東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

出たとこ勝負

2011-04-09 | 失敗の気づき
「出たとこ勝負」とは、計画や準備をしないで、成り行きでことを決めること。その語源は、サイコロ賭博にあるが、最近、この「出たとこ勝負」を得意にしているのが、東電と政府である。しかも、緊急時を理由に、本来の原則をどんどん変更して、当初の設定基準をないがしろにしている。

怖いのが、その行為に慣れることだ。一度目は反省しながらの「出たとこ勝負」にしても、10回も繰り返すと罪の意識がなくなる。これが怖い。国の最高機関が、当たり前の様に「出たとこ勝負」を繰り返すとは何事か。