バネだけのロールに対して、減衰値を効かせたらどうなるか。
動きを分かりやすくするために縮み側の減衰バルブを外して
"伸び側"の減衰だけが効くダンパーで左コーナーに入ったとします。
内輪側は伸び上がり方向なので減衰が効いてスコーンとは伸び上がりません。
外輪側は縮み方向なので減衰が効きません。
ハンドル操作を加えると間髪を入れずに沈み込み、操舵速度が速いと
倒れ込みの勢いがついてダンパーが底付きするところまで一気にストロークします。
時間をかけて伸び上がる内輪に対して、素早く外輪は沈み込むことから、
同じ時間内でストローク量の差が生じます。
この瞬間のロールセンターはストローク量の少ない内輪寄りにあることになります。
イメージはこうです。
割り箸の真ん中を掴んで片方を上下に揺さぶると反対側も同じ量だけ上下します。
片方を多めに反対側を少なめにするには、真ん中を掴んでいる手を少なくしたい方にずらせば
ストローク差をつけることができます。
これがストロークの少ない側にロールセンターがある理由です。
バネだけの時は車体中央にあったロールセンターが、減衰値の影響を受けて移動することが
あるということです。
⋯つづく
動きを分かりやすくするために縮み側の減衰バルブを外して
"伸び側"の減衰だけが効くダンパーで左コーナーに入ったとします。
内輪側は伸び上がり方向なので減衰が効いてスコーンとは伸び上がりません。
外輪側は縮み方向なので減衰が効きません。
ハンドル操作を加えると間髪を入れずに沈み込み、操舵速度が速いと
倒れ込みの勢いがついてダンパーが底付きするところまで一気にストロークします。
時間をかけて伸び上がる内輪に対して、素早く外輪は沈み込むことから、
同じ時間内でストローク量の差が生じます。
この瞬間のロールセンターはストローク量の少ない内輪寄りにあることになります。
イメージはこうです。
割り箸の真ん中を掴んで片方を上下に揺さぶると反対側も同じ量だけ上下します。
片方を多めに反対側を少なめにするには、真ん中を掴んでいる手を少なくしたい方にずらせば
ストローク差をつけることができます。
これがストロークの少ない側にロールセンターがある理由です。
バネだけの時は車体中央にあったロールセンターが、減衰値の影響を受けて移動することが
あるということです。
⋯つづく
続きを楽しみに待ちます。
そして色々いじって気がつくのが、純正サスペンションの仕上がりの良さ。
そこを期待されているのか、乗用車の装備を考えられているのかは、当事者でない私にはなんともわかりません。
私に知り合いはバンを選択して"楽しんでいます"