クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

100年前の工具

2020-11-22 12:58:36 | なんでもレポート
鋸歯の目立て屋さんで手に入れました。

およそ100年ほど前の目立て専用のヤスリ。

今年76才になる二代目店主の「お父さんの時代」からあったモノらしく、
正確な年代はわからないけどおそらくそんなモノだろうと。

両方に持ち手のある方は「往復で擦れる」タイプで、もう一方は「押し方向のみ」擦れるタイプ。
押し引きして使えるのって珍しい気がします。

100年前の工具と聞くと、二度と手に入らない確率が高く使うのがもったいない!
と思うものの工具だし、使わなければ意味がないし⋯

使って擦れが悪くなったら、爪研ぎにでもしよう。

工作の時間 猫の手

2020-06-17 16:01:25 | なんでもレポート
猫の手

猫の手も借りたいほど⋯別に忙しい訳ではないのですが、ハンドプレスを使う作業というのは大概手伝いが欲しくなります。

治具を位置合わせする手と、だらんとならないように部品を掴んでおく手と、
油圧ハンドルをキコキコする手と、合わせて三本以上必要になるので助手をお願い、になる訳です。
でその三本目の手になってくれる「猫手」を作りました。



ハンドプレスの元々の止めネジと、すでに空いている穴とを利用してベースとなるプレートを固定、
邪魔にならないよう折りたたんで収納できる形状にしました。



中間の軸になるピンは上から差し込んであるだけなので、セットするのも取り外しも簡単。
工具いらず。


紅葉のヘリコプターのような受け手はネジで高さ調整ができるので、人の手よりもしっかりと高さを維持して支えることができます。



これでサスペンションパーツのブッシュ交換時のイライラが解消するかも。

工作の時間 フィーリングマシン

2020-05-09 10:45:05 | なんでもレポート
出掛けられない「お休み」を利用してダンパーのフィーリングマシンを設置しました。

高圧ガス封入式のビルシュタインダンパーは分解組み立ての方法が特殊で、この機械無しでは作業できません。

しかし、分解と組み立ての作業手順にそって作ったつもりでも、しばらく使っているうちに改良点が見つかるので、
その対策を次の機械に盛り込んで、を繰り返して今回で三作目。

自由に改造できるのが自作のいいところ。

初号機はすでに無く、2号機が現役で頑張っている中でもう一台追加です。

長さ違いのダンパーをセットする時の方法だとか、直径違いのシリンダーに移るときの治具の交換作業を
スムースに行えるようにしたのと、もう一つは電動化したことです。

モーター&ポンプユニットは屋外に置き、壁に穴を開けて油圧ホースを作業場まで通しました。


工作の時間 2020

2020-05-03 10:09:08 | なんでもレポート
休憩場所にしようと考えていた作業場の奥がいつの間にか物置状態。

この場所で椅子に座ってゆっくりと景色を眺めるに至っていない。

椅子とテーブルを置こうにも、片付けなければいけないものが散乱している。

順番からすると先ず金属ゴミの箱を空にしなければ。

早速回収業者にゴミの引き取りをお願いした。

作業場と休憩場所の仕切りを見栄えの良いものにするのに、壁紙にする材料も手に入れた。

あとはボチボチ⋯

竹の子の成長が窓越しに見れたりします。

その竹の子が猪に食べられないように今年は囲いを作った。






工作の時間 修理編

2020-02-14 10:06:32 | なんでもレポート
特殊工具の入ったケースの蓋が取れてしまったので修理です。

スプリングヒンジのスプリングがパキッと折れて片方がまず外れ、
もう一方が外れたら修理しようと思っていたらあっというまに壊れて、
結構長い間乗せただけの蓋状態で使っていました。

市販の蝶番を手に入れてリベット留めして修理完了。

正しい位置で蓋がご対面。スッキリです。



モータージャーナル大試乗会

2019-09-29 15:12:02 | なんでもレポート
森慶太氏と沢村慎太郎氏のコラボ大試乗会が楽しませてくれます。

悪口感ゼロ、かといって持ち上げ感もない不思議なコメント集です。

程よい深堀感あり、クルマの生い立ち背景も見えてきます。

メルマガ読者も双方を応援したくなるような企画、まとめ。

当人達ももしかしたら今回の企画楽しんでいる?いや間違いなくお皿からはみ出している文面です。

一読あれ。

車のミスタッチは命取り

2019-07-13 10:52:08 | なんでもレポート
Dに入れるには、レバーを右に倒して行き止まったところから下向きに動かす、と
メーターパネル内のDが枠で囲われてシフト完了。
当然目視で確認が必要。手応えでは全くわかりません。問題(1)

