Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

ビールまつり

2010-07-30 23:25:00 | 交通
北総線矢切駅前の「矢切ビールまつり」、今年で16回目を迎える伝統行事に成長しました。



沿線で今夏一番の話題のはずの「スカイアクセス」の文字が一言もないあたりに、通過されるだけ、しかも通過追い越しが多発する矢切駅の複雑な感情がうかがえます、と言ったら穿ち過ぎでしょうか。

で、ャXターを見ていてあれっと思ったことが。



ビールを飲むだけでなく、各種イベントがあるから下戸の方や未成年者も来るから必ずしもおかしくは無いんですが、「ビールまつり」で、「駐車場、駐輪場はありません」というのも、そもそも間違っとるぞ、と突っ込みたくなります。



大戦終結の日

2010-07-29 23:37:00 | 時事
ロシアが9月2日を「大戦終結の日」とする法律を制定しました。
当初は「対日戦勝記念日」としていたのが日本に配慮してかややマイルドになっています。

これに対して、旧ソ連の対日参戦は日ソ中立条約を破って侵攻した国際法違反、侵略行為であると産経が批判していますが、国際社会においてソ連の対日参戦を違法行為につき無効、とする流れにない以上、その批判が受け入れられる余地は少ないです。

さて産経の記事で気になったのは、日本政府の弱腰を批判するくらいということ。
逆に、9月2日が旧ソ連にとって対日戦争が終結した日かどうか、その検証がされていません。

第二次大戦の終結は8月15日ではなく、降伏文書に調印した9月2日であり、その「正しい知識」をリマインドさせる今回の措置はよかったです。
しかし、「対ソ戦の終結」という意味では実は違うのです。

休戦が成立していた8月17日に旧ソ連は占守島に侵攻してきました。
そして一時はこちらが互角から優勢という勢いでしたが、結局は大規模な反撃はしないということで、ソ連の侵攻に任せるがままになり、次第に根室半島まで追いつめられてしまいました。

そして最後の歯舞諸島の占領が完成したのは9月3日です。

この齟齬は実は有名ですが、降伏文書に署名をした時点ではまだ占領は完了していません。
そういう意味では、「本当の終戦」である9月2日を覚えさせる意味がありますし、旧ソ連が数々の「違法行為」を繰り返してきたこともチェックできそうです。





弄ばれた死刑囚

2010-07-29 00:14:00 | 時事
千葉法相がそれまでの姿勢を180度変換して死刑執行に踏み切りました。

死刑が確定しているのに執行されない異常事態の正常化ということで歓迎すべき事態なんですが、素直には評価できないのも事実です。

参院選で落選して、任期満了とともに「明日からは民間議員です」というふざけた看板の鰍ッ替えを押しきろうとしているわけですが、その批判を少しでもかわそうとする目的が透けて見えるからです。

しかも執行の署名をしたのは任期満了の前日だそうで、「議員としての大臣の任期中」に実績があるのだから無問題、と強弁しているわけです。

そもそも落選した時点でいわゆるレイムダックなわけです。
その時点でアリバイを作っても意味がありません。

一番気の毒なのが執行された死刑囚でしょう。
もちろん確定判決ですから執行されるべきなんですが、その運命がこんな「政治的理由」で決まってしまうとなると、いかに死刑囚とはいえ、人の命をもてあそんでいる感じがします。

早朝のモノレール

2010-07-27 23:13:00 | 交通
今週は久々に津田沼リムジンを使いましたが、前回までは早朝の羽田アクセスを色々試してました。

京急については2回ほどここでもご紹介しましたが、そのラストはモノレール。
東京地下駅に5時44分に着き、地上ホームへ急ぎ、京浜東北線に乗って浜松町へ。そうすると6時の空港快速にギリギリ間に合います。


(中央通路を新幹線へ急ぐ人々)

東京駅では新幹線に乗り継ぐと思しき人波があり、浜松町経由とみられる人も多いです。


(京浜東北線にもそれっぽい人々)

