sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

琵琶湖輪行旅 5 :浮御堂

2021-11-30 | 自転車
ホテルのバスで堅田駅まで送ってもらって自転車を広げる。
自転車を畳んだり広げたりしてると、よく
小さくなるんですね〜と話しかけられる。関西だから?
東京では話しかけられないのかな?
駅の和菓子屋さんでとりあえず朝ごはん代わりの甘いものを買いました。

それから湖の方へ。

小さくてもなんでもなくても、港と名がついていると、なんとなくいいなと思う。

猫がいた。港のそばに猫はよく似合いますね。

川沿いに「湖族の郷」と書いた板があって、湖族ってなんかかっこいいなと思う。
この辺を支配して大きな力を持ち自治都市を築いた人たちらしい。
この辺の古い街並みが素敵なのはその名残なのかな。
地元の博物館とか資料館に行けば湖族のこともよくわかるのだろうけど
時間がないのでとりあえず先へ。



柿を干してあるお家が多いです。おいしそう。

堅田のあたりから南へ行く道は、湖沿いの道がものすごく気持ちいい。
民家の近くなので、本気のロードバイクの人が駆け抜ける場所ではないのだけど
ミニベロでころころ行くのは大丈夫かな。
湖に近く長閑で素敵な道の途中に浮御堂が見えてきました。

浮御堂は「近江八景」の一つで、堅田の落雁と呼ばれる名所のひとつ。
平安時代にできた禅寺のお堂ですが、台風のせいで昭和に再建されたもののようです。
夕日が映えそうなきれいな場所。

芭蕉の「比良三上 雪さしわたせ 鷺の橋」とか
虚子の「湖も この辺にして 鳥渡る」とかの句もあるのに
写真に撮ってあったのは「五月雨の 雨だればかり 浮御堂」という阿波野青畝の句碑。
この句、どうなんだろう、一番つまんない気がすると思ったけど
五月雨の中の浮御堂を思い浮かべて、雨だれの音を思い浮かべると悪くない気がしてきた。
(えらそうですみません。笑)

絵馬はいつも面白い。書かれていることは大体、
お金、健康、家族、恋愛、受験などに分けられるけど
個人的な事情が少し見えるものが興味深く、似たような願いでも少しずつ違うものだなと思う。
中に、世界平和というような大きな願いもあるけど漠然としすぎて印象に残らない。
でも、具体的に今苦しんでいる人のいる国や場所を応援するようなものがあると、
そうだな、がんばれ!と一緒に思う。

浮御堂から見ると湖にはうじゃうじゃと鴨がいて
和歌山がパンダ県、奈良が鹿県なら、滋賀は鴨県でいいのではと思う。










琵琶湖輪行旅 4 :わからなくてもワインの銘柄は聞くべし

2021-11-26 | 自転車
ホテルに戻ったらもう日が暮れるところ。きれいな空の色。さて、夕ご飯ですが、
チェックインの時に、レストランの予約をしようと思ったらなんと満席!
レストランは一つしかないのに、満席で、じゃあラウンジでワインでも飲むかと思ったら
ラウンジはプラチナ会員しか入れませんと…
宿泊客がお茶やお酒飲む場所もないホテルってなんだかなぁ。
しかもこの辺ってなにもなくて、車がないとどこへも行けないような場所。
自転車で出かけてもいいけど、マップを見てもチェーン店みたいなのばかりだし
自転車で行くとお酒が飲めない。
だから、レストラン満席と聞いた時点で外で食べるのはあきらめて、
ルームサービスを頼むことにしたのでした。

しかしながら部屋で見たルームサービスのメニューはこれだけ。
新型コロナでメニューを簡略化して、食器ではなくテイクアウト容器で持ってくるとのこと。
うーん。まあ仕方ないよね…うん。
少ないメニューの中、食事としての選択肢はサンドイッチがハンバーガーくらいだけど
このホテルのサンドイッチは何度か食べたことがあるのでハンバーガーにした。
ついでにワインのハーフボトルも。ハーフでこの値段なら普通レベルのワインは来るかなと。
売店で買った地元のクラフトビールも一杯目用に用意しました。期待高まる。

