クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

ワインディング路 その3

2015-11-24 23:09:00 | NEWTON BRAKE
会社移転に伴って環境が大きく変わった……のは仕方ないとして、
直面するのはサスペンションの仕上がりを確認する試乗コースはどうなるのかということ。

以前は、自動車メーカーのテストコースと比べても遜色ないくらいのいろいろな路面が会社の裏にあって重宝していた………

移転先の周りはワインディング路だらけ………5km圏内に直線路はない。
ハンドリングの確認には申し分ないが、ハンドルが少しだけどちらかに取られる、といったハンドルセンター付近の確認をとるのが難しい。

10分も走れば高速道路があるが、毎回走りに行くわけにはいかないだろうし頭の痛いところだ。

それと今は紅葉の季節、自動車、オートバイ、自転車、トレッキングにと
多くの人が訪れるところだけに、ブラインドコーナーが続くこの辺りは特に注意が必要になる。

しばらくは道の凸凹の大きさを覚え、そこを走った時の車の揺れを記憶していく………体の校正というわけだ。

カングー、赤ロードスターがその目安になるのは言うまでもない。

早速、森慶太氏が持ち込んだインプレッサでその道を走った時の乗り心地が気になった……
が道路側の問題なのかクルマのしつけの問題なのか、支配的なのはどちらかがまだ読めない。

考えてみれば以前のコースは25年間走ってきたのだ、途中で路面の補修工事があったりはしたものの、
一回りすればかなり細かなところまで動きを感じ取ることができた。

フランスのルノーが使っている一般道の試乗コースも長年使っているところがあると聞く、
未舗装路を含む田舎道らしいのだが詳しいことはわからない。
しばらくは道探し……