東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
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喪中につき

2013-09-09 | 私流
喪中期間は、明治7年(1874)の太政官令において、「父母の死亡の場合は50日」「義父母、祖父母の場合は30日」「夫の場合は30日」「妻、嫡子の場合は20日」と厳密に決められていた。この取り決めは、戦前までは通例となっていたが、戦後の混乱期にまぎれて、喪が明けるのは1年経ってから、という俗説がまかり通るようになった。

したがって、東北大震災や福島原発事故において亡くなられた方々の喪中期間は完全に終了している。ましてや、東京オリンピックが決まったことに日本中が喜んでも問題はないのだが、私にとってはまだまだ解決していない大きな問題として、心情的に喪があけていない。うかれる前に、もっと大切なことに取り組むべきではなかろうか。

除染・避難している方々の生活の確保・温暖化対策の取り組みなどを考えれば、東京オリンピックどころではない。


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2 コメント

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真の姿 (パイカジまっちゃん)
2013-09-10 06:46:07
まさに東矢先生の言われるとおりだと思います。
原発もコントロール下にあるという言葉も発してはいけない言葉ではないかと思いました。
※早速、昨日、東電が首相の言葉を事実上否定していましたが・・・。
日本国中が本当に喜んでいるのかを見極める必要があると思います。
日本の真の姿、それを確認することが大事ではないかと思います。
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水をさしましたが (ken)
2013-09-10 08:49:52
皆さんが喜んでいるときに水をさしたかと思うのですが、少数派であってもこういう人間がいるべきではないかと思っています。
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