sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

父の納骨旅行:4 飲みに出る

2020-06-30 | 韓国
韓国ではひとりで夜飲みに行ったことが30年、一度もない。
家族と一緒だと予定が決められてるし自由時間が少ないし誰も飲みに出たりしないので。
でも今回は初めてひとりで抜け出してみました。

馬山も本当に都会になったなぁとは思うけど
やっぱり地方なのでちゃんとしたバーはなさそうでずいぶん歩いた。
ウィスキーが飲みたかったけど仕方なくビアバーに。





クラフトビールを一杯飲んで、お店の人に4軒隣にあるバーはどう?って聞いたら
うーん・・・と顔をしかめられたので、そこは冒険せずに大人しく帰りました。
ひとりで夜の街を歩きながら、父の呪縛からますます解放された気分を楽しみました。
いい気分のままコンビニでキンパを買って夜食に。
これ、日本のコンビニおにぎりの感覚の安さで、ややジャンクな味ながら好きなのです。





父の納骨旅行:3 夕ご飯

2020-06-29 | 韓国
散歩の後少し休んでから、現地の知り合いに夕ご飯に連れて行ってもらう。
オーソドックスに焼肉です。

こんな肉を焼いて



チョキチョキ切る。

マッコリ、さっぱりしておいしい。

冷麺

スープ

この先ちょっと閲覧注意です。虫苦手な人は見ないで。
韓国のご飯にはいろいろおかずがついてきて、それは楽しいんだけど今回は
見慣れないものが・・・虫?蚕でした!
釜山の人や馬山の人に聞いたけど、普通にスナック的に食べてたと言う人もいれば
今はあまり見かけませんねと言う人もいて、どの程度ポピュラーなんだろう?
義妹は挑戦して食べてましたが、わたしは遠慮しました。食べたいんだけどなんだか。



父の納骨旅行:2 馬山を散歩

2020-06-27 | 韓国
荷物を置いて、午後は自由にしていいと言われたのでぶらぶらと散歩に。
いや、これがね、大変なことなんですよ、散歩するって。
釜山も馬山も何十回と来てるけど家族で来ると自由時間はほとんどなくて
ずっと家にいて、ひとりでぶらぶら散歩なんてしたことなかったのです。
今回は午後早めの時間にホテルにチェックインして、少し休んでから
夕ご飯の時間までそれぞれ自由になって、義妹と姪は韓国コスメを買いに出かけました。
わたしはとりあえずぶらぶらとお散歩。

きれいな野球場?があったけど、これ昔はなんか運動場というか別のもので
この周りを大きなロータリーが囲んでた気がするけど違うかな?

韓国の講演にはこういうのがよくある。運動器具?

そしてこの、おもちゃのお城のような建物は写真屋さん?



それから市場をうろうろ。市場は楽しいですね。









父の納骨旅行:1 昔の馬山と祖母の葬式

2020-06-26 | 韓国
ずいぶん時間が経ってしまったけど、書いておこうかな。
昨年の10月末に亡くなった父の、日本での葬儀は普通に簡単にやりました。
もう90歳なので、父の友人も亡くなった人が多く、
無宗教の家族葬で、お寺さんなしでこじんまりとあっさりと済ませました。
仏教徒じゃないので、初七日も四十九日も、なし。
父が死んだのは朝で、わたしは午後は仕事に行ったし、そのあと漢詩の講座受けてから
実家に寄りました。
父の強権の下でギスギスしまくってた二世帯同居家族だったのに、
もう、まるで別の家みたいに穏やかな空気が流れてて、
すごい険悪だった母とお嫁さん(弟の妻)が和やかにお葬式のこまごましたことを相談している。
父の呪いって、こんな一瞬で解けるのか…と少し驚きました。
父に気を遣った母が板挟み的にイライラして若い世代に当たり締めつけるのが、
こんなに一瞬でなくなるとは…
どちらかが少し優しくなれば、もう一方も少し優しくなる、という
当たり前のいい循環になっていくといいなと思いました。

父の兄弟や親戚はみんな韓国の田舎にいるので、そちらでも何かやらないといけなくて
簡単にと言ってもそうはいかないと言い出す人もいて、どうなるかと気を揉んだけど
父の作った田舎の財団の主催で告別の会をやったようです。
ようですというのは、わたしはよくわかってないからで、
母と弟たちは行ったけど女のわたしは声をかけられさえしないのは、田舎の古さですね。
なににつけても、娘は勘定に入らないというか、家族ではない扱いなのです。
ましてや一度嫁に行って出戻ったわけですから(こういう言い方をまだします)。
別にわたしはそれで構わないんだけどね。

