花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

植え付け作業講習行われる

2013年05月12日 | 家庭菜園・市民農園・借り上げ農園
昨日、今年借りた市民農園でじゃが芋と大豆(枝豆)の植え付け作業の講習があった。
気温が8℃程しかなく、風が強い上に、今にも雨が降り出しそうな天候だったが、40人近い方達が参加した。

講師から事前に植え付け作業のポイントが説明された後、いよいよじゃが芋の植え方から始まった。
牛糞堆肥が漉き込んである畑に、70cm間隔に筋を切り、測った化成肥料を撒いてからじゃが芋を30cm間隔に植えていった。
その後、土を25cm程度山状に掛けてから土を抑えた。これでもう土寄せをする必要が無いのだ。
この「植え付け時一括培土方」は、上部に雨水が溜まり難いために疫病になり難いが、生えて来る雑草は小まめに除去する必要があるそうだ。



次に大豆の植え方だった。
今回は収穫は遅いが、未熟な内に枝豆として食べても、また完熟させて煮豆にしても味が良い「黒大豆」だった。
60cm幅に畝を切り、化成肥料を施してから20cm間隔に種を3粒ずつ蒔いて行った。
土を掛けた後、植えた場所に圧力を掛け、鳥除けの不織布を掛けていた。

参加者からは幾つか質問が出た。
市民農園を初めて借りた人からは、「連作はだめだと聞いたが、昨年、借りた場所に何が植えてあったか判らないのでどうしたら良いか。」という質問には、「記録が無いので仕方が無い。できるだけ同じ場所を続けて借りるのが良いのでは…」という答えだった。

また、土壌の酸度については「昨日測定したら、PH5.6~5.8だったので、6.0程度にするために石灰を少し入れたら良い。」と言っていた。
大きい種芋を切った場合、そのまま切り口を上にして植えるだけで良いそうだ。灰汁を付けると逆に病気になる事があるそうだ。

予定された講習が終ったら本格的に雨が振り出した。なんとラッキーだったか。
今回の実習講習も、昨年までと同じく、なかなか参考になる良い講習だった。
コメント (3)
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