sigh of relief

くたくたな1日の終わりに、
熱いコーヒーと、
甘いドーナツと、
友達からの手紙にほっとする、感じ。

映画「美しき野獣 セルゲイ・ポルーニン」

2017-07-31 | 映画


映画についてるコピーとかキャッチフレーズってダメなものが多いし
「世界一優雅な野獣」なんて、大袈裟で陳腐な表現だと思ってたのに
実際に映画を見ると、もうぴったりすぎて、それ以外言いようがないとまで思う。
ほんと世界一優雅。うっとり。野獣か天使か、いやもう神だわ。神々しい。

ウクライナ出身、19歳で史上最年少の英国ロイヤル・バレエ団プリンシパルとなったセルゲイ・ポルーニンは、その2年後、人気のピークで電撃退団。そのニュースは国内メディアのみならず、世界中に報道された。
スターダムから自滅の淵へ――様々な噂が飛び交う中、彼が再び注目を集めたのは、グラミー賞にもノミネートされたホージアのヒット曲「Take Me To Church」のMVだった。写真家のデヴィッド・ラシャペルが監督し、ポルーニンが踊ったこのビデオはyoutubeで1,800万回以上再生され、ポルーニンを知らなかった人々をも熱狂の渦に巻き込んだ。
<ヌレエフの再来>と謳われる類い稀なる才能と、それを持て余しさまよう心。本人や家族、関係者のインタビューから見えてくる彼の本当の姿とは…?

(映画の公式サイトより)

写真をいくら見ても、この感動はわからないと思う、これはもう
動いているところを、踊っているところを見るしかない。
もちろん生で見るのが最高だろうけど、そういう機会がなくても
映像だけでも本当にしびれます。しびれました。メロメロ。

顔かたちも素敵ではあるけど、何より踊りが。
あの優美な跳躍、勢いがあるのにふわりと柔らかさを失わず、
しかもすべてにキレがある!天才だわー。
孤独の影が濃く、ワイルドさもあって、でもどこまでも優雅。
映画に描かれている天才の苦悩はよくあるものだけど、
もうね、こうなってくると映画のデキなんてどうでもいいの、
彼が動く姿が見られたらそれでいいの。というくらい惚れ惚れ。笑

でもそれだけ惚れ惚れさせるということは、映画としてうまく作られてるのかも。
子供時代のビデオが結構出てきて、それはとても興味深いです。
子供の頃の彼自身や、幸せそうな家族のホームビデオが
後半の、彼の孤独を裏打ちして切ない。
ステージママ的な支配型の母親は、息子の孤独も苦悩もすべてに関して
自分が悪いとは一切思ってなくて、悲劇のヒロインタイプの
かなり我の強い、利己的な人。
一方、父親の方は家族のために一人離れて出稼ぎに耐えながらも自分を責める。
二人の離婚は母親に原因があるようだけど、それも母親は
悪びれないで、こういう性格はラクだろうなぁと思う(笑)
セルゲイはどちらも愛していて、これからはいい関係を築いていけるだろうと
いうところで映画は終わります。

どんなに孤独な時も、いい友達はずっといるようで、
これだけもてはやされる天才のスターなのに
友達はよく出てくるわりに、恋愛の話は全く出てこなかった。
でも、この映画は、それはそれでいいのかも、とも思う。
シンプルな映画だと思うけど、そのシンプルさが彼の天才をより際立たせてる。

バレエ団をやめたあとに取り組んだ「「Take Me To Church」のMVは
わたしも映画を観る前に見たことがあって、すごく素敵とは思ったけど
映画で見るバレエのシーンのダンスの方が、わたしはずっと好きです。
でも帰宅後にYouTubeであれこれ動画を見ても、映画ほどの感動がなくて
これはやはり大きな画面で見ないといけないのかなと思った。
本当にびっくりしたんですよ、この映画の彼。衝撃的なほど、魅了されました。
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映画:20センチュリーウーマン

