《世界遺産「リーガ旧市街」の観光》(2)
リーガの町には大きな「ダウカヴァ川」が流れるが、その川辺の景色を眺め、継いで「リーガ城」に行ったが、現在修復中で見ることができなかった。
②「ブラックヘッドのギルド会館」
真新しく見えたが、実2000年に再建されたものだそうだ。
この会館は未婚の貿易商人の友愛会員によって建てられたもので、月、日、時間、月齢を刻む大時計が掲げられ、彫金細工と彫刻で出来た個性的な建物だ。コンサートホールやダンスパーテーなどができた大ホールも再建されているらしいが、内部の見学はしなかった。
(下の写真は「ギルド会館」前の市庁舎広場。広場の中央には、リーガの守護神「聖ローランド」の像が立つ。後方の123mの尖塔は「聖ペトロ教会」)
右側の建物が「ブラックヘッドのギルド会館」である。
③「聖リーガ大聖堂」
「ギルド会館」の前は「市庁舎前広場」となっているが、その広場を挟んで建つのが「聖リーが大聖堂」だ。
1211年に僧正アルベルトが建築を初め、その後幾度も増改築を繰り返して来た。帯剣騎士団の根拠地だったらしい。
建て直された現在の塔の高さは90mだが、元は140mの高さだったという。
中に入ったが、ステンドグラスが美しく、1883年に造られたパイプオルガンのパイプは6718本もある。
リーガの人口の1/3がコレラとチフスで亡くなったといわれる1709年の大洪水の時の水位が、壁に記されていた。
④「火薬塔」
14世紀に建てられて火薬の保管に使われた塔で、高さ25.5m、外壁の厚さは3mあり、ロシア軍が打ち込んだ砲弾数発が残るという。現在は「戦争博物館」として使われている。絡み付いていたツタは春に新芽を出し、夏に緑の葉を付け、秋には紅葉するのだろう。
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