sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

6月のつぶやき:後半

2020-07-31 | つぶやき
今日4回目の洗濯。お風呂や洗濯機に水を貯めている時の水の音が、
水の嵩が上がるにつれ変わっていくのが面白いのよね。
水が少ない時の方が変化があって面白い音と思う。
耳が良くないので、意識的によく聞かないと聞こえない音が多いんだけど、
水の音はよく耳に入ってくるし、だいたい心地良い。


世間では、トイレで手を洗った後の温風?乾燥機が、
新型コロナで軒並み使用中止になったので、
あまりハンカチを持ち歩いてなかった男子がハンカチを持つようになり、
売れてるんじゃないかという話を弟とした。
僕は元々ハンカチ持ち歩いてるけどなと、言うてた。


彼氏と別れて寂しいって言ったら猫飼えばと言われるらしいけど、それはまあ正しい。
まだ別れてないけどな。


映画と美術館と映画の完璧な時間割を作ったのに、美術館まだやってなかった。。。


日本はアジアを解放した、いいことをした、日本は感謝されてるなどと言う人が
あとをたたないのが今の日本で、イヤほんと、アジアちゃんと行ってみて
声を聞いてきたらと思います。


自分で自分を汚したくないと思うことで、自分をなんとか保ててるのかなと思うけど、
それってモラルじゃないよね、美意識か。


当たり前のこと言うだけで、めんどくさいやつとか言われることは男性にもあるだろうけど、
女性の方が圧倒的に多い気がするのは、
そもそも女性にとってだけ当たり前が通らないことの多い社会だからなのよねぇ。


夏用?のマスクがミズノやユニクロやあちこちから出てるけど、
夏もずっとマスクだと、口紅や日焼け止め売れないねぇ。
とはいえ目の周りだけお化粧する人もいるでしょうし、
目の周り専用の日焼け止めを出せば売れるのでは。
マスクに色がつきにくくデリケートなアイゾーンを守る!とか。


年をとってひとりになると、そのあと何かをまた始める時も、いろいろとラクです。
若い時より遥かにラク。大変でも、大変さがラク。笑


和薄荷の苗を買った人を見て、わたしもポチッと。和薄荷のモヒートはどんな味かなと。


若い頃は温厚ではなかったけど、それは今よりもっと怖がりで怯えながら
むやみに傷つきながら生きていたせいかもしれない。
今も人も世界も怖くて毎日おどおど生きてるけど、
いちいち武装しないでいいくらいには強くなったので、その分ずいぶん温厚になった。
そしてかなりいつも機嫌の良い人間になったと思う。
政治と差別以外に、あまり怒ることもない。
会社で上司(弟)は、いつも鼻歌歌いながら眠いのお腹すいたのと
朗らかにぶつぶつ言ってる姉(部下)と一緒にいて、
悩みがなさそうで能天気でいいなぁと思ってるだろうけど。


血糖値が上がってると再検査されたけど、そうでもなかった。
でも平均よりは高いので気をつけてと。気をつけます。それ以外は肝臓は元気。
でも胃の薬はまだ当分飲んでましょうというか、ずっと飲んでる方がいいかもと言われる。
うぅ。
胃潰瘍め。胃の薬痩せる薬ならいくらでも飲むけど。。。
糖尿病予防には甘いものは控えてくださいと。はい、ほどほどにします。
ワインや日本酒をがぶがぶ飲むのはやめて蒸留酒を飲んでくださいと。
それは合点!ワインはほどほど、ウィスキーをたくさん飲みましょう。
と思ったら胃のことも忘れずにと。そうやった。
血糖値問題以前に胃潰瘍なんやった。でも今からワインをもう少し飲むけど。


今うちのキッチンに来たら、シルクの部屋着を着た妙齢の女性が、
ワインの香りのする床を茫然と眺めています。
(翻訳:飲みながら料理してたら床にワインドボドボこぼした)


映画の話って、すごくお粗末な記憶力のわたしには難しい。
先週見た映画のラストも思い出せないことがある。ちょっとしたシーンは覚えてるんだけど。
自分の映画感想ブログを見ながらでないと、どれを見てどれを見なかってかさえ、危うい。。。

