木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

外国人献金、ゆすり・たかり名人、とどめは大地震

2011年03月13日 | Weblog

今週は「激動」の一週間だった。
前原外務大臣の「在日韓国人からの個人献金」による政治資金規正法違反を受けての辞任、アメリカ国務省沖縄担当の日本部長メア氏の「沖縄ゆすりたかりの名人発言」、そしてとどめは「東北・関東大地震」。
この未曾有の大地震被害によって、全ての問題が津波の濁流に押し流されていってしまうのか。
前原代議士は国民にとって「百害あって一利なし」の政治家だ。
「八ッ場ダム中止」にしても「尖閣諸島海域での中国漁船員逮捕」でも、最初の威勢はいいが、すぐ腰砕けになって、途中で投げ出すを繰り返す。
だから大臣を辞任して、何の権限も持たなくなるのはいいことなのだが。
だけど、少年時代から知っている焼肉屋の在日韓国人の女性から年5万円の献金を受けていたのが、「政治資金規正法違反」であり、それをもってして大臣辞任というのも一般感覚からいうと、「えっ、そうなの」と言う気がする。
在日韓国・朝鮮人を「外国人」と考えるのには違和感がある。
元々、日本の朝鮮に対する「植民地政策」の結果が在日本朝鮮人の存在なのだから。
この人達にはもう本国に帰る場所はない。ルーツは朝鮮半島かもしれないが、日本で生きていくしかない人達だ。
それなら帰化して日本国籍を取って日本人として生きていけばいいじゃないかと言う人もいるが、せめて自分の祖先は半島に由来するのだと宣言する自由や誇りがあってもいいのではないか。
「在日」として生きることで、得をすることは何も無いのにそうしているのだから。
外国人からの多額の献金によって、日本の政治が動かされてはならないというのが「外国人からの献金は禁止」の理由だろうが、企業献金、団体献金ではなく、個人献金、ネットを介しての献金の方向でいくのなら、一律の「外国人からの個人献金禁止」というのも実情に合わない。
前原氏が意外にあっさり、いさぎよく自身の責任を認め、外相辞任をしたのには、これ以上追求されると、知り合いの在日のオバサンからの献金以上の「黒い献金」が明らかになるからだとか、泥船化した菅政権船からさっさと下りて、政界再編に備えた方が得策と判断したからだともいわれ、なるほどそうかと納得もする。
できれば政界を去ってほしい人だけど。
あの妙に美形の顔の中身は空っぽのような気がする。
中学生の時に父が自殺してしまい、貧しい生活を余儀なくされたという。
国交相時代、副大臣の辻元清美さんを味方につけたのは、やはり貧しい少女時代を送った辻元さんと「貧乏話」を共有したからかもしれない。
貧しいけれど学校の成績が優秀だったという場合、その後の生き方として、二つに分かれていく。
その能力を自分と同じ境遇の人達のために使う道を行く人と、みじめな境遇からどんな手を使ってでも這い上がってやろうと思うタイプと。
しかし後者の場合、どこかで道を踏み外し、転落していくことが多いのも「この世の道理」ではある。

メア日本部長の「沖縄県人はゆすりとたかりの名人」発言はそっくりそのままアメリカ人に返したい。
思いやり予算で沖縄をはじめとする日本の基地に居座る米軍を日本人はみな「ゆすりとたかりのごろつき」だと思っている。
アメリカにとって沖縄は第二次世界大戦勝利の「分捕り品」のなのだ。
ロシアにとっての「北方4島」も同じだ。

政治が混迷している日本に追い討ちをかけるような観測始って以来の大津波を伴う「大地震」。
政府や電力会社関係者がいう「原発の安全性」など、自然の脅威の前には殆ど意味がないことが明らかになった。
原発は核燃料廃棄物の処理の未解決だけでなく、大地震の際には制御不能に陥る危険なものだ。
「原発は安全、原発はCO2を出さないから地球温暖化に有効」などという馬鹿な言い訳を拒否しよう。
廃港にした地方赤字空港を使って太陽光発電をというアイデアもある。

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