花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

伯母が落ち込む

2017年04月09日 | 高齢期の生活全般
この所の伯母は、入浴時、倦怠感が酷くて浴槽内に入れずに洗い場で身体を洗っただけだったし、手足が冷たい状態が続いていたので、昨日、かかり付け医の病院に行った。
心臓のCTと手足の血管の様子、それに骨粗しょう症の現状を調べてくれた。
その結果、心臓血管内の動脈硬化が進行していて、抹消の毛細血管に血液が十分に行き渡っていないこと、骨量は成人女性の39%しかないことが判明した。BMI値は21.7でまあまあだった。
そこで骨粗しょう症の進行を抑える注射(これからは6ヶ月毎に打つ予定だ)を打ち、毎日飲む薬も2種類(カルシウム剤と血管拡張剤)が処方された。

薬は昨日の昼から飲み出したが、今日の伯母は何時に無く元気が無い。
聞くと、「自分はもっと元気だと思っていたのに、検査結果を知ったら悲しくなった。」のだそうだ。
半分は私に甘えていると思うが、私は「今まで医師がいる施設にいて、不調を訴えても取り合ってくれる事が少なかったよね。たまたま私と同居したので病院に連れて行く事ができて、少し遅かったけれど現在の健康状態が判って、進行を抑える薬や注射が出たから良かったね。」と言った。
そして、「施設のミキサー食なら、何を食べているのか分からなかっただろうけれど、今は刻み食なので、何の料理か分かるでしょう。私は伯母さんにはできるだけ栄養バランスを考えた食事を食べてもらいたいと思って努力しているから、伯母さんも食べてね。」と話した。

それから夕食の支度に取り掛かった。
ご飯、焼き魚、刺身、ニラとシメジの卵とじ、苺などを、綺麗に食べた。
97歳の健康状態としては驚くことではないのだが、初めて画像と数字で自分の検査結果を見たショックは大きかったのだろうと思った。
我が家に来た2ヶ月程前、手首周りを測ったら14cmしかなかったが、一昨日測ったら14.5cmに増えていた。
私が手助けできる事は限られているが、これからも伯母の精神的な支えも含めてできるだけ努力して行く積もりだ。
                           
コメント (8)
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