届いたホテルバーガーはこれ。

ルームサービスって高いけど、部屋でゆっくりくつろぎながら食事できることと、
部屋の中でもお皿やカトラリーはレストランと同じものでセッティングされて
優雅な気持ちでいただけるのが良さだと思ってるので、覚悟してたとはいえこれは悲しい。
紙容器はともかく、フォークやナイフが百均にあるような黒いプラスティック。
布のナプキンどころか紙ナプキンもついてなくて、茶封筒に入ってた。
紙ナプキンくらいはつけない?この値段で…。うーん。
気を取り直してワインを開けようと思ったらワインがこれ。

フ、フロンテラ…どこにでもある安いコンビニワインの代名詞みたいなあのワイン!?
ハーフでワンコイン、倍のフルボトルでも680円くらいのワインが、ハーフで4500円。
メニューを改めて見ると角ハイボール500円(居酒屋価格!)、ジュース350円(居酒屋価格!)
シャンパンのヴーヴクリコのハーフボトル8000円(ホテルでこの値段はだいぶ安い、やっぱり居酒屋価格)。
他の飲み物はホテルのルームサービスにしてはかなり安い価格設定なのに
ワインだけなぜフロンテラが他のものの何倍もする高い値段で?
角ハイが500円ならフロンテラのハーフボトルはせいぜい1500円がいいところだと思うけど。
いや、フロンテラのシャルドネ、安い割には美味しいんですよ。コスパいいと思う。
でもここではこれだけが割高どころでない値段にびっくりして、そしてテンションだだ下がり。
ワインの銘柄を聞かなかったわたしが悪いのだけど、しかし謎の価格設定だわ。
ハンバーガーはまあまあ美味しかったんだけどねぇ…
下がったテンションはどうにもならないので、さっさと食べてプールに行きました。

キャップとゴーグルは持参したけど水着は重くなるので今回はレンタル。
こういうレンタルは気に入る水着はなくて仕方ないと思ってたけど可愛い水着があったので
ちょっと立ち直って40分くらいゆっくり泳いだり浮かんだりしてリラックスしました。

そのあとはプールのそばにある温泉のお風呂に入って温もって、
部屋に戻ったらワインのことは忘れて(笑)翌日のプランを立てておやすみなさい。

翌朝の朝食も、ビュッフェが激混みらしかったのでパスして
そして琵琶湖大橋は一回渡ったからもういいやということで
ホテルの送迎バスで橋を渡った先の堅田の駅まで連れてってもらいました。

ブロンプトンも畳んだ姿でちょこんと乗ってます。

琵琶湖輪行旅 3 :大きな橋は得意じゃないことがわかった

2021-11-25 | 自転車
近江舞子からゆっくりと琵琶湖大橋の麓まで来たらふもとに道の駅が。
琵琶湖大橋米プラザというようですが、橋を渡る前にコロッケを買ってはふはふいただく。

夜はホテルでゆっくり食事すればいいと思ってたので特に何も買わず
滋賀のお酒の小瓶でも買おうかと少し思ったけど、その夜はワインを飲むつもりだったし
お土産なら明日でいいかと何も買わなかったのを、あとで後悔するけどそれはまた別の話。

琵琶湖大橋は1350メートルくらい。西側の大津市と東側の守山市をつなぎます。
この前日帰りできて渡った、もっと南側の近江大橋が1290メートルなので
同じような感じかと思ってたら全然違った。傾斜が!
ブロンプトンはタイヤが小さくて車体がやや重めのミニベロなので
大きなタイヤで軽い車体のロードバイクより坂道は圧倒的にしんどい。重くて無理。
でもなんとか一番軽いギアにいれてヨイショヨイショと登りました。
広い歩道があるので安全ですが、車がビュンビュン通るので緊張するし楽しくない…
途中広いスペースがあって自転車3人組の若い男子たちにお願いされて写真を撮ってあげました。

代わりに撮ってあげましょうかと言われたら撮ってもらおうかなとちょっと思ったけど
全然言われなかった・・・ワカモノは大阪のおばちゃんと違って気が利かない…笑

琵琶湖大橋の後半の下りも結構な下り坂で、横は大型車がびゅんびゅん、
前からも自転車がくるし、やっぱりこわくてブレーキかけながら
そろそろと下りました。ああ緊張した。わたしは大きな橋向きじゃないなぁ。

