東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

人脈づくり

2013-04-24 | 経営の気づき
毎日15時間働いて寝る暇もない経営者もおられれば、一方、結構自分の自由な時間を楽しみながら、着実に業績を上げている経営者もおられる。その差を一言で表現すると、人脈の広がりの違いであろうか。実は、人脈の広い方は情報力を持ち、営業にもつながることが多く、想像以上の経営貢献度あることに注目したい。そこで、今回は、人脈を広げるための心構えについて整理してみた。

①まず打算を捨てる・・・ビジネスのうえで求められる人脈であるからこそ、損得を抜きに考え接しよう。
②即効性を求めない・・・すぐに自分に見返りがあることを期待しないこと。長いスパンで考えてこそ、効果も大きくなる。
③得るより前に与える・・・ギブ・アンド・テイクの考え方は大切だが、一方的に求めるだけの人間関係は長続きしない。テイクの前にギブを。
④縁を大切にする・・・人間が一生の間に知り合える人の数などたかがしれたもの。まずは量よりも一つ一つの縁を大切にしよう。
⑤相手を思いやる・・・相手があってこその自分なのだという気持ちを忘れない。
⑥柔軟性を持つ・・・人脈は自分とは異質の人間がいてはじめて成立するもの。したがって、異質な他人とつきあえるだけの柔軟性を身に付けなければならない。
⑦積極人間になる・・・次のステップに進む勇気を持つ。
⑧自分をつくる・・・自分とつくるとは、他人から見て魅力的な人間になること。人脈づくりとは自らを磨くことでもある。
⑨ふれあいを大切にする・・・精神的な「近さ」を大切にするために、相手を尊ぶこと。
⑩人間を好きになる・・・相手に好意を持てば、その意思は自然に相手に伝わる。それがいい人間関係へと発展する下地をつくる。



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2 コメント

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異業種の矢 (パイカジまっちゃん)
2013-04-24 09:30:12
私の好きな言葉に、3本の矢という言葉があります。
3本の矢を同じ方向に射ると、お互いの力をうまく生かしてより遠くへ飛ばすことが出来ます。
逆に違う方向に3本を飛ばしてしまうと、飛距離は伸びず、お互いに足を引っ張り合うことになると思います。
それと同じ、人脈づくりとは、私なりの言葉で解説すると、異業種の矢と言えるのではないかと思うのです。
誰かに依存して、いろんなヒントばかりを貰うのでは、貰っている矢はいつの間にか、他に飛んで行ってしまいます。
お互いの補完をしながら、(いわば情報交換をしながら)飛んでいると、より高いところに飛んで行ける、いわばお互いに成長できるのではないかと思うのです。
今日の東矢先生のブログから、「異業種の矢」という言葉を想像しました。
異業種とは、混ざり得ないもののようで、実は共通点が多いものでもあります。
いわば、今の流行の言葉の「コラボレーション」とか、それが重なる力を発揮して、お互いに成長するということもあり得ます。
ビッグカメラとユニクロの複合店舗「ビックロ」なんかは、その最たるものではないかと思うのです。
混ぜると、新しいものを生み出し、更なるお客様を呼ぶツールになるかもしれないということですね。
それは、一社員でももしかすると実現できるかもしれません。
なんか、私も模索したくなりました。
色々想像して楽しみたいと思います。そして、その想像がいつか、実現するべき時を目指して、しっかりとした人脈つくりしていきたいと思います。
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混ぜるほどに (ken)
2013-04-24 11:16:05
混ぜて混ぜて混ぜるほどに、構成要素とは異質のものが誕生します。その変化が楽しいですね。
タコツボから出ないで一人コツコツ何かに打ち込むことも必要かもしれませんが、大海に出てこそ大きなものが見えてきます。
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