韓国の祖母が亡くなった時の葬式は三日間かけて伝統的に?やりました。
弟たちは白い麻の服を着てばらばらと訪れる人たちの対応。
日本の葬式とは違う韓国の田舎のお葬式です。わたしもよくわかってない。
当時小さい息子とマレーシアに住んでて、帰れなかったのでした。
そのお葬式を主導した父はもういないので、ああいうお葬式を見ることは2度とないでしょう。
そう思うと、見ておきたかった気がします。

父の死んだ約ひと月後、お昼頃に釜山の空港について、お迎えの車で馬山へ。

釜山から1時間くらいの、父の故郷です。
子供の頃から毎年夏に来てたけど、隔世の感とはこのこと。



50年近く前、やっと電気が通ったかどうかという時代には道も悪くて
車で2時間以上かかってました。すごく揺れいつも乗り物酔いになってた。
途中に1軒雑貨屋みたいな店があって、そこでコーラとか買ってもらって
少しスッキリしたのを覚えています。コーラ以外に飲めそうなものがなかった。
今はそこまでの田舎ではありません。大体何でもある。
街路樹はイチョウで統一されててとてもきれいでした。







罪と責任

2020-06-25 | Weblog
映画「ナイチンゲール」の感想にも書いたようなこと。
アメリカの黒人差別の映画はたくさん見たけど、
イギリスの植民地での原住民への虐待も酷くて、
黒人を同じ人間と思ってないのがよくわかる。
映画の中では、原住民の男を遊びで殺すし、女と見たら強姦して、騒ぐとすぐ殺すような
イギリス軍の兵士たちを見て、なんでそんなことができるのかと恐ろしいと同時に、
オーストラリアやアメリカに住む白人たちは、
自分たちの先祖がどんな酷いことをしてその土地を掠奪したのか考えると、
どんな気持ちがするのだろう、と思う。
自分のそう遠くない先祖が奪ったのです、先住の人々の土地や言葉や文化や平和を。。。
もちろん今の人たちに罪はなくても、そこでのうのうと暮らす自分たちは、
それらの酷い掠奪の上にいるわけで、わたしならどう思うだろうか。

近代日本がアジアでしてきたことを思うと、
わたしが日本人なら自分の罪でなくてもいたたまれない。
韓国も、他国を侵略したことはなくてもベトナムには行ったし、そこでひどいこともしただろう。
わたしの父の世代は、まだそんな遠い過去ではない。
自分に罪はないのはわかるけど、責任もないと言えるだろうか?
侵略した側の人間は、その個人の罪ではなくても、
少なくとも覚えていないといけないし伝えていくという責任くらいはあるんじゃないかな。
先祖の罪で自分を責める必要は全くないけど
歴史を否定せずに向き合うくらいの責任はあるんじゃないかな。

映画では、原住民への虐待だけでなく、同じ白人であるアイルランド人に対しても、
同じ人間と思ってないような扱いで平気で殺すイギリス兵たちが描かれていて、
その時代の大英帝国の貴族の優雅な映画を楽しむ時にも、
その裏ではこういうことが行われてたんだなぁと思わずにいられないのは残念。

食洗機と水の音

2020-06-23 | Weblog
食洗機は、女子の友達はみんな絶対いると言うし、
今うちにいる人も食洗機買えばいいのにと言うけど、
食器洗うのは家事の中でだいぶ好きなものなので、その気にならない。
水をさわりながら水の音を聞いてるのが楽しい。
ただ油だらけの鍋とかだけは食洗機に突っ込みたい気ははしますけどね。

アクリルたわしを編むのも好きで、基本的に食器用洗剤も使わないので、
食器洗う時は洗う順番やお湯を出すタイミングや(手が荒れるので
よっぽど油汚れのひどい食器や鍋以外は洗剤使わない)
頭も使うけど、流れる水の音、チャプチャプ言う桶の中の音など聞くのが好きなのよ。
お米を研ぐ音、ボールの水をザーッと流す音、
水を張った桶の中で葉っぱ野菜を洗う時の、チャプンチャプン言う音。
水の音は楽しい。

そういうわけで、家にいる人が洗い物を手伝おうとしても、わたしのルールはややこしいし
洗い物好きなので結局自分でやります。
家にいる人は、かわりに洗い物のあとで、わたしの肩をもんだりすれば良いと思う。
(やってくれないけど。笑)

