毎朝、庭を巡り、薔薇や百合を剪定して来た。
この間、薔薇の剪定後の新芽が沢山出て来た。「2番花」を咲かせ出した薔薇が幾つもある。
春の雪解け後には例年よりも多くの凍結して枯れた茎を切り取り、例年よりも背丈が低くなった薔薇が多いのに、この所、曇りや雨の日が続いたためか、間延びしたように伸びて来た新しい茎が多い。今見ると、庭全体の背丈が高くなったように見える。そのためか、沢山の薔薇を、ギリギリまで隣通し接近させて植えてあるので、今年の庭は「薔薇の林」のようにも見える。
中輪房咲きの「アスピリンローズ」が開花した。1997年ドイツ、タンタウが作出した。平咲き、花径5cm、蕾は薄い桃色だが、花は真っ白。耐病性強、半日陰にも耐える。開花するのが遅い。
次の薔薇は、「グルス・アン・アーヘン」 1909年ドイツ産出、四季咲き、棘が少ない。半横張り性、木立性、高さ60cm、幅60cm、ロゼット咲き、中香。うどん粉病に弱い。
右の写真は「聖火」 1964年の東京オリンピックに因み名づけられた。京成薔薇園芸が作出した第1号の薔薇。開花が進むと真っ赤になって聖火を連想させる。
下の宿根草は「ヘメロカリス」別名「ディ・リリー(一日百合)」。毎年この花の茎に白いアブラムシがびっしりと付くが、今年は見かけない。
「ジギタリス」の色違い。背丈が高いので、薔薇と愛性が良い。右は開花した「黄色百合」と「ルイ・ドフィーネ」の二番花。
手前にある「ヒペリカム」は、黄色い花がなくなり、赤色の実ができた。珍しいので欲しいと言う人2人に分けて上げた。1人には根付きを、もう1人には挿し木をするための枝2本だ。上手く行けば良いけど…
後ろで咲くのは「クレマチス」。これは花びらの淵が所々緑色だ。
今日の最後は「ピエール・ド・ロンサール」 。2日前の花。
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