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木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

草刈正雄の2時間ドラマ見る

2025年07月07日 | Weblog
能登半島舞台の2時間ドラマ見る。
この地域出身の学生時代の友人。どんな風景を見ながら育ったのかと思い内容より風景を知りたくて朝からドラマ視聴。
彼女のお父さんは船乗り。商船に乗って各地、時に外国にも行って、あまり家にはいなかったらしい。でもいいお父さんだったようで、彼女が大学進学する際、教師が進める地元金沢大学の教育学部、それも体育科なら入れるとしたのを嫌だと言ったら「そうか」と言って京都の立命館への進学を許してくれたと聞いたことがある。女の子だから地元で、短大でという考え方はしなかったよう、2番目のお兄さんがやはり立命の産業社会学部に進学していたので、兄貴もいるし、いいだろうと思ったらしい。
金沢は文化程度もたかい「北陸の雄」とも言うべき都市だが、冬はちょっと辛い。私の育った長野も冬寒いところだが、湿度が高くないので雪はどちらかといえばさらりとした粉雪。スキーに向いている。
草刈正雄主演のドラマだったが、以前「徹子の部屋」だったかで、父は沖縄駐留の米軍兵士で、米国に帰国した後米国に呼び寄せるつもりだったが、いろいろ事情があってそれは果たせず、母一人子一人の貧しい生活を送っていたが、上京して盛り場で働いていたところをそのかっこよさに目を付けた人に勧められモデルに。その後は俳優に転身したと語っていた。とにかく母に楽な暮らしをさせたいとそればかり考えていたと言っていた。まじめな性格で、着実に俳優人生を歩んだ。「真田丸」で幸村の父昌幸を演じたのはそのバタ臭い風貌にやや違和感を感じたけれど、真田関係のドラマに出演することが多く、以前民放では幸村を演じていた。
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マニュアルや規則に縛られる日本

2025年07月06日 | Weblog
連日猛暑が話題だが、いつも投稿しているように我が家は屋敷が広く木が多いので猛暑とは無縁。ほぼ扇風機で間に合っている。

「酒蔵の危機」(東京マガジン)
外国人にも支持される日本酒だが、その日本酒を作る酒蔵が危機という。酒蔵についている酵母が命だが、厚労省だの農水省だのの役所がやれ食品衛生法だの何のと言って妨害してきて、嫌気がさした店主がそんなこと言うなら「廃業だ」ということらしい。学校秀才集団の役所がいつもこうした伝統的産業の邪魔をする。柔軟な発想をする者を排除するのが「役所」というところらしい。

吹奏楽部地域移行に壁(信毎トップ)
これも似たような構図。楽器の音がうるさいと一部の近隣住民が文句を言うらしい。以前、子供の声がうるさいと児童館に文句を言った事件があったが、こうした「文句言い」はそのこと自体より自身の不満をこうした形でぶつけていく。役所や学校が丁寧に対処すればいいのだが、そうした能力を役所も学校も持たなくなっている。経験豊かな上司や先輩教師が事に当たればこうはならないと思うが、日本全体がマニュアルや規則に冒されている。由々しきことと思う。
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参院選で自民のじじいの退場を。

2025年07月04日 | Weblog
雷鳴がしたが、少し降っただけ。
参院選が公示された。自公をますます少数に追い込むべき。大多数の国民にとってこの両党は何一つよいことはしていない。対外的にはひたすら屈米で、国内的には大企業の召使。そんなことでこの先日本がたちゆくはずがない。国民にとっていらない政党。公明党も単独で政権を担える党ではない。どこかと連立してということでこの何十年かはひたすら自民党とタッグを組んでいる。こうなると他の党とは組めない。他党も公明党を信用しない。自民党を追放するまたとないチャンス。これを邪魔するのがいつも言っているようにマスゴミと連合。どこまで騙されない国民がいるか。

ごみ減量は一義的には企業の責任。
消費者がゴミの多い製品を作ってくれとしたことは一度もない。企業の方がひたすら売らんかなのさもしい根性でゴミを増やしたのだ。企業に対してごみ処理の値段を含めることを義務付けるべき。企業にこんなにやさしい国は日本とアメリカぐらい。その意味でもこの両国の政権は腐っている。退場してもらうべき。参院選はその一大チャンス。いつも言っているようにじじいの退場でもある。じじいはいずれ退場するがのんびり待っていられない。特に権力の座からの退場を望む。
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おっとりしている長野県民