でも、水に触ってるのが何しろ楽しくて食器洗いが負担でないというのは、
多分一般的ではないし、今子供もいない静かで余裕のある日常なので思えることだし、
食洗機が必要な人が多いのはよくわかる。
必要な人は、食器洗わない人が何言っても食洗機を持てるといいと思います。

誠実な謝罪

2020-06-21 | Weblog
最近京都にもオープンして映画好きを喜ばせた、映画館「アップリンク」。
そこの代表がパワーハラスメントで元従業員5人に訴えられました。
ずいぶんワンマンな人だったようで、訴状の内容や、元従業員の書かれた文章を見て
ああ、なるほど、こういう人いるねぇ、という気持ちになったけど
その後その代表の謝罪文が出たので、それに関することを少し書いておきます。
記事のリンクはこちら→「元従業員として思うこと」
→「謝罪と今後の対応について」

アップリンク代表の謝罪文を誠実だと褒める人も多い。
わたしもその内容を真っ当だとは思いました。
真っ当ということは、当たり前で、かくあるべしということで、
当たり前のことをしてなかった人の当たり前の反省に、わたしはそんなに甘くなれない。
当たり前のことを反省する人は少ないとしても、それを褒める気持ちにはなれない。
多分自分が虐げられる側だったからだろうなぁ。
これを読んだ被害者の人たちが、これを信じることができるのだろうか。
そこを知りたいな。信じられるのかどうか。

個人的な話ですが、10年以上前に離婚の話をした時、元夫は、
自分が間違ってたことも酷かったことも全部認めて、多分結婚して初めて謝った。
そしてわたしの言い分を全部認めて、自分は変わるから許してくれ、と言いました。
でもわたしが離婚の意志を変えなかったら、すっかり態度を変えて
子どもの親権を持ち出してわたしを冷たく脅すようなことを言い出した。
わたしの経済力のなさをあげつらい、お前に一人で子どもを育てるなんてできるはずない、
離婚するなら子どもは渡さないと言われて、
あの謝罪と反省の言葉は上辺だけのもので
口や態度でどんなに誠実で真っ当なことを言ってても、
中身は全く何も変わってなかったんだとわかったのでした。

アップリンク代表の謝罪文が、それとは違うと言い切ることは、わたしにはできないな。
知らない人の言葉は判断できないですからね。
この代表にもまたチャンスは与えられるといいと思うし、
これからの彼を見ないと何も言えないと思うだけ。

ちなみにわたしは元夫をもう恨んでないし怒ってもいないし、
幸せになってくれたらいいと思ってる。
先日、法的な離婚の手続きのために10年ぶりくらいにメールのやり取りをして、
とても丁寧な謝罪と感謝の返事をもらい、その気持ちは今は特に疑っていません。
というか、もう別に上辺だけの言葉だったとしても構わないし、疑うだけの関心もない。
ただ、この先二度と関わりたくはないとは、今も思ってます。

アップリンク代表に対して、被害者の人たちがわたしと同じように思うかどうかは、
また別の話でそれはわたしにはわからないし何も言えないことです。
良い謝罪文だと思いはしたけど、謝罪文に感心はしても、
この代表に感心するのはまだ早い、とやっぱり思うだけ。

我慢と優しさ

2020-06-20 | Weblog
強い人になるというのが乱暴な人になるのとは違うということはとっくにわかってたのに、
やさしい人になると言うのが、我慢する人になることと違うというのは、
最近わかった気がする。

若い頃から優しくなろうと頑張ってきたけど、間違えて、我慢強くなっただけだったかもなと
自分のひどい胃潰瘍の胃カメラ写真を見ながら思う。
映画でもリアルでも、この人すごく優しいなと、憧れるような悔しいような思いで見る人って
我慢強いのではなく、やっぱり本当に優しい人なのだった。
この違いか、とふと気づいたのでした。

でも形から入るというやり方もあるよねぇ。あかんかな。

不安というのではなく、自分の人生を信じてないから、我慢してしまうのだろうな。
でもよくないよね。


5月のつぶやき:後半

2020-06-19 | つぶやき
胃を壊してから、カフェインレスコーヒーを飲んでるんだけど、まずいと思ってたほどではない。
豆のままのがほしいけど近所には売ってなくて、挽いてあるやつを買い、
毎朝膨らまないなぁと思いながらドリップしてますが、まあ飲めます。
あと2週間の断酒のあと、お酒は食事の時に1杯くらい、というのは守ってます。
夜にもう一杯飲んだことはある。1本のワインを1週間くらいかけて飲んでる。えらい。