映画に関しては
何を食べても栄養になってない感じがするけど、
そんなことないとこっそり思うようにしてます。
栄養があるから食べるんじゃなく美味しいから食べてる(ホリエモンじゃないけどw)
それがわたしの映画だもんなぁ。


お酒飲まないで喋って、こんなに楽しかったの久しぶりだなー、と言う時間を過ごしました。
2年ぶりくらいに会った若い友だち。
友だちのPodcastで喋ったんだけど、
25歳下の男子で10年くらい前にもまだ学生さんだった頃に
映画の関係で知り合って、久しぶりに会ったらなんか大人になってて会話が楽しかったわ。
ワカモノとの距離感はまだあるけど、同じく大人ジャンルに入ってきたなーという感じ。

何年か前に、この子のマンションの屋上にシーツを貼って、
プロジェクターで映画を見た夜があったわ。
お酒飲めない子なのでわたし一人ビール飲みながら
一緒に映画を見る小さい小さいマイクロ映画祭。
そういう遊びをできるワカモノが周りに過ごしたいるのがうれしい。


最近猫をほったらかしがちなので、朝は出勤前30分くらいベッドの上でいちゃいちゃしてる。
しっぽの動くのを邪魔したり、肉球をなでなでしたり、ゆるゆるの猫パンチの応酬をしたり、
うとうとしながら仲良く遊んでると、かわいくてつい笑い声が出る。


車を運転する夢を見た。ちょっと路上に停めたらどこかに持っていかれて、
車を返してもらう手続きにうろうろおろおろする夢。
わたしの自由返してください。
自分の窮屈さを作ってるのは自分自身なんだけど。


あんまり厳しく言いたくないけど、ほんと、犬や猫を飼う人、
ペットショップでなく保護猫や保護犬から選んでほしい。
言い続けてるけど、いまもまだ(ペットショップから)かわいい子お迎えしましたー!
みたいな知り合いが多くて…。ペットショップの子たちは確かにかわいいけどねぇ。。。
先日も子供が犬を欲しがってペットショップに見に行ったという人がいて、
みんながいいねしてる中で恐る恐る、
できれば保護犬や知り合いのブリーダーさんなどから探してみてほしいんだけど、と言ってみた。
うるさい道徳おばさんと思わレたらやだなと思いながら、言ってみたら、
その後に賛同してくれる人が続いてホッとしたし、そのご本人もそう言われればそうですね、と
前向きに受け入れてくれて良かったんだけど、リアルの知り合いだと言い方には気を遣う…


本は全部、本棚の部屋にしかないはずなのにと言うと、いえの人にえっ!と突っ込まれた。
確かに洗面トイレ寝室リビング台所あらゆるテーブルの上にも、積んであることはある。
でもそれは読みかけとかの本で、読んだ本はぜんぶ本棚に戻してるもん。。。

昨日小一時間探し回ってた本が、見つかった!ていうか、すでに数日前に探して
リビングのコーヒーテーブルの上に置いてあったんだった・・・
別の本が上に乗ってたので気づかなかった。
いや、そもそも一度探して置いといたことを全く覚えてないのは情けない・・・


0歳児って、ホント人間の垢がまだない別の動物みたいよねぇ。かわいいよねー。
あー。0歳見たいなー。抱っこしたいなー。小さいお手手をさわりたいなー。


元々お化粧しない方だけど(アイシャドーや口紅を持ってない(^_^;)、
マスク生活でファンデーションも塗らなくなって、その顔に自分で慣れてきてしまった。
眉毛は整えますが、いま前髪おろしてるのでそれもしないで超すっぴんのことある。
慣れるとなかなか良いです。
顔と気持ちが慣れてきたから、すっぴんでもそんなひどい顔ではない気がする…知らんけど


一泊だけでも猫の留守番のことを思うと、やっぱり人に頼もうかなと悩む。
自動給餌器、あんまり信用してないのよね。
何かで壊れたら猫おなかぺこぺこ飢えるやん。。。


うちは駅の近くなので、駐車場を借りると駅より遠かったりする。
うちを売って、不便なところに小さい家と小さい車を買うという人生もありかなと少し思うけど、
運転できるのでしょうかわたし。(免許は持ってる・・・


