木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

大都市の環境を守るのは首長の務め

2024年07月02日 | Weblog
富士山、「世界遺産登録抹消のおそれ」。
SNSによって世界中に知られた「富士山」。外国の登山客が押し寄せ、ゴミやらなんやらで富士山が汚れている。外国人は日本人ほどきれい好きじゃない。以前にも書きましたが、幕末日本を訪れた外国人は町がきれいなのに感心。ゴミなど分別がすすんでいて、紙は貴重なので紙屑を集めて再生するし、排泄物は肥料として郊外の農家が汲み取りに来る。長屋は便所が一か所にあるのでそれをくみ取り川船で運ぶ。江戸は実に合理的な都市だった。でなければ狭いところに100万人は住めない。
さてその東京だが、もし小池知事が再選されれば明治神宮外苑はたちまち開発の波に洗われることになる。これ以上東京に高層ビルはいらないと思う。東京の良さが失われることになるだろう。コマーシャルの文句じゃないけれど「ようく考えよう。森は大事だよ」。いったん切ってしまうと再生するのに何十年もかかる。世界の大都市はみな市中の緑を大事にしている。日本は災害も多いが、四季の変化があり、その魅力に外国人も気づいている。「緑を守ろう」という点では有力候補の中でこの点をあいまいにしているのは小池知事だけ。
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