守山市に入って大きな商業施設ピエリ守山などを横目に少しいくとホテル。

自転車はたたんでコロコロ転がしながら部屋へ持って行きます。相棒感がある。

まだ明るい時間だったので、とりあえずお茶を点てて一服。

窓からは端っこの方に湖が見えます、

それから鞄を置いて、自転車だけ持って日が暮れるまで湖沿いをポタリング。

サイクリストの聖地って日本中にいくつあるんだろう?

これはブロンプトンのお座りスタイル。
空には白い月と鳥。

水辺には恋人たち。

湖畔の夕暮れを堪能しました。

琵琶湖輪行旅 2 :山の良さをしみじみ感じる

2021-11-24 | 自転車
近江舞子の駅で降りて、湖西の湖沿いを琵琶湖大橋まで南下します。
青い線の引いてあるサイクリングロードより湖沿いの細い道をのろのろ走り、
道がなくなったら少し離れた道に戻り、少し走ったらまた湖のほうに道を探す感じです。
車道の脇を身軽なロードバイクでスピード上げて走り人たちとは全く違うので
せっかく琵琶湖のまわりを走ってるのに、サイクリングロードは半分も走ってない。
多分ずっとそういうスタイルで行くと思います。自転車だけど歩く速度に近いお散歩です。
そんな感じでゆっくり進むのであまり時間が読めず
食事のタイミングで全くお店のない場所にいることもあるし
異常な方向音痴でルートや方角を調べるのに忙しくて食事について
あらかじめ決められなかったりするので、おにぎりなど持っていくことが多いです。
おにぎりはお弁当よりコンパクトでゴミも少なくて邪魔にならないのがいいですね。

この日は玉子焼きを間に挟んだおにぎらず。野沢菜と梅干しの混ぜご飯で3色になりました。
パンダ柄のアルミホイルで包みました。かわいい。

駅から湖まで行ってベンチとテーブルのある場所で湖を眺めながらいただきました。




今回も湖はきれいだったけど、それ以上に山がすぐそこまでせまってくる気持ちよさを実感。

神戸も海と山が近いけど、海って湖より濃ゆいというか油っぽいというか力がある感じ。
湖はもっと透明感というか薄い色彩の淡白な感じがして、山も涼やかな濃さに感じます。




南下していくと山がだんだん遠くなりますが光できらきらする湖に見惚れます。


柿の実が、のんびりしてかわいい。

もそもそと木の生えてる場所は、なんでもない場所でも好きですね。

琵琶湖輪行旅 1 :旅の準備とか

2021-11-21 | 自転車
10月に琵琶湖の南の端っこ、大津の辺からさらに南に自転車に乗ってみて
初心者がこそっと走っても怒られないし怖くもなさそうとわかって、
これはビワイチ(琵琶湖一周サイクリング200キロ)も分割して行けばいいかも?
などと思うようになり、色々調べてみました。
すると、ビワイチが無理な人でもこんなふうに気楽に行きましょう!というルートが
見つかるんだけど、気楽と言っても半分に分けて100キロx2回とかだったりして、
いやいやいやいや、100キロってロードバイク乗ってないと無理、
わたしのブロンプトン(ミニベロ小径車)ではよっぽどの変態じゃないと無理、
と自転車乗りの人たちの本気さに、改めてビビりました。
マイペースで、車の多い道を走らず、できるだけ気持ちの良い小さい道を走り
おいしいものがあれば買い、野点もして、時に迷いながらブロンプトンで走るなら
1日2〜30キロまで、ビワイチを7〜8分割しないと到底無理…といじけてみたけど
うちから琵琶湖は日帰りでもなんとか通える距離なので、
それでいいやん!何度でも行けばいいやん!と気を取り直し、琵琶湖には通ってみることに。

