さあ!今年は新入部員が8人も入ったし「がんばりましょうね」
新しい弽を買って、坐してはめることを教えたが、着け終わらないうちに
「あ~、もうだめや~」と、足を崩す、その声をきっかけに、ふたり、3人。
足を崩す。正座が出来ないのだ。そうなると跪座も出来ないわけだ。
素直で可愛らしい子供たちで、楽しそうにやってくる。
チームも組めないほど少ない部員数だが、教えるにはちょうどいいかもと思う。
初心者には手取足取りが必要で、2年生は二人だけだし。
さて、的前に立って足踏みをすると、初めに教えたようにしないのである。
射位に進んでの足踏みは、左足を真横に向け、右足が真っすぐで、先に出した左足に右足を揃えて・・というところで、右足が左足を出した瞬間に、足を寄せずに足踏みの位置にくるりと開いしまう生徒が何人かいて、つい
「チョンボしないで。、習った通りの足踏みをしましょう」と、言うと、みんなが目を丸くして、一瞬静まった。
「チョンボって何ですか?」と、言うので
「えっ!知らん?間違いってこと。ルール違反という感じかな。」
もしかして、昭和の言葉で死語なんかい?と、不安になった。
そして、彼らは「チョンボ、チョンボ」と、口々に言いながら楽しそうに足踏みをしていた。
余計なことを教えてしまったのかなあ。
不適切な言葉だったのだろうか?
麻雀用語であると言っても余計ややこしいだろうな。
左右の拇指を揃える。もう一枚を膝ウラから
左右の踵の上にのせて、ゆっくりと座る。
徐々に時間を長くする。
2)シャワー・お風呂の仕舞い際に、湯船の
中で、浴槽のへりを支えとして正坐する。
ケガの後のリハビリ的なやり方です。
生活の中で正座の機会がなかったようで、全く曲げられず、最後に坐して挨拶するところでも、もぞもぞしている。
ホントに、曲げられる年齢に曲げられないとは!
ありがとうございます。
早速、彼らに教えます。
風呂の湯船でのリハビリは、以前わたしが膝を痛めた時にやったのですが、それを生徒に勧めたら前につんのめったと言われました。
浴槽のへりを支えにするというのを知りませんでした。わたしは、もともと正座が出来たので大丈夫だったのですね。
彼らは全く正座知らず。
可動域が固まったのかな。