いえの人が今夜は帰らないので早い時間から友だちとのんびり飲みました。
これ別に何を強制されてるのでもなく、いくらでも好きに出かけてゆっくり帰ればいいんだけど
自分がついはやく帰りたくて帰ってしまう。
つい、猫と好きな人のいる家(猫は彼を敵認定したままだけど)に帰りたくなってしまうので、
その自分の心を押し殺して外で遊ぶのですが、
いえの人が帰らない日はなんだかのんびりするのも、また良い。


今日は友達に本を3冊貸して、別の若い友だちからプロジェクターを安く譲ってもらった。
良い日。
さらにスクリーン余ってるのあるからあげる、と言ってくれる人もいて、
今日は良い日だったわ。


若い頃は図書館にお世話になった。最近行かないのは、
夏の設定温度が市役所と同じ28度とかだから。
風の通らない図書館の設定28度は体感30度超えで、蒸し暑くて本を探すどころじゃなくて、
行けなくなりました。


靴の爪先が汚れるのは、バーのせいだな。
バーのカウンターで足組むと、靴の先がカウンターの下にどうしても当たるからね。


夜に3時間泣き続けたら、目が腫れ上がって3ミリくらいしか開かないのを、
早朝から2時間冷やし続けてやっと半分くらい開くようになった。
眠いけど寝たらまた腫れるから寝られんし、まだ冷やさなくては。
若い頃はもっと早く腫れがひいたのになー、
三時間冷やし続けて目の腫れは9割がた元に戻ったけど、まだ目の形が変。


良いことをした自慢はどんどんすればいい。何もしないで澄ましてる人よりずっといいです。

6月のつぶやき:前半

2020-07-30 | つぶやき
マスクに感謝、頑張ってる安倍さんに感謝して仏壇や神棚に備えてるような方たちだけが
政府にお金払って勝手に何枚でも買えばいいと思う。
そういう人は何百億円分でも払ったらいい。
ほしくもない人からの税金で無理やりしょうもないマスク送りつけないでほしい。


しあわせ家計簿「年収300万円で1億円貯金」みたいな記事よく見かけるけど
(今もプレジデントの広告で見た)、それ、できたとしたら手段は貯金じゃないでしょ、
と突っ込まずにいられない。

映画は暇つぶしに見てるだけで、自分は特に映画見る人というわけではない、
とずっと思ってたけど、映画館が再開し始めて、やっといけるようになると、
しみじみと楽しくてありがたいわ。


久しぶりに街のデパートに行ったので、チーズをたくさん買ってしまった。
チーズがたくさんあるということは、ワインをたくさん飲まないといけないということです。
困った。


今日はちゃんと夕方まで仕事して、ちょっと用事で出かけて、疲れて帰宅して
すぐに開けたワインが、甘くて優しくてぐびぐびっと飲んだけど、
落ち着いてチーズ何種類か用意して、改めて飲んだらそんなに甘くなかった。
味の印象ってほんといつまでもわかんない。その時の気分や疲れに引きずられる。


今度はわたし論理整合性を捨てるのか。
なんでいつも、何かを捨てたり諦めたりしなきゃいけないんだろうな。


焼売はいい加減に作ったことはあるけど、今回は土井善治先生のレシピに忠実に拵えた。
これ合ってるの?というほど玉ねぎが多かった。
でもビビりながら蒸したら、すごく軽やかでジューシーで美味しかったです。
ただ、肉肉しさはなかったな。笑


懐かしい人からメッセージが来て、優しい気持ちになる。優しい。


目が疲れると眠たいような気持ちになる。眠くないのにな。


自分の気持ちもよくわからないんだよねぇ。
ホルモンに支配されてずれてるところを修正したいけど、ホルモン強力だし、
そもそも、ホルモンが正しいことが多い気もするし。


ランチしっかりいただいたので、献血する。


母にも、髪を染めいと言われる。長く染めてなくて、顔の周りは白髪が増えて、
いい感じの年配さんになってきたなーと思ってたんだけど。
年齢なりに見えるのはいいけど、老けて疲れて汚く見えそうなら、やっぱり染めるかなぁ。


マグカップを夏用に衣替え。
薄い耐熱ガラスで、氷を入れるとカランカランと軽く明るい音が良い。


映画館で映画を週に何度か見てると、どんどん何でも見てしまうようになるけど、
2ヶ月近くも見てなかったので映画選ぶ基準値が上がってしまって、
あまり見たい映画がない。まだリハビリがいるなー。


