すっかり秋めいてきた。
秋の祭りも最終段階に入り、昨日は恒例の「こどもまつり」が開催された。
私はその手伝いで参加。
模擬店やら子供たちが楽しめるコーナーが会場となった小学校のグランドや体育館に用意されている。
もちろん子供の引率として親御さんたちも参加している。
吊るし柿のコーナーでは、渋柿がたくさん酔いされていて、皮むきを体験出来て、剥き終わった柿は頂ける。
7~8個ほどをナイロン袋に入れてもらった若いお母さんが「この柿をどうしたらええのん・」などと言っておられた。
私たち老人は「吊るし柿って書いてあるやろ・・・吊るし柿知らんのか?」などとつぶやき合った。
町内のおっちゃんが「親がついてくるくるんやから、ビール売ったら売れるで」と言ってきたのだが、皆から「今日はこども祭りやで」と諭されていた。
のん兵衛はどこにでもいる。
木工コーナーは相変わらずの人気で、父親が無料の材料で本格的なマガジンラックのようなものを作っている親子連れもいた。
釘を打ったことがないのかとしか言いようのないような打ち方を試みる子供が案外と多い。
キリを彫刻刀まがいに使う子もいる。
くぎ抜きを使わせると、力学的にどうみても無理だろうと言わざるを得ない抜き方を試みていたりする。
それを見ているだけでも微笑ましく思えてくる。
今年で33回目となる。
過日ビデオをDVDに変換していたら、私の娘も小学校時代に鼓笛のリーダーで参加していたのを発見。
その娘は今や三人の母親である。
私も歳を取ったはずだ。
祭りはこれで終了。
今月はこのあと撮影会やら飲み会が毎週のように控えている。
秋たけなわである。