sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

体罰と「今の子ども」

2019-05-10 | こども
わたしは子どもに暴力を振るったことはない。
でも暴力はなくても、
叱る時に感情的になって、無理に言うことを聞かせたことは数限りなくあるし、
ずるい誘導の仕方をしたこともたくさんあると思う。
あんなに嫌いなはずの抑圧と支配を、実は自分もしていたのだと、今は思うし、
それを大人になった息子はわかってきて、たまに言われる。

素直に謝る。後悔いっぱいだ。

でも、子どもも子どもという経験を初めてやったことでしょうが、
母親も母親という経験をはじめてやったわけなので、間違えることもあるのよ。
と息子に対してではなく、自分自身に少し言い訳する。

ということを考えていたら、SNSで、
今の子どもには限度を超えない体罰は必要じゃないですかね、
とか言う年配男性がわたしのウォールに出てきた。頭痛いわ。

今の子供ってなんですか?
限度ってなんですか?
子どもを死なせた親だって、限度を超えてない、躾のつもりだった、と言いますよね。
そして「限度を超えない」体罰で、死なずにすんでもなお、
つらいトラウマに人生削られながら生きている人たちがどんなに多いか。

そんなことを言うまでもなく、なによりもまず、体罰は暴力、
しかも大人から子どもへ、強いものから弱いものへの暴力ですから、
それだけでもダメに決まっているのです。

あと、今の子供は、って言う言い方。
全く同じ口調で、今の年寄りはと雑に非難されるのをどう思いますかね?