花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「オーストリア・ハンガリー・スロバキア3か国の旅」(13)

2018年07月19日 | 海外旅行「中央ヨーロッパⅠ」オーストリア、ハンガリー、スロバキア

≪世界遺産「ホッロークー村」観光≫

この村は「ブタペスト」の北東約90kmの「スロヴァキア」との国境近くにあった。
13世紀にモンゴル帝国の襲撃から逃れて移り住んだ人々で「バローツ人」と言われているという。
1909年の大火後に「バローツ様式」で再建した家々は、斜面に建っていて半地下様式だ。全部で50棟ほどあるというが、今の住民の大半は年金生活者と聞いた。
壁は藁を混ぜた土壁の上に石灰を塗って白くしてある。室内の煙を外に逃がす「破風」がその家によって異なる。

私達はその家の一軒に入った。
広い庭がある家で、70~80歳代と思われる民族衣装に身を包んだ二人の女性が迎えてくれた。
先ず、「ハンガリー」の蒸留酒「バーリンカ」が振舞われた。二人の女性が歌を唄ったり、民族ダンスを披露してくれた。
それから私達の中から男女1人ずつに民族衣装を着せた。女性のスカートの下には、2枚の下着を着て、スカートが大きく開くようにしていた。
それから簡単な民族ダンスを輪になって踊った。短時間だったが、高齢の村人の歓迎と交流に心が温かくなった。



               

村内を散策した。冬には1.5mもの積雪になるらしいが、5月下旬なので薔薇やゼラニウムが咲き誇っていた。可愛い教会に目を惹かれた。
一軒の家に入って見たが、質素な暮らしながら、室内を明るく綺麗に飾っていた。



               



その後、レストランで昼食を食べてからバスに戻った。



                  


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする