花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

がん検診で札幌へ

2019年12月18日 | 日記

私の「乳癌」の健診は、今は1年に1回だ。その日が昨日の午後だった。

大雪なら大変だと思っていたが朝から気温がプラスになり、凍りついた雪の表面だけが溶け出して、道路は危険なツルツル路面になっていた。

健診までの午前中に久し振りに親友に会うため早めに家を出たが、JR駅までの道はとても危険で、転ばないように細心の注意を払って歩いた。こんな状態の道路は、今年初めてだった。

友人には「蜜柑」1袋と花友さんが前夜届けてくれた「手作りの餡餅」のお裾分けを手土産にした。

待ち合わせで会ってから、JR札幌駅地下通路にある「イタリアンレストラン」に入ってお喋りをした。

友人が、じゃが芋を同じ場所で作り続けていたら、今年は全部ピンポン玉みたいな大きさだったと言うので、「連作したら駄目だよ。畑作りの基礎だよ。」と教えた。

また、友人は何と5日程前に、凍結路面で仰向けに転倒し、頭を強く打ちつけて、「脳神経外科」に検査に行ったそうだ。

CTの画像では何ともないと言われたが、頭痛が続いていると話すので心配だ。高齢者はバランス感覚が悪くなっているので、本当に注意しなければならない。

                                     

友人と別れてから、地下鉄で病院に行った。 

受付を済ましてから「マンモグラフィ検査室」に行って写真を撮ってもらった。技師の女性が「機械が新しくなりました。」と言って小奇麗な機械の傍に案内された。しかし、乳房を左右、上下から透明な板で強く挟んで撮影する原理は同じなので、私には昨日の方が失神するのではと思ったほど痛かった。

「乳腺外科」は相変わらず混んでいたが、私の診察順番は1時間で来た。

担当医師が変っていたが、今回も女性だった。

昨年と今回の「マンモグラフィ」画像を比較しながら見せられ、また、ベッドに寝て「乳房の触診」を受けた後、「何も問題はありません。」と言われてホッとした。

しかし、「自分でも時々触れて見て、しこりがあれば来て下さい。」と言われた。私の「乳癌」の組織は、「女性ホルモン」には反応せず、「ハーセプチン」という成分に反応する再発し易いタイプなので、20年位は気を抜けないと言われ、改めて自覚させられた。次回はまた1年後だ。

予定よりも早めに病院を出たので、もう一人の友人を訪ねることにした。以前私と畑を一緒に作ったり、国内旅行に行ったりしていた友人だが、その後60代中頃に「認知症」になり、今は一人で住んでいたマンションを引き払って「優良老人ホーム」に入居しているのだ。

何とか場所を探し当てて「優良老人ホーム」に辿り着いたが、残念なことに彼女は「デイサービス」に出かけていて留守だった。

受付の女性に、「デイサービスには、週に何回行っていますか?」「彼女は元気にしていますか?」などと聞いたが、「個人のプライバシーにはお答えできません。」の一点張りだった。

仕方が無いので、簡単な手紙を書き、「帰って来たら渡して欲しい。」と頼んで来た。

夜、彼女から電話が来た。少しぎこちない話し方だったが、私の事を思い出してくれたのだろうと思った。

ところが1時間後に、また電話が来た。先程私に掛けたことを忘れて、再度かけた風だった。それでも数年ぶりで聞いた友人の声は懐かしかった。それに心配していたよりも元気そうだったので、少し安心した。

                                

 

コメント (6)
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