いえの人が起きてこないので、泡と青カビチーズのひとりブランチ。
好みの味ではないけど、色がかわいいし爽やかで初夏の休日の朝に合う。
大人って素敵でしょと、全お子さまたちに言いたい。


教育にお金をかけない国はダメになりますよねぇ。。。


わりと出かけやすい雰囲気になってきて、お店もあいててうれしいんだけど、
行こうと思えば行けると思うのがうれしいだけで、実は家にいるのが好き。

街に出ると人が多いのでマスクいるし、暑くてマスクつらいしね。
今度近所のお友達の家によばれたので、そういうのは本当に楽しみ。
おうちでリラックスして飲み食いするのは大好き。夕方にウッドデッキで。
楽しみ。(屋外飲み好き)


テレビ持ってないことのデメリットがあるとすれば、
持ってないからどれくらい偏向してるのかわからないし言えないところだなぁ。


ベーグルを最初に食べたのは大人になってからでした。
今はどこにでもあるけど、他にも大人になって初めて食べたものって多いです。


最近体調のために晩酌を休んでご飯を作ってたけど、
早く元気になって気ままな晩酌の夜を取り戻したい〜!
晩酌、あー。魅惑の言葉。
でも今日も胃が痛いし明日は胃カメラ。。。

ノンアルだと、晩酌の魅惑が、やっぱり目減りするのよねぇ。


Twitter見ても他のSNS見てもなんだかノレなくて本も読めない感じの時に、
わたしもやっぱりPinterestをダラダラ見ます。安全な場所で気持ちがほどける感じ。


いつも二日酔いの不機嫌な人みたいな顔で、人も神も何も信じず、無愛想でむっつりして
自分の関心にしか目がいかず、頑固で依怙地で難しい人が主役の映画を見ました。
北欧ミステリー。
二本目の映画でこの人に随分親近感を感じて好ましく思い出したんだけど、
どうも元々こういう人が好きなんだなぁと気づいて、あーこれ不幸な好みやわ。笑

その刑事の相棒役の人にしみじみとした共感と同情を感じながら見ました。
がんばろうわたし。笑


食べたいもののレシピ本ばかり買ってたけど、とうとうシニア向けの
健康レシピ的なやつを買ってしまった。おばあさんになったなー
料理は好きだから広い台所がほしいけど、
一方でこういうコンパクトながらその中で整理されてて機能的なのも好きだなぁ。


枕元で熟睡してる猫と手を繋いで寝ますよ。


胃が治っても、以前のように馬鹿みたいに飲むのはやめなければなぁとつくづく思う。
常に羽目を外さずほどほどに飲むって、つまんないなぁと思うけど、
今は生活が変わる時なのかもしれないな。

息子が家を出てから7、8年、よく飲んだ。馬鹿なこともたくさんして、
後悔の残る間違いもいくつもしでかした。
20代で済ませておくべきことを40過ぎて取り返すみたいに
忙しく飲みました。つまんなくても、もう落ち着く頃合いなのかもしれない。
気持ちはともかく身体がついていかないからね。

でも、馬鹿なことも楽しかったな。取り返しのつかないほどのことはあんまりなくて、
今となっては、まあ気が済んだ、という気持ちが残って、
この数年はそれでよかったのよねと思える。いろんな人(んー、主に男子たち)に迷惑かけたけどな。

とかいいつつ、良いスパークリングを急いで冷やしている、いま。ひひひ。



雨ザーザー降り出した中、重い荷物持って家に着いて、ほっと落ち着いたら雨が止んでるやつ。


木は、元気に青々としてるだけでありがたいと思う。
人間の木陰を作るために青々してるわけじゃないのに、気持ちのいい木陰まで作ってくれて。
冬は裸ん坊でごつごつしてたのに、今の季節の青々しさよ。


相手の自主性に任せる、という人間同士が一緒にいると、
あかんときに止める人がいなくて、あかんな。止める役やるの大変。。


なんでちょっとだけ切るつもりで美容院行くのに、ついもっとイケイケ!な気分になって
切りすぎてしまうんだろう。短くなりました。
前髪も作ってしまったし、だいぶ明るい色にしたし、推定7歳くらい若返った。
若返る意図はなかったんやけど。

