Straphangers’ Room2022

旧Straphangers' Eyeや習志野原の掲示板の管理人の書きなぐりです

続々・誰得のタイ国鉄情報(現地の様子編)

2020-05-31 17:57:00 | 交通
さて特派員くんからの現地の様子の情報です。

正面が閉鎖されて横の1ヶ所に限定されている出入りですが、だいぶ「緩く」なったみたいで、取り敢えず入構は検温(サーモグラフィ)を通過できれば出来るそうです。

乗車する場合は問診票兼証明書が配布され、記入のうえ窓口で購入という七面唐ュさいシステムに。



なお窓口の上の発車案内が寂しいですね。17時前というと夕方の近郊列車に加え、各方面への長距離夜行が目白押しだったのですが。(超長距離の南本線夜行は昼下がりの発車も多い)



待合室はソーシャルディスタンスの徹底。



そしてホーム側に出ると、結構撮り鉄がいたそうです(爆)

車内で着用したマスク捨て場があるのはどうなんでしょうね。このボックスは一番ヤバそうです。



趣のあるドーム状の構内ですが、列車の姿が少ないのは寂しいようです。



停車中の列車は翌朝の臨時急行9071列車ウボンラチャタニー行き。後方に2等車2両。あとは3等車。



17時以降に出る近郊列車はこの3本だけ。



DC1本、PC2本です。



構内はホームレスというかジベタリアンが多いので、屋根下のスペースが日々縮小しているそうです。



そして地下鉄の通路もセキュリティチェックの場所が改札付近に移動し、通路にある地下鉄やバスの歴史パネルの照明も落ち、淋しい限りだそうです。



あっ、地下鉄(MRT)構内は撮影禁止ですから念のため。(この通路や王宮近くの駅の装飾はみんな撮影してますが)






続々・誰得のタイ国鉄情報(前回の情報の訂正)

2020-05-31 17:41:00 | 交通
先日誰得のタイ国鉄情報として5月18日からの臨時急行の運転をお伝えしましたが、現地から新しい情報が入ってきました。

元の書き込みにも補足していますが、南本線ハジャイへの9085/9086列車が5月23日バンコク発から終点ハジャイがあるソンクラー県と手前の県のロックダウンの影響でこれらの県の手前になるトゥンソンでの折り返しになり、さらに迎えがない人は駅から出ることも許されず翌朝の列車で強制送還という情報をお送りしましたが、以下の通り修正します。

5月24日バンコク発9085列車と折り返しの5月25日トゥンソン発の9086列車から運休になっています。

また南本線のトンブリ<Tーラーヤー間に5往復設定されている通勤ディーゼル列車は運転しています。
東本線の早朝の列車も公式に掲載されています。

これらと現地からの土休日運休情報も追加した情報を再掲します。


北線系統:北本線
臨時急行9051列車 ファランメ[ン530→チェンマイ1830
普通201列車 ファランメ[ン925→ピッサヌローク1755
通勤301列車 ファランメ[ン1630→ロッブリー2000
通勤317D ファランメ[ン1725→ロッブリー2020 ※通常は土休日運休だが公式に表示なし。駅の表示で運休を確認

通勤302列車 ロッブリー440→ファランメ[ン815
通勤318D ロッブリー600→ファランメ[ン905 ※通常は土休日運休だが公式に表示なし 駅の表示で下り317Dの運休を確認
普通202列車 ピッサヌローク605→ファランメ[ン1405
臨時急行9052列車 チェンマイ530→ファランメ[ン1830


東北線系統:東北本線・ウボンラチャタニー、ノンカイ方面 
通勤339D ファランメ[ン520→ケンコーン805  ※土休日運休
臨時急行9071列車 ファランメ[ン600→ウボンラチャタニー1455
臨時急行9075列車 ファランメ[ン700→ノンカイ1640
通勤341D ファランメ[ン1700→ケンコーン2015

通勤342D ケンコーン505→ファランメ[ン840 
通勤340D ケンコーン845→ファランメ[ン1110 ※土休日運休
臨時急行9072列車 ウボンラチャタニー600→ファランメ[ン1450
臨時急行9076列車 ノンカイ700→ファランメ[ン1635