職場で、パンチ穴?の抜いた穴のところが溜まったのでゴミ箱に捨てたけど、
この小さい丸さ、かわいいよねぇ。


ステイホームでずっとスーパーで食品しか買ってなかったので、
昨日から会社の入ってる商業ビルが開いて、本屋も開いてて、嬉しくて
値段見ずにジャケ買いしてしまったノーベル文学賞のチェコ文学読んでて楽しい。
本屋と、映画館と、少しの良いレストランとバーが開けば、かなりしあわせです。

あと、食品以外の買い物がしたくて、お皿を少し買ってしまった。
買い物は楽しいなぁ。しばらく外食してないので、これくらいの買い物はいいよね。



昨日、スイカ解禁しました。これから3ヶ月ほどうちの冷蔵庫にスイカが途切れることはありません。
スイカ予算計上。


去年見逃した映画「グッバイゴダール」。ゴダールのイタさが可笑し哀しだな。
というか、普通に、男あるある映画か。


猫はスカート履いてる時だけ、膝の上で丸まる。
ズボンだと一旦膝の上に来ても、すぐテーブルの上に行ってしまう。
スカートもミニだと半分足が出てるし、ズボンもゆったりしたもので、
寝心地は変わらないと思うんだけど、猫なりにこだわりがあるみたい。
というわけで今も膝の上にいます。


映画館が開きだしたけど、気ばかりはやって、何見ればいいのかわからん。


あきらめるのは上手い方だと思ってる。


削れるなら心ではなくお腹のあたりのお肉が削れてほしい…


久しぶりに街に出て、友達の個展見て喋って、ひとりで街のバーに寄って、楽しかったなー。
バーでのひとときなんて、うたかた、ではあるけど、
常に本質的なものだけで生きていけるものでもないからそれもまた大事。
うたかた、でも、人と会って話すのって、すごい大事よね。いくらでも引きこもってて平気だけど。
専業主婦やってて子育てしてた時には、そういう選択肢もなく、ホントにしんどかった。
属性ではなく、自分でいる時間。


友だちの作品を少し買った。アート作品でも、結局わたしが求めるものは、
自分だけの物語だったりするので、友だちの作品に好きなものがあると買うのが正しい。
知らない人の作品はそのエッセンスだけ摂取できちゃって買わないで気が済むことも。
自分が表現する人だと。


馴染めなかったし懐かしくもないけどバブルの時代に今ではもうできないようなことを体験して
それを若い人に羨まれたり恨まれたりしたけど、
新型コロナ後世界が変わってしまったら、またその後の若い人たちに、今度は、
自由にどこでも行けて何でも見られた日々が普通だったことを羨まれるようになるのかな。


レシピを聞かれて教えたら、すぐに作ってくれた人がいて、そういう行動の速さって素敵ね、
わたしの友達はそういう人が多いけど
わたしは石橋を叩かずに眺めて考えてる間に1世紀くらいたってしまうダメな人です。


友達の個展の展示で、自分がバーをやるならこういうのを飾りたいなぁと思いながら眺めてたけど、
やっぱりもう飲食やることはないかな。
しかしながら、家に飾る小さい作品は買いました。
コロナストレスを買い物で発散か。とはいえ、いい発散。


つらいのを忘れてることもあるので、ずっと忘れていられるかなと思ったり、
いやそれは嫌だと思ったり、毎日迷い迷い考える。
先延ばしの術を、とりあえず使ってる。


小さいことから大きいことまで拒絶に直面しながら暮らすのはしんどいな。
一事が万事とはこういう時に使う言葉だなぁとどんより思う。
仕事と猫はいつもいつも通りなのがありがたい。


楽しい時しか飲まないんだけど、今楽しいのかよくわかんない。
でも医者に1杯だけと言われてるのでこれでおしまい。
どっちにしてもわたしは憂さ晴らしに飲んだりはしないな。
お酒はずっと楽しいものであってほしいし。


これはなんやろ、と一旦自分によく聞いてみること。


雨でゆったり家にいるせいなのか、数日ぶりに気持ちが落ち着いてきた。
いい感じ。こういう心の状態がなんでもっと維持できないんやろなぁ。


ネギがたくさん余ってるので、ネギ焼を焼いて、1杯何か飲む。
1杯だけしか飲めないと思うと、よく考えて飲むよね。ていうか何飲もかな。
冷えてないヴィーニョ・ヴェルデのロゼに氷入れて、ネギ焼きと。
ヴィーニョ・ヴェルデはこんな雑な飲み方にも答えてくれる、安くて良いやつ。


