沖縄基地問題に関するドキュメンタリーです。
2014年8月14日、辺野古の海は包囲されました。
辺野古でいま何が起こっているのか・・・。
それは武器を使わない戦争です。
珊瑚とジュゴンの海、自分達の海を、自然のまま残したい人々、
対するのは政府の方針に従って新基地の工事を進めようとする人々。
辺野古のキャンプシュワブのゲート前に座り込む人々や
カヌーや漁船で海を守ろうとする人々、
対するのは、かれらを排除しようとする警察や海保の制服を着た人々。
みんな、うちなんちゅ(沖縄の人)。
おじいもおばあも若いひとも、みんな体をはって戦っている。
それを無表情に任務遂行する人たち。
みんなうちなんちゅなのに・・・。
いつになったら沖縄は戦場ではなくなるのか。
うちなんちゅ同士仲良く笑って過ごせるようになるのか。
この映画のタイトルは
「今年しむ月や 戦場ぬ止み 沖縄ぬ思い 世界に語ら」という琉歌の一節から。
今年(2014年)の11月の県知事選挙は私たちの戦いに終止符を打つ時だ。
その沖縄の思いを世界中に語ろう!という意味。
そのうちなんちゅの願いが実現した。
基地反対派の翁長氏が圧勝。
力強いリーダーを得て、今度は本格的に国策との戦いがはじまる。
まだまだ長い道のりになる。
沖縄はあきらめない。
あの地上戦、生き地獄を味わってなお戦いを強いられる。
70年じーっとこらえて戦い続けてきた。
これからもあきらめない。