クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

VWゴルフ 1.2L ターボ TSi 7速DSG 1270㎏

2010-06-24 15:16:48 | 試乗レポート
シングルカムに2バルブの1200ccの排気量+ターボ装着。
ターボが付いているけれど発進の時の印象はどうなの?と言うのが乗る前の興味のポイント。
アイドリングプラスで、果たしてトロッと走り出せるのか?

駐車場から国道に向けて顔を出し、流れの切れ目を待って発進させる。
小排気量を感じる間もなく、すぐに走行車線に合流。
この時点で、小排気量も低速トルクも考えなくて良いことがわかった。

ターボエンジンに見られる「勝手にブースト」のトルク変動を少し感じるものの、
エンジンの回り方・応答が、異常と思えるくらい良い。
アクセルを動かした後の一瞬のエンジンのタメが全くと言っていいほど無い。
フライホイールが超軽量のF-3エンジンの様な、軽い軽い回転慣性の印象だ。

60㎞/hからの加速も、1400rpmからでもコモリ音も無く、シフトダウンしないまま加速する!
こんなエンジン初めてだ。
この車で高速燃費に挑戦してみたいものだ。

シングルカムに2バルブで思い出した。
スバルの水平対向エンジンを現代の技術で、もう一度シングルカム・プッシュロッドOHVにして
ロングストローク化。上は5000rpmも回れば充分とするならば、
軽量コンパクト、高トルク低燃費エンジンが出来るのでは?と考えた。
それにDSGミッションを組み合わせたAWD・・・。
オッと、今回はゴルフの試乗。

このエンジンフィールは一乗の価値あり。
別な見方をすれば、日本では生まれ得ないエンジンかもしれない。

是非、試乗を!