今日から海南島。
暖かいのかまだ寒いのかわからず、
どちらかといえば冬よりの支度で来たけど、全く見当違い。
朝方、今日は快適などと思っていたら、太陽が出て26度まで上がったではないか。
長袖の下着なんか着ている場合ではない。
今は体が冬仕様のままだから、26 度は夏の30度よりも暑く感じる。
汗ダラダラが半日続いた。
日が落ちると快適。
夕食はいきなり蛙、美味しいともまずいとも言えないくらい身が小さい。
写真の通りトオガラシがたっぷりと入っているので、
正直なんの肉が入っていようが余り変わらないような気がする。
でも今日は一緒に出てきたご飯がやけにおいしかった。
聞けは長春はマイナス25度、昼間でもマイナス15度以下、と同行のスタッフが言っている。
今が一番気温差の大きい時期かもしれない。
海南島はやはり南の島だ。
突然ですが
2月10日発売のザッカー誌の付録に私が。
ブレーキを中心にGコントロールの話など紹介されています。
お茶飲み話のネタぐらいにはなるかと思います。
Gボウルが前から気になっているけど、まだ買っていない方。
キャンペーン価格のお知らせが中に書かれています。
ぜひこの機会に手に入れてください。
武道の達人になると、相手の息遣いを読み、攻撃のタイミングを図る。
呼吸を読まれないように、ゆっくりと吐くのが基本だ。
押し殺したような間が生まれ、ピンと空気が張り詰める。
ダートトライアルを私が始めて間もない頃、スタートの瞬間に、
この押し殺した様な、"気"を感じたのが今回のトレノを走らせた山口さん。
当時日本人として初めてモンテカルロラリーに出場し、
日本に戻ってきた真っ赤な達磨セリカをダートトライアル で走らせたのだ。
駆け出しの私にはとても敵わない人だった。
それゆえ彼の走りを参考にし、何が違うのかを学んだ。
その時のスタートシーンは今でも鮮明に記憶している。
エンジン回転は力强さの始まり付近、
クラッチミートはリヤタイヤにほんの少しの空転を与えるべくコントロールされ、
トラクションを感じながらアクセルが踏み込まれる。
これ以上もないこれ以下もない、絶妙のマシンコントロールを
スタートラインから車一台分の動きの中に見た。
記憶に残るドライバーの一人のその人と、何十年か振りの再会。
と言っても山口さんはおそらく知らない。
その人が、昨年私が走らせたトレノのハンドルを握り走る、そのサポートをやる。
人の縁の不思議な所だ。
一緒に写っている女性はもちろん山口さんの奥様。
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夜間のサービス風景。
ここは街中の駐車場を借りて行った。
外気温マイナス‼寒い。
基本は燃料給油、ドライバーの飲み物と軽い食事の用意、窓拭き、エンジンルームの点検などだ。
順調に走っている間は穏やかに作業ができる。
快適"安眠運転"の証。
人の気配が消え室内が静かになった、と思ったらこれだ。
日々ラリーのスケジュールの中で動かなければならず、
朝早くから走り始めるから、車の中でヒーターの暖かさに身をおくと、
数分とかからずスヤスヤ。
お~い‼ 次のコマ図はどうなってる~っ!
今回のサポートカーと510ブルーバード、峠越の途中あまりの景色に思わず立ち止まってパチリ、道幅一車のかなり険しい道で、ラリーカーもこの道を通るから写真を撮っている間にもエキゾーストノートが近づいて来る、
ノンビリとした景色だが我々は次のサービスボイントに急いでいる最中、この峠道だけで50kmほどある、
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学生は羽織袴、女子は和服、
大人組はタキシード、
最後はディスコパーティ、延々と続きそうだったので最後は強制終了、会場を出たのが2時、ホテルにたどり着いたのが3時、帰国第一便の出発が朝5時、何人かは寝ないで起きてよう作戦、
この日は空港まで送り届けたり、例の修理屋さんにお礼に伺ったりドライバーの送り迎えと、残留組は大忙し、
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近所の小学校から先生に引率されて社会見学、兼応援、ラリー車が通る度に子供たちの声援が上がる、無論クルーもニコニコと手を振る、
しかしこの車も左フロントに大きなダメージが、
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最終日のナイトステージは距離が短くサービス無しでも走り通せるので、
サポート隊全員でチュリニ峠の頂上に 向かった。
トレノが通過するのを見届け、次はセリカが来るはずなのに、なかなかこない。
ヘアピンの連続するこの峠道でついに諦めたか、待つこと二十分。
予定時間を大幅に超えた頃、重いエンジン音のセリカがやって来た。
皆同じ気持ちで大声援を送る。
二台の通過を見届ける事が出来て学生達はホッ!!我々大人組もホッ!!
写真は、観客が用意した自前の夜食のためのテーブル。
酔っ払いの素が並んでいた。
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