MOTO GPの放映を見ていたら、画面に心拍数が表示されているシーンがあった。
予選時のペナルティで最後尾スタートとなったこのライダーの、
スタート前からスタート直後の集団の中を一気に抜けていくとき。
更にレース中の争っているシーンでの心拍数を見ることができた。
時々、200回/分を上回るときがあるかと思えば、緊張感が一瞬やわらぐ時なのか
150回/分程に下がる時がある。
が、それ以下の数値は見えなかった。
150~200回/分程が常用域か。
血液を大量に必要とするスポーツ選手は180程が上限とされ、それ以上は危険領域と言われている。
しかし以前からレース中のレーシングドライバーは200を越すことがあると聞いたことがある。
かのアイルトンセナもレース中の心拍数は常時180程だったらしい。
ところがあるシーズンオフに、セラピストの姉に心のケアーを教わり、
次の年、鈴鹿の走りでは120になったと伝えられている。
緊張感と心拍数。
心の持ちようで変えられるモノなのか。
今更だが、これは興味あるテーマだ。
運転技術の裏付けも自信につながり、自信は緊張に影響しそうだ。
それとも心臓に毛が生えていればいいのか!?
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一般ドライバーは
毛が生えてる生えてない以前の問題も有りますが
そのボルグが実に淡々とテニスをするのですが、一説には心拍数が普通の人の半分から1/3だったそうです。
何事にも動ぜずにするテニスは低い心拍数からなのかは分かりませんが、低い心拍数でも激しい運動が出来るのが不思議です。
試しに100km/hで走行中の時の心拍数を取ってみました。
平静時60回/分の私が、80回/分でした。
運転をしているので筋力を使い、緊張感も少しあるという結果なのでしょう。
競技運転中の自分の心拍数も知りたいところですが、私の場合は“呼吸”に注意していました。
途中で止めたり、忙しくハアハアするのではなく、常に一定のリズムを保つようにしていました。
息切れを起こさないようにするイメージです。
F1中継の中のドライバーとピットの交信でも、どちらの声がドライバーなのか判らないほど冷静に聞こえてくる時があります。
呼吸が整っていないと、こうは行きません。
やっぱり呼吸がポイントではないかと思っているのですが、これも自己コントロールが可能なことなのかどうか、とても興味ある話題です。
血圧が下がって思考力も下がって眠くなる、そして緊張感も薄くなった時事故が・・・起きそうになってドキドキが速くなる。
人の体ってコントロールがむつかしい・・・です。