2017-07-30 | 映画


思春期の男子に、色々教える女たち、というような話か、と
あまり気にしてなかったんだけど、絶賛する友達が何人かいたので見たら
すごくよかった。
こまごまと身につまされたり考えたりで、
あまりにいろんな気持ちが溢れすぎて困るくらいでした。

似た感じの好きな映画は「ウォールフラワー」「シング・ストリート」かな。
傷つきやすい子がたくさんのことを感じながら成長する青春、というと
あまりにありきたりに聞こえるけど、それが瑞々しい映画になるのがすごい。

アネット・ベニングはシングルマザーで一人息子の教育について悩んでて
自分のやってる下宿の女子と近所の二人にも手助けを頼む。
ここがちょっとよくわからないんだけど、教育って具体的に
何を教えてもらうつもりだったんだろう?へんなの。
息子はごく普通の思春期的に多少の迷走はしても、
さほど母親から逃げようとか心を閉じてるようには見えず、
むしろ息子に一対して一定の母親として人としての一面しか見せず
自分の弱いところや柔らかいところを表に出そうとしない母親の方が
問題があるような気がするのですが・・・
でも、そういうところが、わたしには自分と重なっちゃって困った。笑
母親は、リベラルで、カーターの演説に感動するし、
思うことはずけずけ言うし納得いかないことには断固戦うし、とても強い。
今時の音楽をわからないといいながら聞いてみて踊ってみたり
素直なところもあるけど、いろいろとアンバランスで矛盾もある人です。
彼女がてれんとしたパジャマを着て、派手な布団のベッドの上で、
メガネかけてマグカップ持ってタバコ吸いながら
本読んでるシーンが何度も出てくるけど、すごく好きです。
彼女は若いときもたまらないかわいさがあってチャーミングだったので、
それを思うとずいぶんおばあさんになったなぁと思うけど
それでもそこが、また魅力的。

息子を持つ母親の一人子育て同士なので、
このアネット・ベニングにいちいち自分を重ねてしまう。
映画の中での彼女とわたしは、年も近いし。
そして64年生まれの息子の、79年頃の話なんだけど、
わたしの生まれた時がほぼ同じなので、
この79年という時代の感じもよくわかりすぎてやばい。
音楽もファッションも、いちいちきゅんときました。
映画の中の時代的には息子に共感するし
人物としては母親に共感するし、また、
息子の周りの二人の女性、17歳と30歳くらいの設定だったと思うけど、
それぞれがやはり自分のその頃を思い出させて、
気持ちがあちこち動き回って忙しかった。笑
それだけ、いろいろと身につまされたということですね。

17歳の女子は、エル・ファニング。
しょっちゅう忍び込んで添い寝するのに、恋愛は拒否するという
美少女しかできない、小悪魔的というか、不思議少女の役。
エル・ファニングの存在感はもう、いるだけでオーケーという気になる。
どんな役でも、なんという透明感、なんという無垢さ。
そして30歳の方の女子は、「フランシス・ハ」や「マギーの場合」で
ドスドスしたがさつさが好きじゃないと思ってたグレタ・ガーウィグ。
でもこれはよかった。真っ赤な髪のパンク姉ちゃんだけど
病気や将来の不安や親との確執を抱えて生きてるから、
安っぽい自分探しに走らずに、いいお姉ちゃんなんだなぁと思う。
セックスするときに、物語と状況を作って、
それを演じながらじゃないといやだとか、へんにややこしいとこあるけど
こういうお姉さんが近所にいたら、わたしももっと楽に
思春期を過ごせたかもと思わせます。

もう一人の登場人物ウィリアムは最初はただの半端なヒッピーに見えたのに
後半存在感を増していい男に見えてくる面白い役です。
主人公の男の子も、綺麗な顔で、今、この思春期の輝きがあるなぁ。

舞台になる下宿の雰囲気も好きです。色やインテリアが
程よく古くごちゃごちゃしてて、落ち着く。

後で知ったけど、この監督のマイク・ミルズって
ミランダ・ジュライの夫なんですね。
ミランダ・ジュライとは違う味わいで、もっとこなれてるけど
絶対ダサさがないおしゃれ感は、なんとなく納得する。笑