美術館の美術展は、延期のところもあるけど中止のものもあって、残念だなぁ。
ハルカスの安野光雅展楽しみにしてたのになぁ。


みんな土井先善治生好きすぎる。異論はないけど。笑


鬼滅の刃、わりと面白く見てるけど、面白くて見るのがやめられないみたいなことをきくと
これがそうなのねと、よく考えながら見てる。
こういう作品への基準が自分の中にないので、世間的基準を探しながら見てる感じ。


好きな本を何度目かに読むと見逃してた小さな表現一つにもちゃんと気づいて
改めていいなぁと思ったりする。同じ場所で同じものを丁寧に見ることでも読むことでも、
知らない場所に行けるよね。


前夜食べたモノを思い出すのが難しいお年頃。
塩豚のミルクシチューと、厚揚げ焼いて生姜とネギの酸っぱいタレかけたやつと、
明太子たくさんのふんわりしたネギ焼き的なやつと、鶏と里芋と椎茸、
ヒジキの炊き込みご飯。


たまにはとハイヒールを履いて出勤した日に限って、
スマホを家に忘れて昼休みにトボトボ家に戻る。徒歩5分くらいですけどね。。。


自分は本当はわりと人を信用しない方だけど、
この人なら騙されてもいいや、と判断を投げてしまうところがある。
騙されてもいいと思うのがわたしにとっては信じるってことで、それでよく騙される。
そういえば、相続の問題の時も、あまり常識から外れた変なことにはならないだろうと
弟に丸投げしてたら、わりとびっくりするものが出てきて、ひぇ?って思ったんだった。
これは騙されてもいいの範囲を超えてたので怒ったけど。笑
いくらなんでもそんなひどいことはしないだろう、まあ多少は仕方ないけど、と思ってて、
想像以上のひどい目に遭うこともあったので、
本当に人を信用するときの加減は、いちいちよく考えた方がいいな。
でも、騙すより騙される方が、良い。
わたしはそういうとこ、自分で自分を汚したくないんだよねぇ。


胃潰瘍自粛とコロナ自粛が重なって、しばらくの間わりとちゃんと夕ご飯を作ってたんだけど、
わたしご飯作るよりお酒の肴作る方がずっとセンスがあると、つくづく思う。


会話するのと変わりない感じでブログとかSNSとかには書いてるつもりだけど、
それを普通の会話で話そうとするとすごく難しくて、
やっぱり自分は書き言葉で書くことを話し言葉で話すことにはテレがあるのだなと思う。
気取ったことを書いてるわけじゃないけど、感動とかを真面目に書いてると、喋るの難しい。


髪をずいぶん短く切ったので、人に会いたいぞ。
主に女友達に会って褒められたい!(褒めてくれるはず?


マレーシアに住んでた時は、映画を複数の字幕とともになんとか見てたけど、
英語の映画がまだ見やすかった。中国語の字幕を斜めに見て英語聞き取る助けにできる。
その他の言語の映画だと、英語の字幕もつくけど読むの忙しくて映画に集中できない。
釜山映画祭で韓国映画、英語字幕のものは両方活用してなんとかついていったけど、
フランス映画、英語韓国語字幕はちょっと大変だった。
何しろ読むのが遅い。読むのが遅いのは日本語でも同じなのですが、
日本語字幕は慣れで読めるかな。
TOEICのリスニング満点ですが、映画は全然聞き取れません。
英語でも韓国語でも、もうひとつくらい、もうちょっとできるようになればよかったなぁ。


梶井基次郎を初めて読んだとき、高校生くらいだったと思うけど、
この人の文を書くそのペン先が見える、と思った。他の作家のペン先は見えない。
見えないものを出してくるけど、梶井基次郎は見えると思った。
そこでより好きになるか興味を失うかだけど、後者だったな。
人でも、わたしはペン先の見えない人が好きなのかもしれない。
驚きや違和感が好きなのかもなー。安心も慣れもいいものなのにな。


わたしも、価値観の相違をまじまじと見て面白いと思う人間だけど、
どっちもどっちではなく自分の立場がどの地点にあるかは自覚しておきたいし、
その上でどちらかの価値観への批判もできるようでありたい。