南線系統:南本線・スパンブリー支線・ナムトク支線 ※臨時急行9085列車/9086列車は運休中
通勤471D トンブリ420→サーラーヤー450
通勤473D トンブリ545→サーラーヤー615
通勤475D トンブリ712→サーラーヤー745
普通255列車 トンブリ730→ランスアン1815
普通257列車 トンブリ750→ナムトク1235
通勤355D ファランメ[ン1640→ノンプラドック1825→スパンブリー2015 ※ノンプラドック以遠運休中
通勤477D トンブリ1650→サーラーヤー1720
通勤351列車 トンブリ1825→ラチャブリー2030
通勤479D トンブリ1930→サーラーヤー2000

通勤472D サーラーヤー510→トンブリ540
通勤474D サーラーヤー620→トンブリ653
通勤352列車 ラチャブリー500→トンブリ710
通勤356D スパンブリー430→ノンプラドック604→ファランメ[ン805 ※ノンプラドック以遠運休中
通勤476D サーラーヤー825→トンブリ855
普通254列車 ランスアン545→トンブリ1610
普通258列車 ナムトク1255→トンブリ1740
通勤478D サーラーヤー1740→トンブリ1815
通勤480D サーラーヤー2005→トンブリ2035


東線系統:東本線
通勤379列車 ファランメ[ン415→ファタケ510 ※通常は土休日運休だが公式に表示なし
普通275列車 ファランメ[ン555→バンクロンルック1117
通勤389D ファランメ[ン1210→チャチューンサオ1330
普通277列車 ファランメ[ン1525→カビンブリ1820
通勤371列車 ファランメ[ン1740→プラチンブリ2032
通勤383列車 ファランメ[ン1825→チャチューンサオ1940 ※通常は土休日運休だが駅の掲示で運転を確認

通勤380列車 ファタケ600→ファランメ[ン710 ※通常は土休日運休だが公式に表示なし
通勤384列車 チュチャーンサオ545→ファランメ[ン745 ※通常は土休日運休だが下り383Dが運転しているのを確認
通勤372列車 プラチンブリ500→ファランメ[ン815
普通278列車 カビンブリ630→ファランメ[ン1015
通勤390D チャチューンサオ1405→ファランメ[ン1525
普通276列車 バンクロンルック1353→ファランメ[ン1940


メークロン線系統:東側
普通4321D ウォンウィエンヤイ700→マハーチャイ758
普通4305D ウォンウィエンヤイ835→マハーチャイ928
普通4323D ウォンウィエンヤイ1040→マハーチャイ1139
普通4315D ウォンウィエンヤイ1320→マハーチャイ1415
普通4307D ウォンウィエンヤイ1630→マハーチャイ1726
普通4345D ウォンウィエンヤイ1735→マハーチャイ1836

普通4320D マハーチャイ555→ウォンウィエンヤイ653
普通4304D マハーチャイ700→ウォンウィエンヤイ756
普通4322D マハーチャイ935→ウォンウィエンヤイ1031
普通4314D マハーチャイ1145→ウォンウィエンヤイ1243
普通4306D マハーチャイ1525→ウォンウィエンヤイ1619
普通4344D マハーチャイ1630→ウォンウィエンヤイ1728


メークロン線系統:西側
普通4385D バーンレム1330→メークロン1430
普通4382D メークロン900→バーンレム1000


ここでも「上級国民」が見え隠れ

2020-05-31 16:33:00 | 時事
東京都の感染者数が久々に1桁になったという報道がありましたが、午後の早い時間帯にもう出てくる、というのはどうなんでしょうね。
検査希望者ではなく、恣意的に検査数を限定しているから「今日はおしまい」となるんでしょう。母数の信頼性が低い状態で何人出たと言われても信頼性に欠けますし、死亡者にしても今シーズンのインフルエンザの記録的な低水準を証明するように例年に比べて2月の死亡者数が大きく減ったのに、3月は例年並みとなぜか「リバウンド」している情報もあるわけで、その分がまさにCOVID19と把握されていない死者でしょうに。