ATのシフトパターンはリバース(R)とドライブ(D)の間にニュートラル(N)を配置して、
リバースの先にパーキング(P)がくる、P-R-N-Dが基本。

これだとRからD、その反対のDからRにシフトするときに必ずNを挟むので、
前にも後ろにもいかない安息のNが存在するのことになるのですが、
◯◯◯◯の場合RとDの間にNが描かれてはいますが、ありません。
RとDを往復するだけです。問題(2)

DからもRからも長押ししてNに「シフト」しない限り抜くことができず、
ATのシフトパターンの約束からするとグレー、ないしはブラック。問題(3)

それとN長押しの後、レバーから手を離すときにわずかでも手の重さがシフトレバーにかかっていると
瞬時にDレンジに入るので、それでなくても手応えのない(ゲート感ゼロでプラプラ)レバーを
上下に寄り道しないように真横に案内しなければならず、NにしたつもりがDに入ったりしたことがあると、
恐々とシフトレバーに触ることになります。問題(4)

一瞬で入るRとD。長押しのN。問題(5)

これを、クルマを前に出したいなら「D長押し」
後退は「R長押し」
Nにはワンタッチで入るとしたらどうでしょうか。

Rから右に倒してD方向に動かせばNに簡単に「入れられます」
DからNも同じように簡単に入れられます。
焦ってレバーを触ったとしてもNのままで、どちらかに長押ししない限り
前にも後ろにも走り出す心配はありません。

ATはクラッチ操作が無いから運転が簡単?

ミスをするとしっぺ返しは恐ろしいことになるんだという「覚悟」がAT免許には必要。

パソコンのミスタッチは繰り返しても大ごとにはなりませんが、
オンしかできないスイッチをクルマに採用するのは⋯



信号交差点に監視カメラを

2019-06-26 10:05:12 | なんでもレポート
ペダルを踏み間違えて暴走・・・

事故を起こした本人が「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」とコメントしたものだから
あれはペダルの踏み間違えで起きたこと・・・だからそれを防止する装置があればと考えるのは
自然な流れ⋯と言えば流れなんですが。

しかし事故の「モト」をたどれば、ブレーキを掛けられなかった運転手にあります。

とにかく技量不足の運転免許所持者がうようよ(失礼!)いるという事です。

それが証拠に、交差点に信号をつければ事故など起きないはずなのに、そこらじゅうで事故が起きています。

信号交差点の事故は、クルマを止めなくてはいけない側の人がブレーキを掛けないからにすぎません、
簡単明瞭、信号はそのタイミングを促すものです。

つまるところドライバーに問題があるうちは、信号を付けようが、道路に一旦停止のペイントをしようが、
ペダル踏み間違いの装置をつけようが、効果は⋯⋯⋯

隣の国では、全ての信号に設置されているわけではありませんが、信号十字路に監視カメラが付いていて
「悪質」な信号無視をパチっと捉えられて御用にします(罰金)。

だだっ広い交差点で、止まるか行くか迷うところでは、赤信号までのカウントダウン表示が
十字路に差し掛かるかなり手前から視認できるので、誰もダラダラ通り抜けたりしません。

数十台の車がさ~っと一斉に止まります。

普段の、ぶつからないのが唯一の交通ルールに見える彼らのグチャグチャの走りからは想像できないシーンです。

国内で信号交差点(一旦停止も)に監視カメラを設ければ・・・まずは反則金の売り上げに繋がるでしょう!
・・・これはもう入れ食い状態。

速度で取り締まるより何十倍も事故抑止効果が期待できるんじゃなかろうと、隣の国で移動するたびに考えさせられます。



逆噴射無しは当たり前?

2019-06-12 10:11:09 | なんでもレポート
スロットルの開け方がまず穏やか。

これは操縦士のセンスではなかろうか。

ブレーキリリースのあと機体が動き始め、スピードが乗ったところからもう一度今度は大きく、
やはり一息ほどのためをもってスロットルが開いてエンジン音が高鳴ります。

スピードが上がっていくにつれ滑走路のガタピシが機体全体を揺るがします。

乗用車のゴムマウントをピロボールマウントにしたときのうるささに似てます。

ここでもうあの機体だとわかります。

車輪がまだ路面を捉えているうちに、機体がふわっと浮くのを感じるのも特徴。

往路の着陸で逆噴射なし。

天気もいいし視界もいいし⋯

と思っていたら復路も逆噴射なし、減速はフットブレーキのみ。

これも787の実力の内なんだろうか。