仕事は土日休みですが、週末に予定の入ることもあって
土日両方空いてる日があまりないのだけど、あ、今週末あいてる!と気づいて
週末数日前に、某クレジットカードのポイントで泊まれるホテルをさくっと予約しました。
土日で20キロずつ走れば、前回の大津の分をいれて、
ビワイチの4分の一、ビワヨンブンノイチくらいになるのでは???とうきうきしながら
土曜の昼前まで、留守番の猫をたっぷり甘やかしてから出発。

ブロンプトンはたたむのも開くのも簡単で楽しいんだけど
輪行袋に入れるのがだいぶ嫌い。めんどくさいのと入れにくいのと
その後の重さに苦労するのとで。
でもその後目的地の改札を出て開くときの楽しさは格別。この瞬間がすごく好きです。

旅行に行く時は1泊でも持ち物を書き出します。
文字だけだと把握できない頭なので小さい絵もつけます。

あとはどんどん鞄に入れていくだけ。
鞄はブロンプトン用のものでちょっと重いけど自転車にワンタッチで取り付けられて便利。
着替えは下着と靴下など、お化粧は化粧水やクリーム以外は日焼け止めくらい、
コロナ以降すっかりお化粧しなくなりました…
女性にしてはかなり荷物が小さい上だと思います。

鞄に入れるものを並べてみた。
上段右の黒いのは電車に乗るときに自転車を入れる輪行袋。
その左はカメラとパンダ柄ホイルに包んだおにぎり。
真ん中の茶色い袋は野点セット。その左は水筒とストールとスマホ充電器。
一番手前の右の白い布袋は着替えやハンカチ、その横は化粧品やブラシのポーチ、
花柄の布袋はプールのキャップとゴーグル、左の紫色は手帳です。
鞄のポケットにペットボトルと自転車の鍵を入れて、鞄の中はまだ余裕。
お土産を買ったり、暑いときに上着を丸めて入れるスペースもある感じ。

今回は近江舞子から南下して琵琶湖大橋を渡った先のホテルに泊まる計画で
まずは近江舞子の駅へ。お天気がすごくよくてぽっかり浮かんだ雲の影がくっきり見える山。

車窓の風景ですっかり気分が盛り上がりながら、駅につきました。

海も湖も、何度来ても見えてくるだけでテンション上がりますね。

琵琶湖へ初輪行:三井寺

2021-11-20 | 自転車
三井寺は大津の駅より少し北の辺。受付の人に駐輪場はどこですか?聞くと
その塀の裏の辺に止めといて、と言われる。自転車置き場というのは特にはないのかな。
ビワイチで琵琶湖に来る自転車乗りの人たちはお寺とかにはこないのかな。
自転車に乗るのもいいけど、ずっと自転車こいでると、日本の足で歩くのが気持ちいい。
お寺や山をゆっくり歩く気持ちよさ。

さて、三井寺ですが、
>天台寺門宗の総本山。境内に天智・天武・持統の三天皇の御産湯に用いられたとされる霊泉(井戸)があることから、「御井(みい)の寺」と称され、後に「三井寺」と通称されるようになった。国宝の金堂を始め、西国第十四番札所の観音堂、釈迦堂、唐院など多くの堂舎が建ち並び、国宝・重要文化財は一〇〇余点を数える。
と滋賀県の観光サイトにありました。滋賀随一国宝重文の多いお寺のようです。
ちなみに正式名称は、長等山園城寺(おんじょうじ)

三井寺のすぐそば、琵琶湖疎水の近くにうさぎの神社がありました。
三尾神社(みお神社)ですが、ここに着いたときはもう4時頃で三井寺へ急いでいたため
ほぼ通り過ぎ…

うさぎのはてな(うさこさん)と11年も一緒に暮らしていたウサギ飼いとしては
もっとゆっくり見たかったけどまた次の機会があるかな。

手水のところにもうさぎさん!ゆっくり見たい!

