まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

努力は必ず報われるの?

2024-06-26 | 弓道
オリンピックが近づき、選手たちは出場を喜び、必ず「努力は報われます!」という。
でも、レベルの高い選手同士戦うとなると、報われる人は一握りで、残りの選手は目標に届かなかったら報われなかった・・となるのか。
全力を出し切ったので、悔いはないと言いつつ悔しさは残るだろう。
悔しさが残るということは、悔いという言葉が心の奥に潜むかもしれない。
果てしなき目標に立ち向かう姿は素晴らしい。

さて、我々の趣味程度の弓道でさえも、努力してひとつ階段を上りたいと思う。しかし、努力しすぎて膝や肩に痛みを感じる時、報われない・・と、心折れる。
どこも痛くないときは、努力が足りなかったのだとしょげる。
日々の稽古で、波があり、のびのび引けて中りが出たかと思うと、次には、この前のあれは何だったのかといぶかる。
かつて、範士の先生の講習の中で、日々同じようにみえるけれど、らせん階段を上っているのだとおっしゃられ心強く思ったものだ。
ところが、年齢を重ねると、らせん階段の手すりにすがり、膝の痛みに悩まされ、それでも知らん顔して引かねばならない状況となる。
分かったような顔をして生徒に教えながら、自分も密かに教えたことを実践し、そのことが間違いないと分かりつつ、身体が若者たちのように素直ではなくなってきたことに気づいたりする。

努力は必ず報われますと言ってみたくて、努力を続けることが喜びなのかもしれない。

ちょっと膝に違和感が。コンドロイチンを飲むという努力も必要なのか。