すっきりしたわ。すっきり。


からっぽなのは今に始まったことじゃなく、ずっと前からずっとだったんだよなぁ。
すごくゆっくり少しずつ整えて行ってるので、10年20年スパンで自分で自分を見守ろうと思う。
一度すっぱり諦めた表現というものに、80歳くらいで向き直るのもいいかもしれないし。


長い間、自分はわりと承認欲求の強い人間だった気がする。
今もそれは人並みにあるだろうけど、もうだいぶ自分にも自分の人生にも諦めて受け入れて
納得できてきたので、承認欲求からも距離を置くことができるようになってきたと思うわ。


わたしの料理の理想は、普段は自分で好きに作って食べて、
時々誰かが作ってくれるくらいのバランス。
料理は気持ちをニュートラルにするのにとても役に立つし、
気分転換の下手なわたしには有用な手段。


会社に集まって家族会議終了。税理士さんたちが一緒なのでマスクしたままだけど、
マスクして仕事とかするのって普段の5割増しくらい疲れるね。みなさまお疲れ様です。
普段は弟と二人事務所で、席もずいぶん離れてるのでマスクは外してて、
それほんと助かってる。マスクって消耗するね。


酔っ払った後の反省は多いけど、楽しく飲んでても酔ってる時は雑になってしまうというのが嫌だな。
何もよく見ないしよく聞かない人になってしまって、世界とずいぶん雑にぼんやりとしか関われない。
あかんなー。


なんでも、当たり前じゃないよなー。ありがとう。

子どもや猫に関しては、もう生きてるだけでありがとうと思う。


スイカのカクテルと、さくらんぼのカクテルをいただきました。
フレッシュな果物のカクテルは、あると頼んでしまう。


韓国では相続があると必ずすべて税務調査が入ると聞いた。(日本は大口だけ?)
韓国は日本より政府の力が強くて、それは常に望ましいことではないと思うけど、
不正や問題があるとすぐ大規模なデモでひっくり返されるし、
元大統領もばしばし逮捕されるし、国民の方が結局強いから大丈夫なのだろう。
マイナンバー的なものが韓国で徹底されていても受け入れられるのは
政府を見張る力が国民にあるからかな。
一方、わたしが日本でのマイナンバーがイヤなのは、日本の政府が強いからではなく、
政府が間違ってるときにひっくり返すだけの力を国民が持ってないから、
そんな国で政府に委ねるのが不安だから。


弟のところ、給付金10万円来たらしいし、うちも来てるかなと思ったタイミングで
ユニセフの寄付のお願いが来た。
振り込み用紙同封であれこれ情報を再入力しないでいいし、
寄付金控除もあるし、ちょっと郵便局行ってくる。残りは地元で使う。
余裕のある方は少しだけでも寄付や募金などすると良いと思う。
高額も少額も寄付ってまだあんまり一般的じゃないように思うけど、
もっと少額でカジュアルにできればいいかなと思う。

幼稚園か小学校で、何かの本で、白血病?で入院してる女の子が、
毎日楽しみにしてたアイス2つを1つに減らして
、その分を病院に寄付する?みたいな話を読んで、
とても感心したことを何だかずっと覚えてるんですよねぇ。

書いて整理する

2020-07-29 | Weblog
考え事があるときには思い詰めるタイプで、頭の中でえんえん文章を作ってるんだけど、
実際に書かないとどんどん冗長になってまとまりがつかなくなるので、
どこかにまとめて書くことが多い。書きながら直し直ししてると最後は結構短くまとまる。
それでも結構冗長なんだけど。

Twitterに書けるようなことならTwitterに書く。
140字をいくつも繋げて書きはするけど、
基本140字ごとのリズムに自分が慣れてるから書きやすい。
だらだらと無駄なことも書いてしまうけど、
それでもTwitterに書くと自分の頭の中では少し整理できる。

Twitterにかけないことは、テキストエディットとかメモに書いて置いておくことが多い。
誰にも見せないけど、自分ではよく読み返して頭の整理の役に立てる。
あと、Twitterの裏アカに書くこともあって、それはなにか、つらさがまだ生で、
知らない人に知らない呟きとして聞いてほしい時かなぁ。
裏アカは、もちろん鍵付きで、フォローされてるのはほんの数人なので、
実質誰にも見せてないのとかわりはないんだけどね。

「わたしのいるところ」

2020-07-28 | 本とか
ジュンパ・ラヒリの、イタリア語で書かれた長編小説ということだけど
連作短編の形式により近い。短い断片が連なって主人公女性やその人生が描かれますが
時系列で物語が進む感じではなく
主人公の「わたし」の日常が、シンプルな文章で淡々と綴られている感じ。
彼女の小説はいくつか読んでいるし、原書(英語)で読んだ短編もあるけど
その彼女が初めてイタリア語で書いた本のことは前に書きました。
→「別の言葉で」
「わたしのいるところ」も、シンプルで淡々とした話に見えるけど、読み進めていくと
この一人称の主人公が中々繊細でクセのある人であることがわかります。

母親、父親、かつて愛して今もたまに街ですれ違う男、友達などが断片的に出てくる
内省的な私小説風の小説ですが、
最初の方は40代後半くらいの主人公に共感するところが多くて
感情移入もしてたけど、後半は彼女が少し遠くなって来た。
かなりはっきりと自分を持っている人で、自分の感情や好悪がはっきりわかっていて
時に結構容赦のない感じや、自分にとって不要なものを冷たく突き放すようなところが、
わたしには少しきつく感じたのでした。
とはいえ、自分の人生や、恋愛についての迷いも多く、失敗や後悔も結構あって
こういう人は少し苦手であっても、嫌いではないなと思うし、
わたしはこんな風にはっきり表せないけど、
結局、裸の自分と重なるところは多いのかもしれません。
今、改めてぱらぱら読み直すと、感じるのは孤独、孤独、また孤独。
どんな人でも、その孤独にはかならずどこかで共鳴してしまう。

彼女のこれまでの 英語の小説とは違う感じも多くて
きっとうまく分析されてる方も多いだろうと思うけど
言語自体の違い、言語の習熟度による違い(作者はインド系アメリカ人で英語ネイティブ)
イタリアに住むようになった作者の変化など、いくつもの要素があるのだろうな。

固有名詞や特殊性を避けた抽象度の高い小説を書くようになった作家の、
短い連作のような話を読んで、このスタイルは好みなんだけど、
そうすると行き着く先は詩よねぇ、と思う。

>そこはあくまでも仮の場所で、わたしは腰を落ち着けることができない。同僚たちはわたしを無視しがちで、わたしも彼らを無視している。気難しくつきあいにくい人間と思われているようだが、知ったことではない。わたしたちはいつでも手が届くほど近くにいることを強制されているが、それでもわたしはどこからも離れていると感じている。

>孤独でいることがわたしの仕事になった。それは一つの規律であり、わたしは苦しみながらも完璧に実行しようとし、慣れているはずなのに落胆させられる。

>みんなを覆うその日陰は救いというよりは敗北だった。考えてみれば、海には耐えるべき、または乗り越えるべき恐ろしい要素がつねにあり、それは望まれるにしても嫌われるにしても、危険な要素であることに変わりはないのだから。
 誰かの陰にいるということは、わたしにも大いに関係がある。自分より優秀な兄弟も、美人の姉妹もいないとはいっても。
 誰もこの季節の情け容赦ない日陰や自分の家族の陰から逃れることはできない。それでも、わたしには優しく守ってくれる誰かの陰がないのが寂しい。

>辞退して、ここに釘づけになっていることもできた。でも、犬がお屋敷の長い小道を引っ張って歩いてくれたように、何かがいまの生活の鎧の外へわたしを押し出そうとしている。衝動に従おう。わたしはこの場所の気質、息遣いを知りすぎている。それなのに今日は、消えることを拒んでいる心の奥底のいろいろな感情にとらわれ、何もやる気が起こらない。


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プラマイ相殺

2020-07-24 | Weblog
楽しいことと悲しいこと、いいことと悪いことって、
その時々の気分としては相殺できる気がするけど、
実際は別のもので、単位を揃えてプラマイ相殺なんてできないので、
人生においてプラマイゼロみたいな考え方は本当は違うと思ってる。

でも人生のプラマイということについて、過去になってしまったことはある程度、
いいことと悪いことの単位を強引に揃えて差し引き勘定できる気はする。
そう思うと、自分は今の時点では、だいぶゼロに近づいたと思う。
長い間マイナスだった気がするけど、これから少し取り返す。
それでもやっぱり本当は、そういう勘定の仕方は無理やりすぎるし、不正確だと思ってるけど。
そんなシンプルなものじゃないよねぇと、特に古典文学読むと思う。

そしてそれって、人生じゃなく人間に関してもそうだなと思う。
短所を補ってあまりある長所、みたいな言い方をするけど、
それは本当は差し引きできるものではないんだよなと思う。
10の短所と10の長所があっても、いつまでたっても10の長所と10の短所のままだよね、
と思うのです。
いいところがたくさんあるからと言ってダメなところを我慢できるわけでないことも多い。
逆にダメなところがたくさんあってもいいところが帳消しになってしまうわけでもない、と思う。
距離感を調節できる友達なら、いいところの部分だけで付き合うのは悪いことではないし、
それがうわべの付き合いというわけでもないと思う。
相殺できるわけでない短所と長所を全部丸ごと受け入れるなんてとても大変だし。
でも家族や恋人だとそうはいかないものですよね。
ダメなところはダメなところのまま、いいところはいいところのまま、別々のまま、
どう考えてどう受け入れるか決めるしかないんだよねぇ。

人でも人生でも、いいところと悪いところってどっちもいつもあるので、
どちらかにのまれてしまうこともありますね。
それでも、やっぱり相殺はできないと考えてる。

怒るのが下手

2020-07-20 | Weblog
ずっと、怒れない、正当な主張ができない、常に自分が間違ってる気がする、と思って
おどおどと生きて来たので、50過ぎてそれをどうまともにしていったらいいのかまだ試行錯誤です。
ひとりならなんとかなる気がするけど、ひとりで生きてるわけではないし。
でも、世の中とちゃんと渡り合うには、さて。

怒るのってめちゃくちゃエネルギー使うし、なんなら数週間疲れて倒れるくらいのことなので、
悶々としながら我慢する方がマシだったのです。
たいていのことは自分の気持ちの持ちようでなんとかなるっていう考え方、
大人になれば大概のことはそうやってなんとかなるけど、それでいいの?と
大人でないわたしが自分に聞く。
自分をそんなに曲げて納得していいことなのそれ?

パーンと怒ってパーンとやり返したことって、ほんと、ないなぁ。
基本的に、怒られた瞬間に萎縮して自分が悪いと思ってしまう条件反射が出来上がってるから。
そこまでわかってるので、正当に怒ろうと努力してはいるけど、うまくいかない。
怒るエネルギーがない。我慢して泣き寝入りする方が、その瞬間は楽なのよね。
でも自分の感情も信用できないから、自分で消化しても
それがいいことなのかわかんないのよねぇ。

結果、誰にもぶつけないものは、自分の中にくすぶってて、
納得したつもりでも、後から思うと、できてないものもあるなあと思う。
しかも、自分の側が正しいと確信してればしてるほど、
それでは相手が困ると思って逃げ道を必死で探してあげるのに忙しくて、全然怒れない。
瞬発的に怒れる人たちって、別の人種と思う…

わたしのデフォルト感情は諦めだと思う。
でもそれより何より、自分の中のバランス最優先という感じになってきました。
怒るということが下手なままやっていくしかないなら
正しい怒りでも自分の得にならないなら、スパッと切り捨てて忘れる方がいいのかな。
とにかく疲れきって自分が壊れてしまわないようにするのが一番大事。

滅びていい国などない

2020-07-15 | Weblog
6年前に呟いた言葉ですが、6年経って状況は全然良くなってないなぁと思う。

時々音楽や映画についてやりとりをしていた人をブロックしました。
原発反対者は日本を出てシベリアにでも行け。
日本にいるなら電気を使うなよ、というようなこと何度も書かれていて、
わたし自身の原発に対する姿勢がどうあれ、こういう人とやりとりするのはしんどい。
また、隣国など滅びてよいとも書かれていたんだった。残念でした。
別にそういう話題に触れず普通に挨拶や音楽の話だけ続けることができないわけではないけど、
やり取りのある人がこういうことを呟くのを見るのはいやだししんどい。
こういう理由でブロックする人が少し増えてきた気がして、本当に残念です。
そもそも、
普通の市民がたくさん住んでいるどんな国も民族も、
滅びていいものではないと思っています。
滅びていい支配者は多いかもしれないけど。