三井寺の中は軽く回って小一時間と受付の人に言われてた通り
あまりじっくり見ないでさっさと回って4、50分でした。
仏像を確かめながら見る暇はなかったので建物だけ見ることにして
これが国宝の金堂。

この屋根の檜皮葺(ひわだぶき)の風情が優しいです。威圧感がないんのよね。


そしてこの仁王門は重文ですがなんとも美しい。素敵な楼門。




三井寺の境内の階段を登ったところでは琵琶湖の見えるいい場所があったり
弁慶力餅という抹茶をまぶしたお団子?を売ってる茶屋があったり
じっくり見る暇がなかった仏像や庭があったり、
自転車旅のついでではなく訪れたい場所ですね。
(ちなみにここで買ったお餅は帰りの大津の駅で電車を待ってる間にペロリと食べました)

琵琶湖へ初輪行:瀬田川

2021-11-18 | 自転車
近江大橋は琵琶湖の南端にあります。そこから南は瀬田川となって川沿いの道になります。
近江大橋を一旦渡って湖の東側へ行き、そこから南へ下り瀬田川沿いを少し走りました。

きらきらときれいなボートが見えて、どうやら京大ボート部の学生たちみたい。

並んでヨーイドン。レースなのか練習なのかもわからないけど
きれいなぁとしばらく眺める。

琵琶湖から瀬田川になったあたりには瀬田唐橋という風情のある橋があります。
ここにビワイチの始点(出発の地)のモニュメントと終点の印がありました。



とはいえ、別にみんなここからスタートするわけでもここでゴールするわけでもなく
それぞれ好きなところから回るから別に関係ないんだよと人に言われたけど
ここで写真を撮ってた自転車の人もいて、やっぱりここから始めたい気になるよね?

唐橋を渡って湖西側に戻ったら、あとはまた北に上がって行きます。

これは唐端から北側を見た瀬田橋梁かな?
この辺何かのアニメの舞台だったようです。「中二病でも恋がしたい」?知らないけど…

公園のようなところ、紅葉が少しはじまりかけてる木の下で野点。


ビワイチは反時計回りに回るのが普通で、
それは自転車が車道の左側を走るので反時計回りだとより湖に近く眺めがいいからみたいです。

湖西側を北上するのはその逆ですが、湖は堪能したのでひたすら車道を北上。

大津の辺に戻ったら、大型遊覧船ミシガンが出るところで
遊覧船にはできるだけ乗りたいタイプなのだけどこれがその日の最終だったので見送る。

それから湖を離れ、少し北の三井寺へ。(続く)

琵琶湖へ初輪行:橋を渡る

2021-11-16 | 自転車
長めの橋を渡りたくなったのです。
いつかはしまなみ海道!という夢はともかく
長い橋を渡ったことがないなと思って。
それと、すこし遠くへ輪行したいなとも思ったので琵琶湖に行ってみることにしました。
自転車に乗ってると、しまなみ海道は憧れとして
淡路島一周のアワイチ、琵琶湖一周のビワイチなどというものがあると知り
淡路島より琵琶湖の方が走りやすそうなのでとりあえずどんな感じか
ちょっと見てみたかったのです。
でも初心者でまだヘルメットも買ってない身としては琵琶湖大橋ではなく、
うちから行きやすい大津から南の端までちょろっと行って近江大橋を渡るだけでいいや、
とりあえず海のそばを走る感じは神戸でわかったので
湖のそばを走る感じを知りたいな、という感じのゆるい計画を立てました。

そもそも自転車じゃなくても琵琶湖にわざわざ行ったことがほとんどないので
結構ドキドキしながら大津の駅へ。
輪行の時って、電車の駅の改札内は必ず折りたたんで全部袋にいれないといけないので
転がせないし、とても重くて大変。非力な女性には結構つらいので
いつも乗り換えで駅の構内をたくさん歩かないでいい方法を考えます。

そして重いし邪魔になるので、できるだけ混んでない時間を選ばないといけない。
朝は少し遅めに、帰りは少し早めになるので、現地では結構忙しくなりますね。
日の出と共にというくらい早く出たら、それはそれで空いてるんだろうか?
でも眠い時間に重い自転車担ぐのつらい…
今回はお昼前に大津の駅につきました。
駅の改札を出て、人の邪魔にならないところで自転車を出して展開する瞬間が大好き。
(逆にたたんで輪行袋に入れるのはあまり好きじゃない。
 たたむのは簡単だけど袋に入れるのにいつも手間取ります)
自転車は持ってると重い足かせのような荷物だけど
開いて乗るとどこにでも連れてってくれる相棒になります。

