並みをパチリ。


この眺め、
宮澤賢治が岩手県をイーハトーヴと呼んだのがなんとなくわかる気がします。


さて、帰りは路線バスで花巻駅まで行きましょうかねーと、
山の上にある賢治記念館をあとにしててくてく山を下りバス停まで。



この辺りの山にはユリがたくさん咲いてます。
平泉でもたくさん咲いてました。

バスの時間まですこし余裕があったので、
バス停近くの宮沢賢治童話村をぶらりと見てまわりました。





賢治の童話の世界を体験できる施設です。



童話「月夜のでんしんばしら」に出てくる電信柱を再現。



お金払って館内に入ると、
映像や音響で賢治の童話の世界を体感できるらしい。

全体的に公園みたいになっていて、
芝の上で走り回ってる子どもたちがいっぱいいました。
お金払わなくてものんびり芝に寝転がってるだけで
なんとなく気持ちがいい・・・。



さて、バスの時間です。

花巻駅から盛岡駅まで、
偶然「ジパング平泉号」に乗っちゃいました。




盛岡ー一ノ関を走る快速列車みたいなもんですが、
指定席取ると平泉関連の映像見れたり、
窓側向きの座席で景色をのんびり見えたりするみたいですが、
わたしは自由席に座ったので普通の電車とおんなじで(笑)

さて、盛岡到着して、
夜行列車までの約3時間、
おいしいお酒と肴で反省会です(爆)

つづく



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