シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

裸足の季節

2016年07月15日 | 映画
ここんとこ映画はビデオばかりで劇場へ足を運べていなかった。
ちょっと前は出かけるのもためらう猛暑の日が続き、そしたら梅雨明け宣言をしなかったのが正解の様な雨の日が続きまたまた自宅待機。
なんだかんだと理由をつけているが、要は私が自堕落なのだ。
昨日は朝方の天気が良かったので久しぶりに劇場へ。

真夏が近い。
裸足の季節だ。


というわけで「裸足の季節」を見たが、夏の話ではない。
トルコが舞台で、世情の違いを思い知るが、五人姉妹が瑞々しかった。
僕は「結婚式で初めて相手の顔を見た」という話を聞いたことがあるが、さすがに今の日本ではそんな結婚はなくなったと思う。
トルコはイスラム圏だし、男尊女卑の世界が残っているのだろうし、地方では昔からの因習も残っているようだ。
作中で見ていた景色とラストのイスタンブールの光景の違いに驚いてしまう。

上映はミニシアター。
平日にもかかわらず半分くらいの席が埋まっていた。
年配の方が多いし、僕よりも年上と思われるご婦人連れもおられた。
待合室で話されている内容が、随分と映画に精通されているようで、その会話の盗み聞きが楽しかった。
やはり、映画館は楽しい。
(映画サイトはこちらでフィルムセンター)
コメント
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