「新しい・・・」を要請する医者などがこぞってリスクを訴えていますが、じゃあ足下の感染者はどうやって感染しているのか。いや、「三密」とかの話ではありません。どこに感染者とウィルスがいたのかという話です。
北九州市では3週間以上感染者が出ていなかったのに急増した。自粛要請に反して外部から来たとしても、ごく一部のエリアを除いて出元での感染確率は低いのです。

一方で軽症者など感染者の退院基準、一定の日数が経過することで良しとしてPCR検査は省略するそうですが、3週間発生がなかったエリアでの急拡大とか、時間の経過でリスクがなくなるという事への疑念をどう説明するのか。世界中で実施されている14日間の隔離検疫が意味がないという結論になりかねないからです。

結局検査して感染者を把握しないと、判断不能な無検査者の大海から常に新規感染者が供給されます。
いったん医療資源の逼迫が遠のいた今こそ検査体制の構築が必要なんですが、検査しなくても大丈夫だった、という勘違いが横行して検査不要論に傾いています。

今朝の読売がタイ、ベトナム、豪州、NZの4ヶ国からの入国について規制を緩和する(現在の原則禁止からの転換)という政府筋の方針をスクープしていましたが、渡航前に現地で陰性証明を取得し、入国時にも検査、という二段階の防御が必須ともあります。
でも、これは相手国も同様の対応を取るわけですよね。日本はその4ヶ国に帰国する人に陰性証明を発行できるのか。特にタイとベトナムは日本と比較にならないレベルで感染者数も死者数も抑え込んでいますから、日本からの入国にリスクを感じているはずです。日本が口先で大丈夫と言っても信用されるかどうかです。

まさに検査の拡充が待ったなしですが、おりしもJリーグの再開にあたり、選手や関係者などに2週間に1度のPCR検査をする予定とのことです。
はぁ?としか言いようがないわけで、事実上発症しているのではという状況でも保健所などの「水際作戦」で検査を拒み感染者数を増やさない努力をしているというのに、本件はまさに「念のため」「不安」のレベルで「貴重な検査資源」を2週間に1度特定の人には提供するということです。
まあ維新の黒幕にも「念のため」「不安」レベルでの検査をしたわけで、今回ははっきり言えば「お遊び」への優遇ですか。話になりません。

こんな杜撰な検査対象の選定で感染者数の把握をしていて、「第二波ガー」というのは悪い冗談というよりも国民を馬鹿にしてますよね。一般国民はメディアを使って「自粛」を強制して、収入が途絶えようがどうなろうが知ったこっちゃない。「お遊び」も含めて「選ばれし者」の眼鏡に適えば優遇する。医療従事者への「感謝」にしても最近はきな臭いじゃないですか。ブルーインパルスを飛ばして敬意を表すのはグッドアイディアでしたが、給付金の増額あたりからきな臭く、病院経営への配慮に至るとそれはちょっと違うでしょう。あらゆる事業者が存続の危機、あるいはすでに破綻しているのに、医療関係だけは手厚くするんですか。経済が崩壊したらCOVID19の比でない人が死ぬ、と批判されていますが、同調圧力の陰でだんだん本音が見えてきた格好です。


そもそも感染源は何か

2020-05-29 21:03:00 | 時事
テレワークで家庭内がぎくしゃくというメ[タルの記事に対するコメントが、識者の位置づけらしいオーサーなる存在が「夫婦は相互扶助」という見当外れのコメントを残すくらいだからお察しですが、自宅を仕事場として供出することの有形無形の負担についての言及がほとんどないとか、田舎の広い家に引っ越せばとか、投稿時間も含めて社会人でも家族持ちでもない「自宅警備員」か、としか言いようがない連中が巣食っているのを見ると眩暈がします。田舎に引っ越せば解決って、日常生活で物心両面でのアクセスが不便になることによる生活水準の低下や、そんな田舎の家のような「負動産」を前提にするのは論外ですね。

