Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

灘違い

2008-06-23 00:20:39 | ノンジャンル
土曜の朝日新聞夕刊に「お祭り写真クイズ」という記事があるんですが、大阪本社版にこの週末掲載された写真は「けんかまつり」と題され、神輿が激しくぶつけられている写真が出ていました。

で、クイズは「何とかの」けんかまつりということで、その地名を当てさせるのですが、そのヒントが「生一本?」とあります。

もうお分かりの方はこの時点で激しく脱力されたと思いますが、播州の秋を彩る秋祭り、その中でも有名な「灘のけんかまつり」がその答え。そして確かに「灘の生一本」という言葉もあります。
しかし、けんかまつりの「灘」は姫路市白浜であり、生一本の「灘」は西宮市~神戸市灘区の阪神間で、全く別物です。

そこらへんは判っての「?」のつもりかもしれませんが、それはあまりにも姑息な逃げでしょう。
普通に見れば、天下の朝日新聞が姫路の灘と神戸(西宮)の灘をごっちゃにしたとしか読めません。

写真は去年の「けんか祭り」で山陽姫路駅に掲げられた、直通特急が白浜の宮に臨時停車する告知です。



YからFへ

2008-06-14 23:28:21 | 交通
副都心線が開通しました。
13号線と呼ばれていた時代が長く、かつずっと「計画」だっただけに、その開通がアナウンスされたときには「こんなに早く?」と戸惑った程です。

「13」号線からの「改称」といえば、首都高の13号地ランプも臨海副都心ランプに改称されていますが、奇しくも13から副都心という同じパターンです。



さて、その陰で消えたのが「新線池袋」です。
もちろん廃線、廃駅ではなく、副都心線の池袋になっただけですが、ラインカラーだけ副都心線(13号線)に割り当てられていた茶色を用いていた「(有楽町線)新線」の名称とともに消えました。





同時に準備工事だけしてあった要町、千川の副都心線ホームも供用開始。小柱・エまでのノンストップも消えました、と思いきや、急行運転で維持されましたが。



乗り入れ各社での「新線池袋行き」も見納めです。



ちなみにここ神戸にいてやぶにらみ的に思うのは、まあ副都心を縦貫する重要新線ではありますが、全国ニュースで大きく取り上げるほどなのかな、ということ。
秋の京阪中之島線開通、さらに来春の阪神なんば線開通という関西の大型新線開通のニュースがどのように取り上げられるのでしょうか。

余談ですが、CX系の情報番組で、東京メトロ初の急行運転、と今回の新ダイヤを持ち上げていましたが、通過運転なら東西線「快速」がもう40年もやってますし(地上区間だけといわれることも多いですが、通過駅のうち南砂町は地下駅です)、「急行」なら都営新宿線にあるわけで、「初」なのが「メトロの急行」というのは言葉遊びに近いですね。



居酒屋タクシー

2008-06-10 00:47:47 | ノンジャンル
「居酒屋タクシー」が問題になっています。
深夜霞が関で官僚の帰宅を狙うタクシーが、車内でビールを提供したり、商品券などの「お礼」を渡しているそうです。
また公務員か、と世論の厳しい目が官僚に向けられています。




確かに商品券などの「現金等価物」を受け取るのはまずいでしょう。
しかし、ビールは、となると正直言って微妙です。
私自身(民間企業勤めですが)、東京時代には千葉県下の家まで1万円超ということもあり、タクシーに乗ればビールはありませんでしたが、飴やおしぼりあたりのサービスはざらにあったわけですし、ソフトドリンクのサービスも数は少ないですがありました。

車内でのサービスという意味ではこれが公務員絡みでなければ「アイデア商法」となっていた可能性が高い話ですし、価格的に見ても、たとえばサービスで夕刊紙や週刊誌が置いてあったとすれば金額的には然程変わらないわけです。

特定のタクシーが省庁を張ってるということには、癒着かなにかを感じる向きが多いのでしょう。しかし深夜タクシーに繁華街ではなく会社などから乗ったことがある方なら先刻承知でしょうが、省庁ならずともタクシー代が出る企業の前には残業帰りを狙った個人タクシーが何台か待っているのが通常です。
法人タクシーと契約すれば、と思うかもしれませんが、そうなると特に省庁の場合、どの法人を選定する(契約する)かが問題になるわけで、入札を経るにしても、省庁側から特定の法人を選定することになります。

要は営業努力の域なんです。社宅や独身寮の位置にもよりますが、長距離の可能性が高い残業帰りをターゲットにしている運転手は、社宅や独身寮の位置を覚えていますから、場所を告げれば小一時間前後の道中、安心して寝られるわけで、家に着いたら起こしてもらえます。
そういう努力をしている運転手が各社、各省庁の前にいるわけです。

