今日は朝から雪が降っているから出歩けない。
車が走っていないから山の中のように静かだ。
こんな日はストーブをたいてぬくぬくと部屋を暖めて音楽を聴いているのがいい。
昨日送られてきたMFi誌No.76号 過給エンジンに目を通している。
気が付けば欧州車の大半が過給エンジン。
確かにそうだ。
過給エンジンは走り系のそれ、と日本でのイメージがあって、
日常で使われる車両への装備は少ない。
欧州車に於いても走り系の車両にターボが使われている。
しかもケタ違いに速い車両に。
しかし今回MFi誌で取り上げた車はスーパーカーではなく
ごくごくありふれたセダンで日常で使われるものだ。
日常で使われるとなると過給機は扱い勝手の仕込が問題になる。
アクセルを踏み込めば強い加速が簡単に得られるが
ドライバーの意図する加速Gとなり得るかといえば、
どちらかと言えば時間差を伴い、スポンジーなアクセルペダルに苦労する。
トランスミッションとの組み合わせによっても、その仕上がりに大きな差が出やすい。
速く走る一瞬よりも、過渡領域の扱い勝手に、どう過給機を手懐けるかだが
びっくりする程に欧州車はそこのところが良くできている。
ターボ車は燃費が良くない、のイメージ(思い込み)もターボだから良い、と
今回の特集から読み取れる。
しかしどの車両も車体重量が重過ぎる!
この先、軽量化技術によって車体重量がうんと軽くできたなら100km/Lも
夢ではないかもしれない。
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