なんか、2ヶ月ぶりに自分に戻ってきた感じだなー。
ふらふらとハシゴして飲む自分が懐かしくて楽しい。


自分の気持ちのありようについて、思春期以来くらいに悩み出している。
生まれ変わるのは本当に大変だわ。


いつも映画の後に寄るバーで、今日は何見ましたか?から話が始まるのだけど、
中国の映画の話から「ラヴソング」というマギー・チャンの出てる古い映画の話が出たので驚く。
この映画の話できる人初めて遭ったわ。
テレサ・テンの歌ありきの映画で、ベタなメロドラマだけどなんとも良い映画なのよ。
このバーテンダーはお酒の勧め方が、自分とセンスが似ててラクな相手。
流れの組み立てが、自分の思ってる通りだったりして、唸る。


猫飼って、猫もホントにかわいいけど、うさぎさんの異星人ぶりと、ぬいぐるみ的かわいさと、
何より毛の柔らかさは、格別で最高。


大人って楽しいなー、という感じを、やっと思い出してる。


ひとりでいるときの、スッキリしたきれいな寂しくなさは、
誰にも何も期待しないことから来るのだな。
人といる時に寂しいのは、何か期待があるということなのよね。
良い当然の期待にしろ、無駄でダメな期待にしろ。

5月のつぶやき:前半

2020-06-18 | つぶやき
河原のお散歩で摘んできた花を生ける。


猫の爪を7つくらい切れたので、今日は良い日。


炬燵をしまったら、最近買ったチェストの下が猫の秘密基地になりました。
全然秘密じゃないけど、本人(本猫)は秘密のつもり。


少なくとも間違ってないことをしたいのに、うまくいかないなぁ。


ふっくら焼けて美味しい甘鯛を、近所のテイクアウトで買ったので、半分は鯛飯にするのだ。
あと、夜はピザ作って焼く。初めてだけど。わたしの胃が受け付ける具だけ載せる。


愛するコリン・ファースの愛する映画「シングルマン」に
女として不幸なら女を捨てろ、と元妻に言うシーンが出てきて、身につまされる。
それを言われるジュリアン・ムーアのくたびれて寂しい感じが、さらに身につまされる。
わたしも捨てなきゃだめか…
でもこれは本当に好きな映画。
喪失をこんなにまっすぐひたすらどこまでも
穴があくほど見つめて描いたものは中々ないのでは。


なんかもう、感染もこわいが世間がこわくて、考えたくないわ。


わかることは、細かい好みのある人はそういう自分のこ好みの相手から好かれることは
あまりないということですかね。
若い頃にはそういう細かな好みもあったけど、好みってなんだっけ…(遠い目


昨日、生地がイマイチだったピザのリベンジをします。こういうとこしつこい。


寝付けなくて嫌な夢を続けて見たな。
怒られる夢ばかりだった気がする。


今夜は陰鬱なサスペンス好きの人がいないので、小粒のヨーロッパ映画を見る。


感情の起伏がトランポリンすぎて付き合いきれないと元夫に非難されたけど、
外に出てるのはずいぶん角を取った感情なので、中身はもっと大変なのよ。
だからずっと胃が悪い。若い頃に比べたらずごくマシになったけど。


そして今日はプリンアラモードを作る。


真っ黒な胃の写真を見せた弟(上司)から生存確認メール。生きてます。
ピザ焼いてノンアルビール飲んでます。


何度めかのスッキリ。これを繰り返して、まともな人になっていく。


物置化してたデスクの片付けしてたときに、出てきたクートラスのポストカード。
クートラス見ると自分の中心を思い出せそうに思う。そういう画家が少しいる。


前から少しそうだったけど、今はご飯食べると食後すぐに猛烈に眠くなる。
炭水化物のせいだけじゃなく、これ消化に全てのエネルギーが取られるからじゃないだろうか。
胃がボロボロなので、身体中で必死に消化してる感じ。養生中なので、寝ますけど。


スペアリブの梅酒煮。


胃潰瘍の調子はボチボチですが、大体普通のものを少しずつなら食べられるようになりました。
アルコールなしでカフェインレスの麦茶や蕎麦茶と。しかし痩せない。。。


長引くリモートワークに連休で、常に旅行中だった息子は何してるんだろと思ったら、
なんかのリミックス作って遊んでた。うちの猫がジャケットになってた。
イマドキの恵まれた子は心配いらんな。
ネットがあればどこでも誰とでも遊んでいられるんだな。


とても繊細ないい映画「彼が愛したケーキ職人」(邦題はいつも通りダメだけど)に出てた
黒い森のケーキを作ろうとググってたら、キッコーマンのサイトにもあって、
それはスポンジに醤油を入れるもの。チョコレートスポンジなのでコクが出そう。