浜松町ではキャリーバッグを転がす人の大群が連絡改札に向かっています。


(浜松町の連絡改札)

面白いのは流通センターはじめ沿線の事業所需要も多いようで、空港快速を見送って次の普通に並ぶ人も多いこと。早朝の意外な一面です。


(朝のラインナップ)

ちなみに浜松町駅の案内表示は行先を「羽田空港第1ビル、第2ビル」としていますが、国際線駅が開業する10月以降はどうするのでしょうか。まさか3段書きかスクロールか。

空港快速の車内は意外と空いています。浜松町の様子から見るともっと混んでいる印象でしたが、列車のキャパが大きいのか。

羽田空港第2ターミナル到着は6時19分頃。津田沼リムジンからは25分遅れており、神戸行きNH411の搭乗手続きは終わってますが、40分発の便はまだ乗れるタイミングでした。




名古屋場所が終わったが

2010-07-27 20:18:00 | ノンジャンル
名古屋場所が終わりました。白鵬が3場所連続全勝優勝、双葉山、千代の富士に次ぐ47連勝まで伸ばした連勝と、何とか話題をつないだ感がありますが、反面、場所前に、場所の開催すら危ぶまれるとされた数々の問題の解決については程遠い状況で、これで幕引きどころかこれから本番といった状況です。

さて、場所の終盤から千秋楽直後にかけて、なんとも不可解な動きがありました。
まずは理事長代行の問題。外部から招聘した元検事長が場所終了で退任し、出羽海が後任になるという報道に耳を疑いましたが、結局そのまま留任となっています。

上述の通り、何も解決していないような状態で、「改革」を任務としているはずの代行があっさり交替、しかも親方衆にバトンタッチというのは、これでは名古屋場所を開催するためのメ[ズだったと言われても仕方がありません。
しかも出羽海は武蔵川の本家筋。立場的には三役経験はあるが平幕が長かった鷲羽山と横綱まで登り詰めた三重ノ海という現役時代の関係を見ても、規定の禅譲路線というよりも、院政の誹りを免れない交替になるところでした。

結局は出羽海から維持員席問題の報告がなかったことを咎めて交替は流れたんですが、維持員席の問題は特別調査委の委員の関係者云々というよりも、使わない維持員席を茶屋が仲介して外部に流していたという構造的な問題が根底にあるわけで、それを考えたとき、出羽海と茶屋の関係の深さを考えると、代行就任というのはこれ以上ないブラックジョークといえます。

そもそも何も終わっていない、片付いていない段階で早くも内部関係者にバトンタッチということ自体が不見識ですが、代行留任を拒んだ理由が「家族旅行があるのに」というのには恐れ入るばかりです。
場所中に「本業」の弁護士稼業の為にちょいちょい名古屋を抜け出した責任感の無さに加え、結果を出さずに家族旅行を優先して逃げようとする姿勢。論外の極みでしょう。

もう一つ、開いた口が塞がらなかったのが横審の会見です。
賜杯の授与はやったほうが良かった、中継もやったほうが良かったというコメントは、関係者としての反省のかけらも無い能天気なコメントです。

外部委員や特別委の登用により、元祖外部委員ともいえる横審が無視されたことへの批判も出てきましたが、そもそもこの「なんちゃって外部委員」が機能しなかった、という大前提が、横審無視という結果になったという自覚に全く欠けています。

朝青龍の懸賞の受け方にケチをつけても、白鵬の花札賭博は無問題。おまけに解雇された琴光喜を持ち上げていたような委員が重用されていたような横審に今回の対応を期待する人などいません。それへの反省のかけらも無く、批判するというのは何たる非常識か。そういったコメントの主を見ると、メディアのトップや梨園の大御所など、世間感覚、一般常識の対極にある社会に棲息しているというのは偶然ではないでしょう。

このままだと、おそらく「1場所の謹慎」で終わりにして、秋場所は普段どおり、ということになるんでしょうが、「そうは問屋がおろさない」という「当たり前の常識」をきちんと突きつけるべきでしょう。