2025年07月02日 | Weblog
雨が降ったせいか今は涼しい。
テレビは猛暑の話題が占めているが、我が家は屋敷が広いので比較的涼しい。エアコンはありますがまだあまり出番はない。扇風機で間に合っている。

熊の出没が問題になっている。北海道以外はツキノワグマで、専門家の言うように出会ったらじりじりあとずさりすれば何とかなる可能性がある。ヒグマはそうはいかない。「出会ったら100年目」の事態が待っている。銃器の携帯が欠かせない。
明治以降本土から多くの人が北海道へ開拓やその他で移住したが、寒さと同時に野獣との戦いが欠かせなかった。意外にも本土でもイノシシやサルの農作物への被害を防ぐために猟銃の所持は許されていた。帯刀は武士の特権だったが、刀で野獣と戦うのは限界がある。以前は何も考えず山へ散歩に出かけていたが、今はもう足も弱くなったし、けものとの遭遇が怖いので近所の散歩ですませている。

県内路線価2年連続上昇)(信毎トップ)。
白馬全国トップ。比較的東京に近く人心もよいので人気がある。安曇野、北アルプスのイメージで旅先や移住先に決める人が多い。狩人の「あずさ2号」や荻原碌山の美術館、大王わさび農場、臼井吉見の「安曇野」という大河小説が決め手だが、「安曇野」は読んだ人は少ないと思う。

ガソリン価格が高い長野県。
私は車には乗りますが、毎日ではないのであまり気にしてなかったが、そうらしい。長野県民は高い安いに敏感な人は少ない気がする。お上にすぐ従う傾向がある。この辺は大都市住民とは違う。知事が問題にしているほど。
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有島武郎の『カインの末裔』を読む

2025年06月30日 | Weblog
市民税を払い込みに支所へ。ついでに買い物。
午後はベッドに横になりながら有島武郎の『カインの末裔を』を読む。大正時代の白樺派の一員である有島の力作。
有島は華族ではないがそれに準ずるような名家の出身である。有島家は北海道に広い農場を持っていた。その農場を舞台に小作農の男を描いた。何も持たないが身体は大きく体力のある広岡。彼は松川農場の小作になる。学はないが管理人の言う通りに契約書に判を押す。
北海道だから馬で畑を耕し、小麦や大豆を作る。他の小作は地主の搾取に関心を向けるが、彼はそうした関心はない。ただ馬の扱いはとても上手だった。今でも北海道ではばんえい大会があるが、そうした大会で名をあげたりする。現地で知り合った女と結婚するが、生まれたばかりの赤ん坊を亡くす。無知が理由だが、たとえ知識があったとしてもなかなか医者にかかれるような環境ではない。彼はこの事故を機に仕事はするがカケごとにのめりこむようになる。
凶作や地主の搾取の中で結局妻とともに農場を去っていく。有島の作品の中でも力作だと思う。 私は白樺派の中では有島を最も高く評価する。
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沖縄の犠牲を冒涜する議員の一掃を

2025年06月28日 | Weblog
今日は風もあり涼しい。
参院選に関する「電話世論調査」を受ける。最近は固定電話を持っている所帯が少なく、よく電話調査を受ける。支持政党や選挙に行くかどうかの調査だが、必ず自民党から聞いてくる。少数与党なんだから自民から聞かなくたっていいでしょう。固定電話の調査に応じるのは中高年世代だと思うから、こういう調査方法だと自民の支持率が比較的高く出るのだと思う。これが新聞やテレビで発表されると、人々はそうなのかと思い、自民党に投票するという流れになるのではないか。今日の調査はコンピューターのせいか最後まで聞いてきたが、生調査だと自公以外の支持政党を答えると、無駄とばかりに電話を切られる。

沖縄戦最後の実相。
文科省は教科書の記述でまだ集団自決に軍の命令はなかったのだと強弁している。
日本から2流国民とみられていた沖縄。それを払しょくしようと沖縄の役人や市町村長は積極的に軍に協力した。結果最も住民の犠牲が多かったのが沖縄。
ひめゆり部隊の碑の文言にケチをつけた自民党の西田昌司議員。こんな不見識な者は落選させるのが一番。西田議員の選挙区民はぜひそうしてください。
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友人の死を超えて

2025年06月27日 | Weblog
今日は風もあり涼しい。
外出した。高齢になって用事を必ず何か忘れる。自動車税や市民税を払うつもりが忘れて買い物だけして帰ってきた。