ところで北九州市も大変ですが、東京都も解除したとたんに新規感染者数が増加と、五輪延期決定前後を思い出すような数字の「作り込み」ですね。そもそも1日平均10人未満で解除というのが基準だったはずなのに、自粛解除の基準が1日平均20人未満と、グレーゾーン金利のような範囲はどうなのか。今日はさらに増えて22人と過去1週間の1日平均が10人を超えましたが、ステップ2どころか本則だと緊急事態宣言に逆戻りなんですが。

老人の肺炎による死亡数と比べたら、そもそも死者は高齢者中心だし、大したことがない、という声も大きいですが、軽症でもインフルエンザよりも重い症状になるわけで、都内だけで年間2万人ベースの感染者をだしているというのは、把握漏れの可能性もあるだけに(死者/感染者数が5.8%というのは高齢者中心とはいえ医療崩壊をしていない状態での日本の医療水準を考えたら高すぎる)、実際の感染者数はタイ並み(1.8%)でも3倍になりますし、少なくありません。

都知事は夜の街起因の感染という見立てですが、そうなんでしょうね。日本人は強制ではなく自粛で対応した、スゴイ、という自賛が目につきますが、結局「自粛警察」と同調圧力に弱いだけで、解除されてタガが外れたらこうですから。

タイでも現地の日本語情報サイトの非常事態宣言延長に関するコメント欄に飲み屋の再開が待ち遠しい系の書き込みが目立ったり、ゴルフ場が再開された途端にゴルフ三昧とか(少なくとも企業は接待活動をまだ解禁していないはずなのに、接待がメインと思しき平日ゴルフに出かける人をサービスアパートで見かけるようになった、という現地の声も)、まさに「タガが外れる」を地で行く感じです。それでもタイは店内での飲酒の解禁は最劣後であり、「宅飲み」での集合を懸念して一時期酒類販売禁止もあったように、「弱い人間」を前提にした規制だからこそ感染拡大を食い止めたと言えます。

日本で気になるのは多くの都道府県でいったん数字を抑えられた時期が続いていたのにここに来て増加しているケース。院内感染だから原因が分かって大丈夫、といいますが、昭和戦前よりも少ない入国者数と14日間の検疫実施で海外由来も考えにくいところに、誰が感染源なのか。

どこで伝染されたのか、というのよりもここが分からないのが問題ですが、結局検査による把握ができないから、無症状やごく軽症で気づかない、やり過ごしたというケースが一定数というか相当数あり、そこがちまちまと新規感染者を供給しているのではないでしょうか。

感染者として把握できていれば、この緩い感染の輪を断ち切ることも可能になるわけですが、それが出来ないのであればやはりソーシャルディスタンスの徹底となる営業の制約が必須でしょう。経済が大事というのであれば、余計に感染者との区分の確立が必要です。それでも韓国のようなクラスタ発生がいまだに続くのですから、相当な覚悟が必要ですし、それなくして緩和は無理でしょう。


副作用の例示が

2020-05-29 19:06:00 | 時事
なんでアビガンはいつまでも検証続けてレムデシビルは速攻で承認なんでしょうね。米国で検証済み、ということで承認における一番重要なプロセスをクリアしているから早かったのですが、結局素人目にはおかしい、なぜ、という部分をきちんと説得できないから批判が出るわけです。

そういう意味では効能はもちろん副作用などのリスクをきちんと見据えてという慎重さは必要なんですが、アビガンdisの方々(往々にして現場でない医者)は検証不足のリスクとして副作用を挙げるとともに、たいていイレッサ薬害を持ち出しますね。
アビガンは新型インフルエンザの薬として既に承認されているわけで、当然催奇性などの副作用と禁忌対象も把握されています。その意味で副作用が充分に把握されていない段階でスピード承認された完全なる新薬のイレッサとの同一視はミスリードそのものですし、イレッサの副作用による死者数を挙げるのであれば、イレッサによる効果を得られた患者数を示すべきでしょう。このあたりはタミフルへの批判と同じですし、その「手口」を踏まえると適切な批判か甚だ疑問です。