エッチな夢を見たけど、相手が想定外のだいぶ若い人だった。
でも、えらい高飛車で偉そうな態度をされたので、今度会ったら叱っとく。


自分の若い頃ってホントからっぽだったなぁと振り返る。
ある意味、今の新型コロナのステイホーム状況と似てたかも。
そこからネット接続を引いて居心地を悪くして死にたさを足せば、わたしの20代だな。

だから10代、20代、30代、40代の途中までは思い出したくない。
それからそのあと、随分、巻きで取り返そうとしたけど、それはまたベツモノよね。


自分がみすぼらしすぎて肩身の狭い場もあれば、自分がすっきりこぎれいすぎて肩身の狭い場もある。
西加奈子の「i」の主人公は自分の恵まれた環境をいつも恥じてる女の子だったけど、それに近い。
どっちにしろ、しっかりした自分がないのが問題なのはわかっているんだけど。


若い頃は、心にトゲが刺さったら、抜いて治して前に進むのが普通だった気がするけど、
年をとるともうトゲは全然うまく抜けなくて、無理して抜くエネルギーもなくて、刺さったまま、
それ以上痛まないようにだけ気をつけながら、そのまま生きていく感じよね。
いろいろ不自由だけど、もう傷が完治するということはない。


仕事前に、チョコレートのケーキをキメた。胃には、あんまり良くないか。
でもすごく美味しかったのでストレス減って、相殺。


集中力がとても少ないというかウルトラマンのピコピコくらいしかないので、
何かあると自分のことに取りかかれない。頭を使わず、
とりあえず手だけ動かしてエンジンかけていくしかない。中々うまくいかないけど。


今もずっと、自分の中身が空っぽな気分。


相続の話って、相談する相手がいなさすぎて悩む。
具体的な数字と内容は、仲のいい友達にも言わない方がいいことだろうし、
弁護士も友達だから言いたくないし、一番近くの人にも言いにくい。
自分で決めるしかない。
息子に相談してもいいんだけど、息子にとっては微妙な他人事で、
自分に関係あると思うのがいやみたいだし。
わたしが死んだら息子に行くわけだから関係あるし、経営と財務の仕事をしてるので
わたしよりはよくわかると思うんだけど。
あー。誰かに相談したいなぁ。

でもお金の話は、相談された方も困ることが多いし。
プロに相談する内容というより、話しながら自分の中を整理したい感じなのよねぇ。
一人二役でじっくり考えるしかないのかも。



ひとりの時でもそうでなくても、ふと我に帰るとなんとも現実感がなくて、
何もかもすぐに消えて元通りになってしまってるような気もする。


親になってしみじみと自分の親のひどさがあらためてわかったけど、
だからといって自分がいい親になれたかと言うとそうでもないのが難しいところ。
元夫に、うちの事情や自分の気持ちをじっくり話した後でも、
おりにつけそれでも親には感謝するべきと言われてた時、
あー、ないわ、この人、と思ったものでした。


嫌なことやしんどいことについて延々考え続けてしまう時期もあったけど、
今は大体逃げていられるし逃げてるうちに忘れて楽になることもあるから、
まあそっちの方がいいんだろう思う。違うかなー。

もう大体何にもまともに対峙したくないというか、エネルギーがない。


楽しいことを考えたいけど、楽しいことは美味しいお酒と共にあったりするので、飲めない今は難しい。
楽しい時しか飲まないというのは良いことだと思ってたけど、楽しくても飲めないのは嫌だな。
胃腸のばかー!


出かけてないと、外からのインプット不足でアウトプットにたどり着けないのがダメなのね。
このからっぽ感は。もう少しタメがあると思ってたけど、見事にからっぽだ。


近所のバー店主にまた道で会う。体調ダメでまだ飲めなくてすみません。。。


3時間くらい昼寝したら、体だるいわ。
昼寝は20分くらいが、夜の睡眠の邪魔にならないしいいんだけど。
猫は一緒に寝てくれなかった。


繰り返したくないことは繰り返したくない。


喋るのがほんとに下手で、書かないと何も整理できない。
暗記ものは書かずに覚える派やったんやけど。


どこにでもある草にいつも慰められるので、どこにいても大丈夫。


自分の胃潰瘍とストレスの関係はよくわかってないけど、体重とストレスの関係はよくわかってる。
あらゆるストレスが体重増加に直結する。
胃潰瘍でも胃潰瘍のストレスで太るくらい、あらゆるストレスで太る。太るストレスでまた太る。