防衛費増。自民党の方針。どこと戦うというのだ。いつまでアメリカのぽちでいるんだ。参院選は全滅まではいかなくても自民党を減らすべき。

令和の米騒動。私は生協の組合員でかつ一人暮らしなので、米が無くてこまるということはないが、食堂や寮などは苦慮しているだろう。食を守らずして何が防衛費だ。戦中の政府と全く変わらない。そんなものをいつまでも政権の座につかせている国民がだめ。

学生時代の友人の死が尾を引いている。元気で体格がよく、だけど脳出血を起こして訪問介護を受けながら「首から上は元気よ」と言っていたのだが・・・。
対照的に私は小柄でさほど体力もないが、くも膜下出血を起こしたものの軽かったのとコイル塞栓術という当時の最新の手術のおかげでまだ後遺症もほぼなく日常生活がおくれている。彼女の分も生きて生涯を終えたいと願う。
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性の尊厳、まだ発展途上

2025年06月26日 | Weblog
大きなアリ出没。
今までに見慣れているアリよりだいぶ大きい。船便で運ばれてくる荷物に潜んでいるアリのニュースがあったが、もうすでに日本で小さなアリを駆逐したのか。

教員の盗撮画像が問題になっている。(名古屋市)
教員の中には児童・生徒への性的興味でこの仕事を選ぶ者もいる。医師、公務員など世間から固い仕事と思われている者もそういう志向をする者もいる。防ぎようもない気もするが、まずは学校教育で特に男子生徒にむけて「性の尊厳」を説くことが必要だが、それを指導する教師がまたそれがわかっていない場合があり、どこまで言っても鼬ごっこだが、粘り強く考えていくしかない。社会全体の文化の問題でもある。女性をもの扱いする文化はまだまだ世の中に蔓延している。
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効率一辺倒は行き詰っている

2025年06月25日 | Weblog
宅配の問題点(羽鳥慎一モーニングショー)
日本は業者も利用者もあまりにその便利さと手軽さに慣れてしまっている。なんでも宅配にするのではなく、歩ける人は店に買いに行きましょう。
タワマンの配達には苦労するらしい。玄関にそれ専用のボックスがあるようなのだが、大体満杯とか。配達は何個宅配していくらというシステムになっているようだ。再配達は当然時間がかかるので効率が悪い。業者も利用者もそこで働く人のことを考えるべき。私は生協の個配利用者なので、2週間前にカタログで注文しているが、忙しい人や高齢者には利用しにくいだろうがそうでない人はシステムに従いましょう。

イスラエル・イラン停戦。
当然でしょう。このブログでも投稿しているようにユダヤ人という民族はなく、みなパレスチナ人だというのは中東研究者の定説である。ただ旧約聖書を固く信奉する一部のパレスチナ人が自分たちのアイデンティティーを頑なに信じて無用な血を流し、流させている。実に罪深い。
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夏の季節、残酷さと華やかさが背中合わせ

2025年06月24日 | Weblog
夏至。北ヨーロッパでは「白夜の季節」。
教員時代、夏休みに海外旅行をした。狭いアパートにいてもすることがない。ツアーでドイツ北部、デンマークなど。その前に南ヨーロッパにも行った。スペイン、イタリア。日本旅行者にとって居心地のいい場所。食べ物も口に合う。
いつまでも暗くならない。午後8時ごろでも真っ暗にはならない。まさに「夏の夜の夢」。冬になれば明るい日差しはない。憂鬱だ。芸術にも反映する。ドイツ、イギリス、北欧。それでも北ヨーロッパの芸術は日本人を魅了してきた。シェークスピア、ブロンテ姉妹、グリム童話、アンデルセン。音楽も明るい南欧もいいが、北ヨーロッパの交響曲、歌曲も捨てがたい。これらに惹かれて留学するが、みなその気候の悪さに参ってしまう。代表的なのは夏目漱石。滝廉太郎も結核に冒されてしまったのは食べ物、環境、友人もいない状況が影響したのだろう。

一方この時期は太平洋戦争末期の沖縄戦の悲惨な末路を思い起こさせる季節。
天皇制という国体を守るために犠牲になった沖縄。沖縄への差別は今に続く。米軍基地はいまだに沖縄に集中している。日本はこの米軍基地を撤去させるために行動しなくてはいけない。政府と国民の責務。
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