花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

取り敢えず簡易懐炉を届けられないだろうか

2011年03月16日 | 暮らしと住まい・耐久消費財
今朝起きてラジオを入れたら、福島第一原発4号機から炎が30分程上がっていたというニュースが飛び込んで来た。昨日と同じ状態らしい。
一体、使用済み核燃料の保管庫に何が起きているのだろうか。放射線量が強く、近づけないという。大変な状況に突入しているのではないだろうか。

昨夜の内に私の所でも新雪が降った。今朝は東北地方では零下の寒さだそうである。暖房が十分でない避難場所で、多くの人が寒さで震えている事だろう。
避難所までの道路が通れないため、灯油、ガソリンが不足しているという。
避難所の高齢者や防寒着が不十分な人達には、取り敢えず簡易カイロを直ぐにでも届けられないかともどかしい。
私は山や旅行に行く時、よく持参して使う事もある。1個あると1日近く温まる事ができる便利グッズだ。

また昨日は、漏れた放射線に被曝しても健康に被害を及ぼす量には程遠いから、心配しない様にという情報が何度もあった。
しかし、瞬時の被曝になる医療用レントゲン検査などと比較するのは、全くのごまかしにつながるのではないかと思う。
それなら何故、屋内退避を命じているのだろうか。
人々は、平常は外出したり、農業や漁業、建設、運搬他の仕事などをするために長時間外にいる人も多いのである。
僅か1時間の被曝量だけを比較して、だから安全だとは言えない筈である。
その証拠に、福島原発で危険な作業に当たっている人は、短時間ずつ交代で作業をするようにしていることからも伺える。

新聞には、旧ソヴィエトのチェルノヴィリ原発と福島原発の比較を表にして載せている。
それを見ると、チェルノヴィリは出力100万KWの原発が1基だけだったが、福島は複数の原子炉があり、6号機1つだけでも110万KWのものだという。
この先もっと事態が深刻になってくれば、チェルノヴィリの被害に次第に近づいて行くのではないかと本当に心配だ。
ドイツやスイスでは、今回の日本の事故を知って原発建設を凍結する方針を出したらしい。

兎に角、情報隠しが見え見えの東電には正確な情報を求めたいし、国には具体的な救助と支援が早く行き届くようにして欲しい。
我が家にはファックスがないので、ここに書くしかできないのが悲しい。


コメント (4)
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