Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

このブログについて

2037-12-31 23:59:59 | お知らせ
管理人の本音?が色濃く出てますが、まあお付き合いのほど。
当然ですが、これらの論説、雑文、書きなぐり等は管理人の個人の責任で行われるものであり、管理人が実際に属する企業や団体の意見や方針とは異なります。

今度は最初から敦賀回りを意識

2024-08-15 18:52:33 | 交通
お盆のUターンを直撃しそうな台風7号ですが、東寄りに逸れつつあるのを見ると東海道新幹線の終日運休はどうよ、という感じですが、一方で16日午後の最接近時には945ヘクトパスカルで最大瞬間風速60メートル、そして暴風圏は半径210㎞とあるので、可航半径とはいえ北からの暴風が厳しい感じです。
東京から北への新幹線は一部間引きという感じで運行をする構えですが、逆にこっちがどうなるか心配な面もありますね。大雨次第では離れた北関東での豪雨も予想されますし。

しかし北陸新幹線が動くとしているので、東海道新幹線の代替として東京行きの臨時2本の運行が決まっています。
そしてそれにつながる「つるぎ」に接続する「サンダーバード」の臨時便が出ますね。保線用車両のトラブルで終日運休になった時にも運行された「サンダーバード(異常時」として発売される列車です。普通車全車自由席とありますが定期便が全車指定席なので特定特急券扱いで発売され、列車指定は無くただ「異常時」と書かれた隠しキャラです。おそらく混乱時に発売する口座なんでしょうが。「サンダーバード」」は新大阪始発で、最終的な臨時「はくたか」の1本は上野止めとなかなかレアです。

西へ帰る臨時は出ないようですが、こちらは東海道新幹線で急遽今夕から今夜にかけての設定臨が5本運行されるようです。ただあくまで全車指定席と強気ですね。明後日朝に影響が残ることを考えたら今日中の西下が正解なんですが、まあ「満席」で諦める人が出ると罪作りです。
なお一部の「のぞみ」は山陽区間も含めて運休になっていますので要注意です。全車指定ですが16連詰め込みの輸送力列車が消えるので、影響は小さくないでしょう。



レイムダックの次に出てくるのが

2024-08-15 18:51:26 | 時事
首相が突然の党首選不出馬表明で秋の政局は「新人●頭立て」のレースになることになりました。厄介なのは首相の退陣は党首選のあとになることで、約1ヶ月の「レイムダック」状態が続くわけです。奇しくもアメリカがその状態で、バイデン大統領が大統領選から降りたことで、大統領選までの約3ヶ月間の「レイムダック」となっています。改選期だけど再選するかもしれない、再選の可能性が高い、となれば任期間近でも影響力は大きいのですが、あと数ヶ月で退任する、と分かっているトップが影響力を行使できるのか。特に現政権の政策の継続性が怪しい場合は、あらゆることが先送りされて決まらないでしょうし、外交交渉その他も足元を見透かされた格好になります。

「レイムダック」と無邪気に使うメディアもありますが、それは日本語に直すと「足の不自由なアヒル」であり、意味は「役立たず」で、ポリコレ以前は露骨なワードでアヒルを修飾していました。転じて政治の世界では概ね「死に体」のリーダーを指すわけですが、政権交代時の短期間ではなく月単位で継続することを総じて意味するようです。

米大統領選は前大統領と現副大統領の争いとなっていますが、世界も米国の「支援」(軍事支援)を当てにしていますから帰趨に注目が集まっています。政権の行方次第で大きく変わりますから。まあこれは二大政党制により概ねの方向性が見えているからこその議論であり、「アメリカの政策」として大きく外れていません。
一方で日本はというと、政権与党内の争いに過ぎず、大筋では変わらないという見方も出来ます。ゆえに政局大好きの政治部筋を中心に必死に「盛り上げて」いるわけですが、その候補者の「本質」には決して触れることなくどうしようもないサイド情報だけ繰り出すあたりが政治部というメディアの伏魔殿の害悪と言えます。

首相の出馬を前提に、閣僚や現行の党要職が出馬声明というのはおかしい、という牽制論もありましたが、首相が出馬しないのなら、とタガが外れた格好です。
しかしそういう自由な条件下で出てきた面々は日本の宰相たる人材か。我が国をずたずたにしてなお足を引っ張る元祖改革屋政権の四世議員は政権与党のネット工作員の手にかかれば世間もコロッと行っちゃうんでしょうが、環境大臣レベルでも「セクシー」くらいしか記憶にない無能ぶりで、改革屋の傀儡として我が国破壊の総仕上げのリスクが高いでしょう。

とはいえ毎度の面々も「政策」が筋を通した形で知られているわけではなく、ヒョーロンカ肌の人材しかいません。「政治家」としての重みに欠けるわけで、我が国の宰相の器ではありません。世間の人気が高い改革屋大臣もそうですね。改革屋の例にもれず「自分事」として泥を被る、汗をかくということはしないというのが露呈しています。疑惑も見え隠れしますしね。

