まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

ついにオーガスタが

2024-06-02 | 暮らし
家を建ててから20年余り。新築祝いに頂いたオーガスタが、わたしの身長より大きくなり、何回か植木鉢を大きくして、大事に育ててきたのに枯れた。
大きくて3本~4本の茎で、入れ替わっては伸びていた。
異変が起きたのは、わたしがコロナにかかった頃だ。
いつもなら、次々と新芽が出てくるのに、大きな葉がぐなっと折れ曲がったのだ。枯れていて2枚の葉は処分した。

わたしのコロナが義母に移り、毎朝食事を運び、汚れ物を洗い、世話を焼いているうちに気づいたら、残った元気な葉が丸まったまま開かず、中を見ると縁が枯れていたのだ。


仕方なく処分することにした。
すごく気に入っていた。大きいので守られている気分だったからだ。
今まで何回か根を切って植え替えたが、しばらくほったらかしていたかも。
鉢をひっくりかえすと、根が伸び切って底の網を抜けていて腐っていた。
日頃の忙しさにかまけて気づかずにいた。
その異変がちょうどコロナの頃に家にいてしげしげ眺めて気づいたことで、コロナが移ったわけではないが、そんな気がした。
外は晴れているが、葬送曲を流したい気分だ。
そこに有るものが無くなるというのは寂しい。