木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

自分に都合のいい歴史しか信じないイスラエルと日本の右翼

2023年10月10日 | Weblog
カーテンクリーニングにコインランドリーへ。
普段めったに行かないので手順を忘れてしまっていた。半分しかできなかった。カーテンは洗濯できないからといって困るものでもない。また機会があったら行ってみましょう。

「羽鳥モーニングショー」。
気候変動により農作物に異変。松茸不作。サツマイモは豊作。サツマイモはどんなところでもよくできる。戦時中の食料不足の折も家の庭や学校の校庭でもよくできて人々の飢えを救った。
タクシー運転手不足。
地方でも都会でもなかなかタクシーがつかまらない。車はあるが運転手がいない。いても80歳過ぎとか、若い人はもっと報酬のいい不規則じゃない仕事に就く。

イスラエル、ガザ侵攻。(10月9日信毎トップ記事)
以前にも投稿したが、ユダヤ人と言う民族はいないというのが歴史上の定説である。
2000年前、約束の地カナンから追放され世界中に離散したとされるユダヤ人。だが聖書にあるその記述は事実ではなく、ユダヤ人と言う民族も存在しない。「ユダヤ人の起源」の著者、シュロモー・サンド氏は言う(2010年)。
「ユダヤ人の離散は起きなかった」と言う論文を見つけた氏は驚いて図書館で離散を論じた本を探したが一冊も見つからなかった。古代史の専門家の間では「離散の事実はなかった」ことは常識だと知った。
紀元70年の「追放」についても歴史書に明確な記述や痕跡は見当たらず、世界各地にあったバザールなどのユダヤ教の王国は、離散者がつくったのではなく、改宗の結果に過ぎないことを示す。むしろ現在パレスチナに住むアラブの人々こそ聖書時代のユダヤ人の子孫かもしれないのだ。
しかし今イスラエルの学校では6歳から歴史で聖書を教え、人々はモーゼがエジプトを脱出し同朋をカナンへ導き、その後ローマ人によって離散された物語を強く信じている。
教えられてきた歴史はパレスチナを植民地化するために必要な物語だった。
サンド氏はイスラエルが国民の4分のⅠを占める非ユダヤ系の人々を差別的に扱っていることを憂え「パレスチナ占拠は正当性に欠ける。すぐ撤退を」と訴えたが、それから10年、事態はもっとひどくなっている。
サンド氏は「イスラエル政府が内部から変わることに全く期待していない。外からの圧力で変わらざるを得ない状況ができればいいのですが」と言っていたが、今回の事態は状況がひどくなっていることを示している。
日本でも大陸からの渡来人(朝鮮人)が高い文化を伝え、皇室の祖先であることを認めない右翼と言う存在がある。自分たちに都合の良い歴史をのみ頑なに信じる人々。外部から代えるしかない。
コメント
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