大津の駅から湖の方へまっすぐな道を下って行きますが
ここですでに自転車用の青いラインが引いてあって、自転車の国に来た!という気分で
一気に一人前の自転車乗りの気分になって(錯覚)びゅーんと下り坂を気持ちよくスタート。

湖が見えてきたらとりあえず南に。気持ちいいー。





少し走ったところで古い洋館のドイツ料理屋さんがあって
テラスで食事するのが気持ちよさそうなので自転車連れて入らせてもらいました。

最高に気持ちいいけど、自転車なのでビールはノンアルで我慢。

でもドイツのノンアルビール中々おいしかったです。

自転車だけでなく猫や犬もOKの店だったようで後ろのテーブルには猫が2匹。

お利口でびっくり。うちの猫は無理だわ・・・

さらに少し走ると近江大橋が見えてきました。

前日の土曜日に行くつもりだったんだけど強風注意報が出てたので1日延ばして正解で
ほとんど風がなくすごく気持ちよく走れました。(続く)

薪能と山本能楽堂

2021-11-09 | 芸術、とか
10月入ったばかりの頃、街で翌日にある池田城跡での薪能のチラシを見かけて
まだチケットあるか電話して予約して行ってきました。

電車に乗らずに歩いて行ったら結構汗をかいたのに
開始時間30分前から急に夕立が降り出して20分ほど降り続け
着物でこられてた方は木の下などに避難してたけど随分濡れたようで気の毒。
わたしは日除けの晴雨兼用傘を持ってたので濡れずに済みました。
雨の止みかけの時に虹が出たのはすごく素敵だった。いい予感。

雨上がりのコスモスもきれいだった。

でもこのあと、すごく冷えて、観劇中は随分寒かったです。

一番前から3列目くらいの席に座れたけど池に浮かんだ舞台は少し遠くて
それがまた幻想的な雰囲気にはちょうど良かった気がします。
演目(曲というのかな?)は「井筒」でぼんやりとは知ってた話ですが
リーフレットを見ながらじっくり鑑賞しました。
能自体は数回みたことがあるけど、野外での薪能は初めてで、すごく面白かった。
まだ明るい頃から始まってだんだん日が暮れていく夕暮れ、
そしてすっかり暗くなると焚かれる篝火。
幻想的なライティングの中でお面をつけた人が舞うのは幻想的で夢のようでした。

そして10月の終わりに友達に誘ってもらって、大阪の山本能楽堂での
落語と能の会も行ったのだけど、落語3席(桂吉弥さん、吉坊さん、春蝶さん)のあとの能が
また「井筒」の後場の部分で、薪能で見たところだったのでスッと入っていけました。
薪能と違って至近距離で見るのもまた興味深く
何より音の響きがよくて笛の音、鼓の音が、いちいち背すぎがピキンとのびるくらい
シャープに届くので、目でも耳でも薪能とは印象が全然違って面白かった。

月記:2021年10月

2021-11-08 | 月記
涼しくなってきて自転車にたくさん乗った気がします。
あと体調が崩れがちだったし、気分も沈みがちだったかも。

・パーソナルトレーニングのジムにお試しで行き始める
・緊急事態宣言が終わって何ヶ月ぶりかでひとりバー
・池田城跡での薪能
・淡路島にジェノバラインで行って岩屋の辺で⁠チェアリングなど
・自転車でいつもの温泉のお風呂屋さんへ。お風呂前にハイボール一杯がうれしい
・私市の星のブランコハイキング
・栗ご飯を2度炊く
・大津に輪行。琵琶湖と三井寺
・久安寺の弥勒山巡り
・山本能楽堂で落語とお能の会。吉弥。吉坊、春蝶さん。
・夜中に血尿と残尿感や痛みで一睡もできず。膀胱炎・・・。

映画館で見た映画「マルジェラが語る”マルタン・マルジェラ”」「トーべ」
「007 ノータイムトゥダイ」「デューン砂の惑星」

DVDや配信で見た映画:007のダニエル・クレイグのものを3本復習した
「カジノロワイヤル」「スカイフォール」「慰めの代償」