あ、あと、この映画にもにゃんこがいて、
目だたない出演の仕方だけどなかなかよかったです。
やっぱり猫飼いたいなぁ。
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昔のビデオ

2017-07-29 | Weblog
子供が小さくて、わたしがまだ結婚してた頃のビデオを20本近くを、
ビデオテープをDVD化する店に出したんだけど、
20年近く前のものも、一応全部できたみたい。
カビとか劣化でだめなものもあるかなぁと諦めてたけど。
安いところ探して持ってったので、出来上がるまで3ヶ月かかりました。
でもすごく安い。

でも小さい頃の子どもを見るのは楽しみだけど、
結婚してた時の自分や元夫が映ってるのは、見たくないなぁと思って、
そのまま置きっぱなしでまだ見てない。
いろいろと葛藤があるもんだなぁ、われながら。
でもまあ、ダメになる前にテープをデジタル化できて、よかった。
いつか落ち着いた、しっかりした気分の時に見てみよう。
全部で20本以上あるけど。
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普通のデート

2017-07-28 | Weblog
デートで名所旧跡観光地に行くのがいやなのは、
なんか大げさなイベント感が好きじゃないからかな。

普通に美味しいものを食べて飲む簡単なデートが好きです。
大好きな店に行くのも好きだけど、
初めての、知らない美味しい店に行くのもすごくうれしい。
いい店を知っているのはとても大事だなぁと思います、自分も相手も。

飲み食い以外だと、映画は自分のスケジュールがあって勝手に見たいので
デートではあんまり行きたくない。
美術館は、どうせ行く予定のものに相手が勝手についてくるなら構わないけど
やっぱり自分の気分で自分のペースで見たいので、これもあまり気が進まない。
要するにわたし、相手に合わせる気が全然ないということかも・・・笑
あぁ〜。デートにおけるサービス精神って、わたし全然ないなぁ。
いえ、だからって相手に楽しませてもらおうと、全部任せるわけじゃないですよ。
サービス精神からではなく、普通に行きたいところへ行ってしたいことをして
二人とも楽しい、というのがいいなと思うのです。
落ち着く店で本読んでるだけでも、雰囲気のいい店なら楽しいんだけど
そういうことを分かち合える相手だと、
お互いに楽しむのにサービス精神はあんまりいらない。

他には、ライブや寄席や、そういう生モノに人と行くのも楽しいです。
でも、ライブイベントってわたしが誘うことは時々あるけど、
人に誘われることってあんまりないんですよね。
みんなあんまりライブとか行かないのねぇ。
面白いことに誘ってくれるのは女子ばかりだな・・・。

最近、サイゼリヤのデートがどうかという話題が盛り上がってたけど
デートって現代アートと同じように文脈だから。
どういう関係でどういう流れでどういう風にサイゼリヤを使ったのかによっては
センスの良い使い方もあるしどうしようもない場合もあるのです。
サイゼリヤに行ったというその一部分だけ取り出してもなんとも言えないな。
そういえば、わたしは駅の改札とか人通りの多い場所で待ち合わせをするのが
嫌いなのですが、駅前にサンマルクとマクドナルドがあって、
サンマルクのコーヒーがまずいのでマクドナルドでとりあえず待ち合わせる、
というのはありだけど、
いつも待ち合わせはマクドナルドね〜って決めてかかられるとそれは違う!
と思う。
待ち合わせにもセンスはいりますね。
で、そんなの難しい毎回気を使うのしんどいという人もいるでしょうが、
こちらも気を使ってなんか欲しくないので、
そんなことに気を使わなくても苦もなくセンスの合う待ち合わせのできてしまう人と
お付き合いするのがいいのだろうと思います。
お互い、頑張らず。

つまりやっぱり。お互いサービス精神が特になくても(あるほうがいいけど)
自然に楽しくしてることで相手も楽しいという関係が一番いいな。
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息子の就活

2017-07-27 | こども
相変わらず、要領良くうまく楽しくラクに生きることに邁進しているような息子。
わたしはつい古い感覚で、そんなラクばかりしてたらあかんと思いかけるけど、
ラクできるならラクしたらいいんだよな、と思い出して黙る。
恵まれた環境をフルに享受して、就活も楽しさと面白さ基準だし、非常に軽やか。

