花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

伯母の食事

2017年09月27日 | 高齢期の生活全般
何度も書いて来たが、伯母は3年前から入れ歯をしていない。最後に作ったのがなかなか合わず、おまけに直ぐに外れてしまうので腹を立てて捨ててしまったのだそうだ。
それ以来、施設での食事は、全て刻み食やらミキサーにかけたどろどろ食だった。
どんな食品を食べているかを目で確認できず、まずかったらしい。

高齢者こそバランスが良い食材を用いた献立で、美味しく食事をしてもらう事が健康管理上必要な事なので、1月末に我が家に来てからは、柔らかくて潰れてしまう豆腐やなすびなどの食材以外は、ほとんどの材料を微塵切りかそれに近い状態に細かく刻んで提供して来た。
毎日、肉類、魚類、大豆製品、卵、各種の野菜、取り分け緑黄色野菜を欠かさずに、それと牛乳、乳製品、そして適当量の炭水化物食品を摂取してもらうことを目標にしている。薄切り肉でも噛み切れないので、肉は基本的にひき肉を使う様にしている。
何を食べているかが分かるし、味付けは余り薄味になり過ぎないようにしているので、伯母は美味しいという。

参考までに先日の夕飯と今朝の朝食を載せる。



飯は「ゆめぴりか」を水を少し多めにして炊いている。「ゆめぴりか」は粘り気が強い米なので、食べ易いらしい。

「ポテトサラダ」には、千切りにした「人参」を「じゃが芋のキタアカリ」と共に茹でる。
みじん切りにした「玉葱」を塩で揉み、水に晒し、良く絞ったのと千切りの「きゅうり」を加えてある。
「ポテトサラダ」だけで野菜3つと芋が摂取できる優れた介護食のメニューだ。時には「ゆで卵」を刻んで加えることもある。

「ハンバーグ」は、牛肉と豚肉の合いびき肉を用い、炒めた「玉ねぎ」とみじん切りの「人参」も加えた。さらにつなぎの材料として「生卵」、他に「牛乳」「パン粉」が加わるので、これもバランス的に優れていると思う。
「すーぷ」の材料は、切った「ミニトマト」と「卵」だ。「トマト」を入れると「味噌汁」も含まれる「グルタミン酸」が溶けて美味しくなる。
それと庭から採って来た「ホウレン草」の「ひたし」だ。

          

冷蔵しておいた3日前の「汁粉」の余りがあったので、市販の「角餅」を加えた。小豆は最初の茹で汁を1度茹でこぼして灰汁を取り、その後圧力釜で15分煮てから、砂糖と塩で味を調えた。
餅は、伯母が喉に詰まらせないように1個を8等分に切って供している。

「ミニトマト」もいつも2つか4つに切って、飲み込みやすく配慮している。
庭から摘んで来て茹でた「ホウレン草」は、葉先を伯母に、根元の茎部分は私が食べる。葉物は大抵そうしている。

今回の2回分の食材の内「トマト」「じゃが芋」「ホウレン草」「小豆」は、私が庭や菜園から収穫した無農薬のものである。
一昨日は「虎豆」を収穫した。煮豆を伯母が好きなので、作って食べさせようと思っている。
コメント (4)
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