Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

こういうところこそ軌道式

2024-07-17 21:12:10 | 交通
ANAの劣化ぶりを指弾するのに合わせたかのように、空港におけるグラハン要員の人手不足を一斉に報じてきましたね。
無人運行で人手不足対応としていますが、これ、なんで軌道式にしないんでしょうね。前後両方に進めるようにすれば、羽田であればターミナルビルの1階部分に「本線」を引いて、そこから三角線気味に駐機場の飛行機横までの路線を伸ばし、飛行機横で荷役すると。ランプバスとは動線を分離し、航空機が極力軌道を跨がないように設計することは可能なはずです。軌道を跨いでははいけないということもないでしょうし。
リニアモーター推進とかにすれば内燃機関も排除できて、温暖化対策も万全でしょう。

事業所の構内とか、また古くは艦船の搭載機や魚雷など重量物の移動に軌道は用いられていましたが、移動する区間が決まっているのですから、トーイングトラクターによる牽引よりも効率的なはずです。駐機場に入る飛行機は1機ですから、駐機場への支線へは1編成が往復する、というスタイルでいいはずですし。(貨物量によっては2往復以上必要だが) 

トーイングトラクターだと必ず牽引になるので、機側で周回するスペースも必要になりますが、往復運行であれば省スペース化も可能です。(航空機の取り回しに必要なスペースの方が広いですが)そして軌道式だと停車位置がほぼ固定できますので、コンテナの積み下ろしから機内への搬器まで自動化も視野に入ります。

旧国鉄では貨物のハンプヤードで半世紀近く前に実用化されていたリニアモーター方式の応用とすれば、枯れた技術で整備できるでしょうし。
そうそう、牽引車も軌道式に出来ないもんですかね。あとは羽田の沖止めなんかは無駄な建物をつくるくらいなら、茨城空港のように牽引車不要のv駐機にしたほうが人手不足に対応できそうです。