風に吹かれて、今年初めてのかき氷。この店でビール飲まないのは初めてかも。
別のテーブルにいる子どもの「勉強になったわ、かき氷は真夏に食べるものやなー」
という声が聞こえたけど、もう美味しくいただきます。笑

日差しぬくぬく。やっぱり風の吹く戸外にいるのは大事だなぁ。気分が晴れる。


ずっと死にたい人だったのに、最近死にたくなくなってたんだけど、
父のいない自由な世界を三、四年楽しんだら、やっぱり死んでいいような気がする。
死にたいのが長年の癖になってるんだなー。
でもあらゆる人に、長生きしそうと言われるけど。笑
ものを作らない、隠居をやってるのがいけないのかな。
表現からは降りたつもりだけど、手を動かして何かを作るのはやめたらダメなのかも知れん。
スペースを見つけるか。


とにかく、なんでも、具体的なことだけ考えるのが良いな。


既婚者いらんけど優しさはほしいので、
既婚者から優しさ成分だけ取り出して朝ごはんとして摂取しました。


家は十分な広さはあってスペースを作ることもできるんだけど猫がいて筆が持てないので、
やっぱりアトリエを借りようかなと少し考える。景色のいい場所がいいな。


病院。ピロリは、やはりいない模様。ピロリなくても繰り返すのねぇ。
ちょっと酷かったので、原因をよく考えて対処してくださいと。
お酒飲んでいいですか?と聞くと笑われた。食事の時のごく少量ならいいことにしましょう、
ボクも好きなのでわかりますと。いいお医者さん。笑


雨の音と、喉の調子の悪い人の声と猫のゴロゴロとページをめぐる音。
1820年代に奴隷貿易が罪になったアメリカでも、
間接的に奴隷貿易で巨万の富を気づいた人がいたという話を読んでる、

戦争にひどい負け方をして、2度と戦争しないと決めながら、他国の戦争で潤ったり、
その後なし崩しに武器の売買で儲け、しまいに武器商人を集めて
武器のショールームまで開くような日本を思う。
人間っていつもどこでも、どうしようもないな、


昨夜は猫が一緒に寝てくれたし、今日も朝から膝に乗ってきてくれててうれしい。かわいい。
と思ってたら、家の人と話したら怒りだしてどこか行ってしまった。
猫、すごいヤキモチ・・・

猫はわたしだけが好きらしい。。。


別れたあとに他の人と結婚するまでわたしが相談役で、
結婚した後もずっと好きでいてくれたずいぶん年下の子だけど、
今年とうとう父親になるので、やっとめんどくさいことなしの
普通に仲良しの友だち関係になれた気がする。うまく終わった優しい元カレって良いなぁ。
しかし、未だに相談役はやらされている…

元カレは、別れたあとに、うまく友達になれた人もいるし、なれなかった人もいるなぁ。


武器とか買うのも税金じゃなくクラファンにしたらいいよね。
億とか兆とかの戦闘機とかにお金出した人は安倍ちゃんと乗って記念写真が撮れます。
有事の際は率先して前線に出てお国のためにカッコよく戦えます、などの特典をつけて
愛国の方々だけで勝手にお金を使えば良い。浮いた税金を福祉に。


よく知らないことについて言及しない、というのは一見謙虚で聡明な態度に見えるけど、
いや今回のは政治の話でしょ?政治は毎日待ったなしの日常だし、
自分なりにわかる範囲で自分の立場を決めるしかないんじゃないの?
よくわからないし勉強不足だから、選挙行きません、ってのがいいわけ?ダメよね。
それ謙虚で聡明か?保身でさえないわ。
それぞれの立場で、それぞれの理解のレベルで、自分の意見を決めていくしかないと思うけどな。
勉強不足でもなんでも、誰の生活も必ず政治に巻き込まれてるんだから。


千萱が白くふわふわとした穂になるまで後少しなんだけど、
マンションの敷地内の芝のところをいつも今頃業者が刈ってしまうので、
タイミング的に数年に一度しか見ることができない。
今年は今の所、白くホワホワになる前の赤茶色の穂で、あと1週間経てば見られそう。

千萱の白い穂が一面に揺れている様子が、すごく好きで毎年見たいのに、
前に見たのはもう4、5年前です。
もさもさと雑草と、アラカシの子供が密集して顔を出しているところに
同じ方向にすっと伸びて揺れる白い穂の群れ。今年は見たいなぁー。