そして急浮上してきた経済安保で閣僚経験のある若手ですが、ネット世論には受けがいいタカ派ですが、なんでこの人物が急浮上したのか極めて謎というか、ミソギが済んだとしてわらわら湧いてくるさきがけなのか。そう、統一教会との関係が指摘されていることが忘れ去られています。閣僚の座を明け渡したのもそこに原因があると言われているというのに。確かに世代的には親からあまり聞かない世代ですし、大学で「原理」が指摘される時代でもなかったとはいえ、一般常識として統一教会の問題を認識していないというのは不勉強の極みですし、分かって接していたとしたら一発レッドカードです。

そういう低レベルな、国を誤らせかねない候補しかいないというのは我が国の不幸ですが、しかも党員と国会議員だけで決めてしまうということは、ムラ社会の論理で決まるということです。それで来年の各種選挙が耐えられるのか。ちょうどぼろが出るころでしょう。来年の上半期なんかは。そうして印象最悪で参院、衆院とも改選となるとなにが起きるか。そして政権担当能力が皆無で批判だけのヒョーロンカしかいない野党が政権を取るという悪夢もあり得るだけに、八方塞がりです。





基本事項と思っていたが

2024-08-15 18:50:37 | 交通
ネットニュースに青春18に関する記事が出ていました。若者が鉄道に接しなくなった時将来の選択肢足り得るのか、という問題提起はその通りですし、例示した過去のキャンペーンも輸送力のギャップだけでなく、「旅行をする」という習慣づけで大きな効果があったことも事実です。

しかし若いライターなんですかね、まあ見事に間違いが多いわけで、ワイド周遊券がミニ周遊券のあとに発売とは眩暈がします。ミニ周遊券より10数年早く「均一周遊券」として発売された老舗ですよ。ちょっとでも鉄道を知っていれば間違うはずもない事項ですが。青春18を生んだ国鉄のキャンペーンは確かに「いい日旅立ち」ですが、青春18が生まれたころは既に下火で、人心一新で2年後の1984年からは国鉄最後のキャンペーンとなる「エキゾチックジャパン」が始まっています。青春18の普及という意味では「エキゾチックジャパン」とともに、と言う方が正しいかもしれませんね。

そして「いい日旅立ち」を例示するのであれば、なぜ「Discover Japan2」のサブタイトルを無視するのか。DJキャンペーンがフェードアウトして「一枚のキップから」になりましたが期待した話題にならず、2年足らずで「いい日旅立ち」が出たんですが、このサブタイトルは露骨に「DJキャンペーンの夢よもう一度」でした。当時の報道もそう解説していましたから。なおDJキャンペーンは、鉄道博物館の101系の中吊りなどで一部見れました。今でも通用するというか、今にしても通じるというよりもとんがっているデザインですよ。これが半世紀以上前とは思えません。



お盆期間を狙い撃ち

2024-08-14 18:50:17 | 交通
南海トラフ臨時情報で一気に冷え込んだ移動需要ですが、おそらく日向灘地震だけなら「ふーん」で済んだのでしょうが、翌日に発生した神奈川県西部での震度5弱が国民各層に一気に危機意識を植え付けたのでしょう。神奈川県西部は南海トラフの想定震源域の外ですが、素人目には想定震源域の西端と東端で発生、ということが危機感を煽っています。
一部海水浴場の再開とか平常化も進んでいますが、新幹線の減速や特急列車の運休が続いており(8月15日夕刻から再開)、さらに台風の相次ぐ襲来もあってお盆休みがズタズタになった格好です。16日の東名間の新幹線終日運休も決まりましたし。

ネット界隈ではこういう時に相反する意見が出ているわけです。端的なケースではCovid19だと「コロナは風邪」と言い切ってリスク対応をせせら笑って否定しているのですが、今回も同様に「あれは政府の陰謀」とか言って否定すればいいのに、声が上がっていませんね。見事なダブスタです。
一方で警報やそれに伴う運休を絶賛する勢力は、まさかの29都府県への波及で、さらに東海道新幹線の減速など「自分事」になったわけですが、日頃の主張であればそれは当然、外れても文句を言ってはいけない、とこれまで身勝手運休などで迷惑を被った人のことなど知ったこっちゃないスタンスだっただけに、何も言えない格好です。このあたりはまだダブスタにはなっていませんからまだ救いがありますが、この程度であっけなく公共インフラがストップ、麻痺するという前例を作ってしまったことをどう評価するかでしょう。

まあ上記の通り、台風7号対応で東海道新幹線が東名間での運休を決めたことで、このお盆休みは減速に加え、神奈川県西部の地震の影響や、設備トラブルもあり散々です。自然災害相手にとやかくは言えませんが、北陸新幹線などの代替ルートの確保、確立など「維持」を前提にした対応が課題でしょう。