クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

検証バランススロットル 46

2011-01-07 13:49:19 | バランススロットル
昨年暮れに行った運転訓練では、初心者マークドライバーが、いかに機械に不慣れな状態で
車を動かしているのかを間近に見た。
そして意識すれば運転操作を変えることが出来るというのも、同時に見ることが出来た。
これについては驚きであったが、個々の運転スタイルが未だ体に染み付いていないが故に、
自在に体が反応できたと考えられる。
となると、検証バランススロットルの参加メンバーはと、振り返らない訳にはいかない。
既に運転経験も長く、ある意味個々の運転スタイルも確立していると言える人たちだ。
一般ドライバーの平均的うまさという表現があるなら、彼らは運転に対する意識も技術も、
格段に優れていると言える人たちだ。
そう思っていたから正しい操作手順を伝えれば、ブレーキもアクセルもハンドルも、
意識動作(意識すれば)の範囲ならすぐに出来て当たり前と考えていたのだが、
思いの外、頭で分かっていてもコーナーに差し掛かると、体が先に反応して、
いつもの自分のカラを割れないといった事が起きる。
運転訓練は、この、体に染み付いていてコリ固まっている反応の手順を、
いかに揉みほぐすかにかかっている。
このことは重々承知で今までもやってきたのだが、初心者大学生に会ってから、更に意識を強めた。
次のバランススロットルの練習会に向けて、コリコリに凝った体の反応を
柔軟性のある、どんなメニューでもいらっしゃい!の体にする為のトレーニング方法を考えねば・・・。