「ノラ・ジョーンズ聞いてきたよ。」「上原ひろみと矢野顕子のライブも行った」
「アンドレア・モティスもますます良くなってた。」
「ウッドベース買った話ししたっけ?」「今沖縄」・・・楽しそうでいいなぁ。

息子は在日で、親は家庭内別居でずっと家の中は殺伐混沌としてたし、
受験に失敗して行った中学は最悪の環境だったし、
帰国子女で先生からもいじめられてきたけど、
それでも彼のことを考えると、いろいろと恵まれてるやつだなぁに思う。
自分で考えて自分で失敗して自分で乗り越える機会も力もあるし
全部フルに活用してるように見えるから。
そして、楽しく過ごすということをよく知っているのは、本当にいいこと。

給与や出世にあまり興味がないまま就活をやってて、
でも第一志望をどんどん落とされてるのでちょっと焦っていたようですが
やっと決めたようで、ひと安心。
凡庸な親としては、誰でも知ってるような大手企業へ行ってくれたら
安心な気持ちはするけど、
本人が楽しかったら誰も知らないヘンテコな会社に行くのもよかろうと思ってた。
結局、ごく普通の会社で、ちょっと拍子抜けしたけど
どこで何をやってもそれなりに楽しく生きていけそうなので、
まあ好きにすればいいです。

そういえば、某IT企業に面接で落とされたときは
「やっぱりビーサンでいったのがあかんかったんかなぁ」って、おい・・・。

そして久しぶりに家に帰ってきたら、リフォームでリビングが広くなりすぎて
どうも落ち着かないと、4畳半の部屋にこもっている息子。
お金持ちになりそうにない・・・笑
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映画:人生タクシー

2017-07-26 | 映画

イランの映画です。
トレーラーだけ見て、ドキュメンタリーだと思ってたけど
ドキュメンタリーに見せたフィクションだったのですね。ちょっと残念かな。
いやこれはこれでいいのかな。

監督ジャファル・パナヒは、巨匠キアロスタミ監督の弟子で世界3大映画祭で
受賞してる監督だけど、保守派政権に反体制派だとして自宅拘束されたり
映画制作を20年間禁じられたりしている中で、最近は無許可で撮影している。
この人、反対されればされるほど燃える反骨魂の人なのか、
それとも映画作らないと死んじゃう病気なのか、自宅での軟禁生活を
「これは映画ではない」というタイトルのドキュメンタリーにしたり、
反骨にユーモアがあるのは素晴らしい。

さて、この映画は、監督が乗り合いタクシーの運転手にこっそり扮して、
テヘランの街を走り、乗ってくる様々な客を固定カメラで隠し撮るという形で
一見ドキュメンタリーっぽいけど、実は演出されてる映画。
途中までドキュメンタリーかな?と思ってたものの
カメラワークが多少あるし、お客が出来すぎだし、
姪っ子の台詞回しはすごくうまいものの、やっぱり演技だなとわかった。
あとで調べたら、プロの俳優は、禁止されてる映画には出られないので
監督本人と知り合いや親戚ばかりで演じたものだそうです。
そして、印象的な乗客がたくさん出てくるけど、監督の演技は下手です。
下手なところが、余計ドキュメンタリーぽくていいとも言えるけど。笑

死刑制度について賛成と反対で議論するのは教師と路上強盗。
監督だと気付き、感激してあれこれ聞いてくる海賊ビデオ売り。
学校の課題で映画を撮っているという口の達者な姪っ子。
いろんな乗客が出てくるけど、中でも一番印象的だったのは
丸くて大きな金魚鉢を持って、急がないと自分たちが死んでしまうと
大騒ぎするおばあさんたち。すごくシュールで寓話的で、
そしてラストにつながる不思議さもあって、やっぱりよく考えられてる映画。

