今朝の朝日(千葉版)に、銚子市が28日の市議会全員協議会で2017年度にも「破綻」する可能性が高い事を報告したという記事が出ていました。
財政調整基金も今年度末で枯渇し、このまま行くと夕張市のような事態になると言う見通しです。
年初に自主再建を断念して、県や市に支援を求めている銚子電鉄の命運もこうなると全く極まったわけで、基本的な行政サービスすら最小限、我慢できるものは我慢という財政再生団体の「掾vを考えれば、銚子電鉄へ市が出融資することなどありえません。
銚子市への入り込みが回復し、鉄道利用の増大と濡れ煎餅の売り上げ増になれば、内野屋時代の不祥事が尾を引いての補助無し時代のように、なんとか濡れ煎餅の上がりで収支を償えるのですが、そのビジネスモデルが入り込みの減少で崩れている現状では絶望的な状況です。
一方で、いすみ鉄道への「手厚い」県の支援を考えると、銚子電鉄とのバランスが気になります。
いすみ鉄道への支援でやっていることは、いすみ鉄道でなくても出来るようなことです。いすみ市や大多喜町といった地元夷隅郡市の経済にどれだけ還元されているかと考えると、甚だ疑問です。
それに対して銚子電鉄はどうか。地元利用はかなり厳しいものの、観光利用が太いわけです。
銚子電鉄自体が目的と言う面も否定しませんが、犬吠埼など銚子観光の一部として機能しており、銚子電鉄と言うツールは地元銚子市の経済に確実に寄与しているのであり、もしここに県の補助を投入したとしても、いすみ鉄道のように事実上のワンスルーにはならないでしょう。
銚子駅から犬吠埼まで観光客をどう輸送するか、というテーマもあるわけで(岬巡りバスの設定もあるが、メ[トタワー経由で時間がかかる)、県を代表する観光地の一つである犬吠埼観光の根本にかかわる問題が生じかねない難しい問題を抱えています。
銚子市の「破綻」が現実味を帯びる中、市の再建を考えると、やはり観光業の立て直しは重要な対策であり、早期の再建と言う観点からも、銚子電鉄の取り扱いはやはり議論の対象とすべきです。
そうなると、県としていすみ鉄道とのバランスをどう考えるのか。税金を投入しての現状を見ると、優先順位が違う気がします。
財政調整基金も今年度末で枯渇し、このまま行くと夕張市のような事態になると言う見通しです。
年初に自主再建を断念して、県や市に支援を求めている銚子電鉄の命運もこうなると全く極まったわけで、基本的な行政サービスすら最小限、我慢できるものは我慢という財政再生団体の「掾vを考えれば、銚子電鉄へ市が出融資することなどありえません。
銚子市への入り込みが回復し、鉄道利用の増大と濡れ煎餅の売り上げ増になれば、内野屋時代の不祥事が尾を引いての補助無し時代のように、なんとか濡れ煎餅の上がりで収支を償えるのですが、そのビジネスモデルが入り込みの減少で崩れている現状では絶望的な状況です。
一方で、いすみ鉄道への「手厚い」県の支援を考えると、銚子電鉄とのバランスが気になります。
いすみ鉄道への支援でやっていることは、いすみ鉄道でなくても出来るようなことです。いすみ市や大多喜町といった地元夷隅郡市の経済にどれだけ還元されているかと考えると、甚だ疑問です。
それに対して銚子電鉄はどうか。地元利用はかなり厳しいものの、観光利用が太いわけです。
銚子電鉄自体が目的と言う面も否定しませんが、犬吠埼など銚子観光の一部として機能しており、銚子電鉄と言うツールは地元銚子市の経済に確実に寄与しているのであり、もしここに県の補助を投入したとしても、いすみ鉄道のように事実上のワンスルーにはならないでしょう。
銚子駅から犬吠埼まで観光客をどう輸送するか、というテーマもあるわけで(岬巡りバスの設定もあるが、メ[トタワー経由で時間がかかる)、県を代表する観光地の一つである犬吠埼観光の根本にかかわる問題が生じかねない難しい問題を抱えています。
銚子市の「破綻」が現実味を帯びる中、市の再建を考えると、やはり観光業の立て直しは重要な対策であり、早期の再建と言う観点からも、銚子電鉄の取り扱いはやはり議論の対象とすべきです。
そうなると、県としていすみ鉄道とのバランスをどう考えるのか。税金を投入しての現状を見ると、優先順位が違う気がします。