花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「イラン」の旅(11)

2015年10月27日 | 海外旅行「中近東Ⅰ」イラン

今朝は晴天だが、霜が降りた。外の寒暖計を見ると1度しかない。室内は16度だ。
しかし予報では今夜は雨になる様なので、今日も張り切って庭で冬の準備作業をしたい。
先ずは昨日始めた沢山の薔薇や果樹の木の根元に堆肥を置く作業を、今日は完成させたい。堆肥は、1年間熟成させた自家製のコンポストの堆肥だ。
それが済んだら、剪定したり掘り出して処分した木を、市の処分場まで捨てに行きたいと思っている。

≪「ペルセポリス」の近郊見学≫

昼食後、再び専用バスで近郊の観光に向かった。その途中、バスの中から郊外の景色を写した。
木が全く生えていない赤茶けた剥き出しの山が続いた。「ザーグロス山脈」の中の高地を走っているらしかった。
所々にトウモロコシが栽培されていた。遠くに集団で仕事をしている人達がいた。どうやら蜂蜜を取る仕事をしているらしかった。イランの蜂蜜は、濃厚で美味しい。



          
     


①「ナグシェ・ロスタム」
やがてバスは「ぺリスポリス」の北東6kmの山肌に掘って造られた4つの「アケメネス朝の王墓」に立ち寄った。
岩山に向い、右から「クセルクセス一世」「ダレイオス一世」「アルタクセルクセス一世」「ダレイオス二世」の墓とされている。
崖の側面が「ギリシャ十字型」に掘ってあり、上部には臣民が玉座を支える姿と「ゾロアスター教」の最高神のレリーフがある。


      

「ダレイオス一世」の墓には、サーサン朝の「シャープール一世」が馬上から「ローマ帝国皇帝ヴァレリアヌス」の手を掴んでいる「騎馬戦勝図」が彫られている。



      
 
「ダイオレス二世」の墓の向かいに「ゾロアスター教神殿」がある。

             

②「世界遺産「パサルガダエ」の「キュロス二世」の墓」

紀元前546年頃、「アケメネス朝」の初めての首都が「アサルガダエ」に置かれた。小型ピラミッド型の自らの墓を建設し始めたが、彼の死後、「ダイオレス一世」が引き継いだという。2004年に世界遺産に登録された。
ガイド氏の説明では、この町の人たちは何か行事があると来て、お参りするそうだ。



その後バスで「シーラーズ」の北北東300kmの「ヤズド」目指して、途中休憩を取りながら5時間を走った。
途中2回程、運転手がバスから降りて「検問所」に行った。ガイド氏は、「長距離の車両はスピードを出し過ぎないかの通過時刻で検問を受け、違反したら罰金を取られるのだ。」と説明してくれた。
ホテルに着いた時刻は、20時半近かった。






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