主人公の運転手役である監督は、自分の意見をはっきりとは言わず、
大体の状況をにこにこと傍観者のようにただ見守っているけど、
タクシーの中で繰り広げられるいろいろな物語の断片を
途切れ途切れに見るうちに、
この国の実情も、そこに生きる人たちの生活も見えてきます。
それがこの映画の意図なんだろうけど、
わたしは個々に出てくる人々の物語の断片をもっと楽しみたい気がしました。
監督の意図とは違うかもしれないけど、
おもしろい素材がいっぱいあったんだもん。
いつかこの監督がもっと自由に映画が撮れるようになったら、
そういうものも作ってくれるかな。

イランの映画でここ数年見たものは全部とてもよかった。
切ない青春音楽映画「ペルシャ猫を誰も知らない」も大好きだし、
同じ監督のもっと大人の話「サイの季節」は愛するモニカベルッチが
相変わらず美しくて一番好きな映画の一つだし、
「ある過去の行方」と最近の「セールスマン」も優れてたし
「イラン式料理本」もすごく興味深くラストには驚いたし。
自由に映画を作れない困難な状況下でも、
情熱のある人が素晴らしい作品を作っていると思うことは頼もしいことです。
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「あのねハンナ」

2017-07-25 | 本とか
友達とハンナアレントの会をやるので「人間の条件」を読もうとしてるんだけど
全然わかんなくて進まない。
別の友達に言うと、その本は難しくないからいいねととか、
わかりやすい方だよとかいわれた。
仕事でも同じだけど、自分の頭がとんでもなく悪いことに、呆然とする日々。

それでなんとか読めるよう対策を考えたら、
そうだハンナアレント人形を作って、文句言いながら読もう!と思いついたけど
そんな暇はなかったのだった。笑

仕方なくちょっと読んで考えては、Twitter相手にぶつぶつ呟く。

「ハンナ。1行の言いたいことのために、2ページたっぷり長々と、
 同じこと難しい言い方で何度も書くのやめてくれる?」

「ハンナ、1行で言えることは1行で言っていいのよ。
 解説や証明は別冊にして、内容は箇条書きで
 2ページくらいにまとめてくれない?わたしの語彙の範囲で。」

「ハンナ、わたしの語彙というのはくまのプーさんまでよ。
 プーさんをよく読んで、そこにない言葉を使わないように書き直してくれる?」

「ああ、シュークリーム食べたい。小説読みたい」

1章ずつ、ちょびっとずつ読めばいい会なんですけどねぇ。
もう最初のページから、条件、条件ってどういう意味よ?
対応?対応って何よ?とぼやぼやぼやき続けてました。
時間できたら絶対ハンナアレント人形作ってやると思いました。

結局ベッドやソファで寝転んでの読書は全くはかどらず、
やっぱりこういう本はテーブルに向かってちゃんと座って読むしかないなぁ。
でもそれすると、飲み物とおやつをたくさん消費してしまうという問題が。笑

とにかく無事に何度か読んで、一回目の読書会にも行って
他の人の話も聞いて、みんなすごくわかってるわけじゃないのだ、
かなり強引な理解で読み進んでいいのだ、ということがわかって、一安心。
次はちょっと長めの代2章です。
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大きな声

2017-07-24 | Weblog
車椅子の人が搭乗拒否されて、タラップを這って登ったニュースがありましたが
結局、車椅子の人が戦って、航空会社は非を認め謝罪し改めた。
いい方向に向かうことになったのに、なんで外野の人がそれを責めるんだろう。

>「大きな声でアピールしたい人ばかりではない」
>「運動とかして迷惑な存在と思われたくない」という人もいるだろうし、
>やり方はそれぞれでいいと思う。だけど、声を上げて、
>ちょっとでも社会を変えようとしている人の現実を見ず、
>現状に異を唱えたらすぐ「クレーマー」呼ばわりするのは違うと思う。

>あと、障害者本人が「自分はこういうことしません。一緒にしないでください。
>健常者に忖度します」という趣旨のツイートを見て、
>キング牧師が黒人差別撤廃運動したときに真っ先に反対したのが、
>「足るを知っていて」「忖度していて」
>「空気の読める」一部黒人だったっていうエピソードを思い出した