これはありがたいサービスなんですよ。これと反対の事例として、ウチが受ける側の夜席でお客様からタクシーの手配までしてもらうこともありますが、そういうときの運転手(往々にして法人タクシー)は家の位置などわかりません。
取り敢えず高速のICを告げて、そこまでは何とか休む、ということが多いのですが、「京葉花輪で降りて成田街道へ」と言っても、花輪を降りて中野木と前原西で曲がることが覚束ないのならまだしも、花輪ICの手前で「お客さん、どう行くんでしたっけ」というような怪しい運転手も多々いるわけです。

道に迷うくらいならまだいいほうで、規制や急カーブの存在などに明るくなく、事故につながりかねないケースだってあるわけで、上記の例でいけば、成田街道に入り、宇津木堀の新京成の踏切に気がつかず、一時停止はしないわ、カーブでカントが付いた線路をまたぐため段差が激しいのに徐行しなかったので、タクシーは大きく跳ね、私は天井に頭をぶつけた、なんてこともありました。

初めに戻れば、確かに公務員は見返りを求めてはならない立場にあります。しかし、いかなるサービスを受けてはならない、となるとどうでしょうか。
公費での出張で利用したホテルや飲食店などで「サービスです」と善意でプラスαのもてなしを受けるのもこの伝でいえばアウトになってしまいます。

まあ、どこで線を引くかは難しいですが、あまり杓子定規でもまずいでしょう。
そして鬼の首を取ったように批判するメディアの記者は、社費でいつでもどこでも自分のために来てくれるハイヤーで移動しているだけに、お前が言うな、と減らず口の一つも叩きたくなります。
ましてやこれが原因でこの手のサービスはともかく、会社での客待ちがなくなったらいい迷惑です。




かしこい?カーナビ

2008-06-10 00:11:25 | 交通
週末、ちょっとクルマで遠出をしました。
ガソリン暴騰のおり、エコ走行に徹してみたところ、インパネの燃費計でリッター17㎞、その後GSで給油時に満タン法で計算しても15km後半と、ミニバンとしては良い走りでした。

さてその道中、今回は時間の関係でやらなかったのですが、ETC通勤割引の関係でよく降りて乗り直すICが途中にあります。
するとすっかりそれを覚えたのか、カーナビがそこでの乗り直しを指示するのです。音声で「まもなく、左方向です」とオフランプへ誘うのですが、いらんことは覚えるもんです。

というのも、目的地の最寄りのICまで乗らずに、手前で降りてバイパスを走るのが、上記の乗り直しよりも頻度が高いのに、未だに覚えないんです。
実は自宅そばでもいったん少し回り道してスーパーに寄ってから帰ることが多かったので、立ち寄りを指示するようになりましたが、本当に必要な「別ルート」は覚えないのに、どうなってるんでしょうね。



USJその2

2008-06-10 00:01:30 | ノンジャンル
さてUSJですが、お笑い系(爆)はともかくとして、目立ったのが水と火です。
以前届け出よりも多めに火薬を使っていたのが露呈したほどの気合いの入りよう(激違)ですが、さすがに迫力はありましたね。TDRとは全く違う楽しみといえます。

で、火のほうはさすがにゲストに火の粉が、というわけにはいきませんが、水のほうはなんというか、もうやりたい放題という感じですね(笑)

アトラクションの入口には「水がかかります」との注意書きが。
ふんふん、と鼻で笑って、水しぶきが、という感じで高をくくっていると「話が違うぞ」となります。

ネタバレすれすれですが、ジョーズのアトラクション。建屋の中で突如構造物が壊れて水面に、とそこでボートに乗ってるゲストに水しぶきがかかる、のなら凡百のアトラクションでしょうが、そこはさすがUSJ、水面を叩いた構造物が起こした波が舷側を越えて船内に流れ込みました。

そりゃ浸水でんがな!と座席を洗う水に慌てふためくゲスト。いやいや、迫力あります。



そしてアクションショー仕立てのウォーターワールド。これは一見の価値がありますが、入口にある「水がかかります」にもはや不感症になって入場するとどうなるか。

前列、ここは水がかかりますと指定されたエリアがありますが、そんなの関係ねぇ!の世界でした。
ショーが始まる前に(というかそれもショーのうちですが)、俳優がバケツを持ち出して前列のゲストに水をぶっかけます。いやマジでぶっかけます。
そのうちバケツを持って客席の通路を歩き、中段の座席でゲストにぶっかけたりもします(驚)中には水をかけるかと身構えたら、俳優が水をかぶって濡れた服で抱きつくという荒技も(鬼)

もう水ぬれエリアもヘチマもないという感じですが、「水がかかります」じゃないだろ、「水をかけます」だろ、と言いたくなります。

まあやりたい放題でしたが、それも楽しみのうち、びしょ濡れになって文句を言うような野暮は口うるさい関西でもいないですね。