日本では女性の権利もまだまだだけど、
でもわたしが若い頃やその前からすると驚くくらいマシになってきてる。
嫌われながら非難されながら戦ってきた人たちのおかげだなと思う。
そしてこの車椅子の人もそのひとりだろうに。

真っ当な権利獲得のために戦う人に
眉をひそめて過激分子扱いして非難排除するのって、
和を乱す人を嫌うということ以上に、そもそも人権意識の欠如なんだろうな。
いや、人権を真っ当な権利だとも思ってないのかな。
まずはそこからか・・・ため息が出る。

権利を声高に叫ぶというのは、非難するときに言われる言葉になってるけど、
そうするしかないからそうしているわけで、何も悪いことではないはず。
そうしないと変わらないじゃないですか。
過激な運動を推奨するわけじゃないけど、
黙ってたら何も変わらないというか悪くなってく。
スタイルとしては美しくないしかっこわるいし自分はやりたくないけど、
そうするしかないときもあるんだよなぁと思っています。

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わたしは、るきさん

2017-07-23 | Weblog
6、7年ぶりくらいに会った友達に、
前に付き合ってた人とまだ付き合ってるのか聞いたらそうだと言う。
相手の人は14歳上ということだったので、もう60代後半。
10年くらい付き合ってることになるので、
このままずっとパートナーとしているんだろうなぁ。
この友達は学生時代からマイペースで、高野文子の「るきさん」のような人で、
わたしは大好きな人なので、その彼氏もきっと素敵な人なのだろうな。

先月からフルタイムで働き始めて
13年ほぼ毎日書いてきたブログが書けないくらい疲れてる。
自分の店やってた時はもっと忙しかったし大変だったけど、
まだ少し若かったし、そもそもそれなりに面白かったから気が張ってた。
今はひたすら、毎日ぼやーんと疲れてる。
仕事自体はそんなにしんどくない。ダメでもなんとかなるだろうし。
時間も余裕があるし通勤も数分だし、
体のしんどさもそれほどでもないはずなのに、やたらしんどいのは、
あれだな、自分の時間が減ったことに慣れてないからだ。
一人の時間が潤沢にないと死んでしまう生き物なのだった。。。
早く帰ってきても誰にも会いたくないし
ひたすら静かに自分を取り戻したくなる。

振替伝票と契約書類に埋もれて、クリエイティブのない仕事だけど、、
わたしは「るきさん」!と自分に言い聞かせながら、淡々と仕事します。

※るきさんというのは高野文子さんの漫画で、
少々の仕事をしながら割と地味に、でも浮世離れしてマイペースに、
充足して暮らしている一人暮らしの女性で、
わたしのひとつのあこがれなのです。
→「おひとりさま」の元祖?
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頭の中の地図

2017-07-22 | Weblog
車生活の人って、車生活の視点でしか考えないんだなぁといつも思う。
車生活の人の頭の中の地図と、公共交通機関だけの人の頭の中の地図って、
おなじ場所でも全然違うんだろうな。

昔、うちの近所に住んでた友達が、もより駅をほとんど使ったことがないため、
駅出たとこにあるマクドナルドさえ認識してなかったことに驚いたことがあるけど、
その前のロータリーを車で毎日のように通ってても、
その人にとって駅はアウェイなんだなぁ。
わたしにとって駅前の様子は自明のものばかりだったんだけど、
逆に、駅から2キロくらいの大きな道沿いのカフェなどは、
その人にとっては当たり前に誰でも知ってる場所で、
わたしにとっては、そういえば離れたとこにそんなんあったかなぁくらい。
頭の中の地図が違うんですね。
お互いがお互いの知ってる場所を全然知らないので、
待ち合わせ場所に苦労しました。
駅から2キロ歩いた場所で、ちょっと用事というのもしんどいので
車をどこかに停めてもらって、駅の近くに来てもらったけど。

車は楽だし、便利だし羨ましいし、車の人に我慢しろとは思わないけど、
車生活でできた頭の中の地図が、誰にでも共通だとは思わないでほしい。
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