月記:2020年6月

2020-07-11 | 月記
新型コロナが少し落ち着き、街のお店も開き始め、少しずつ日常に戻ってきた月。

・お弁当をまた作り始める
・ガラスのマグカップ、青い色がすごくきれいなのを買う
・宝塚のバー、ジュニパー
・宝塚を、夜の散歩
・豊中のバー、チェット。まだドクターストップ中だったのでノンアル
 でもこのあとこのバーにはよく通った。
・久しぶりに髪をショートにして明るい色に染める
・久しぶりの友達の店、神戸の「國」、御影の「銀狐」住吉の「ミモレット」など
・谷崎の倚松庵再訪。そのあと細雪ナイトでサシミストの人の鯛のお刺身など食べる。
・箕面のバー、Kスピリット。
・ぎゃらりー176、松原豊「知立」
・友達のポッドキャストで喋る。映画の「若草物語」などについて
・塚口の友達の新しい店お祝いに行って飲む
・「ミモレット」でイスタンブールナイト。
・大阪まんぷく堂で食事。でも食事の終わりにケンカして一人で帰る。。。

・映画館で見た映画:「ロングウェイ・ノース」「15年後のラブソング」
「ストーリー・オブ・アス若草物語」「アナ」「三島由紀夫vs東大全共闘」
「ペイン・アンド・グローリー」「ドヴラートフ」

・DVD・配信で見た映画:「特捜部Q」シリーズ3本、「女流作家の罪と罰」
他メロドラマとか。。。

梅雨明けの詩

2020-07-10 | 作り話
おはよう

いつになく
よく眠って、気持ちよく
目が覚めても
同じ自分のまま。
いいのかわるいのか。
おはよう。
同じ人が同じように好きなままで
今朝も目が覚めました。

週末が終わったり
月が変わったり
梅雨が明けたりすると
新しい日々がはじまり
新しい自分と
新しい人生が
はじまるような気がするけど
まあ
ほとんど気のせい。

大体
同じ自分で
同じ人生で
同じように毎日
取り返しのつかない
間違いをふやしていくだけ。
でも、朝だし、
気のせいでも、
おはよう。

映画:ペイン・アンド・グローリー

2020-07-09 | 映画


「シェイクスピアの庭」もそうだったけど、
なに、この、おじいさんたちにキュンキュンさせられるのは!
今まで見たバンデラスの中で一番好きだわ!
ムンムン男臭いマッチョなバンデラスは特に好きじゃなかったけど
枯れてきたこのかわいさ、しぶさ、孤独。こういう風に年をとるのは良いなー。

アルモドバル監督70歳の自伝的な映画だそうだけど、
彼自身がバンデラスと同じように、年をとって変わったのか、
彼の映画であることには変わりなく、その個性は健在ながら
これまでのアクの強い外連味のある表現は控えめになって
しみじみと深い情緒のあるノスタルジックな映画になっています。

体の不調からメンタルも低迷してスランプ?にある映画監督が主人公。
これはアルモドバル本人のことのようです。
背中が痛く映画が作れない苦悩の日々の中、
過去の作品の再上映や俳優達との再会という現実の出来事の合間に
子供時代や若い頃の回想が挟まれます。
美しい最愛の母親、貧しい洞窟住まい、愛した人との再会。

アルモドバルの映画の派手でコントラストの強い鮮やかな色彩はあるのだけど
どぎつさがなくて、どこかスマートだし、
ストーリーにも、今までのモラルを超えて悪趣味ともいえるところがなく
彼にしては抑えた演出になっていて、見ていて疲れない感じでした。
見ていて疲れるような作品も、それはそれで良さがあったし好きだけど
本当はこういう映画が好きなので、とても気持ちよい切なさに酔いました。

子供時代の回想シーンで、母親達が川で洗濯をするシーン、
女達の歌う歌と、広げて草むらの上に干されるシーツの牧歌的な美しさ。
とても印象的に、母親役のペネロペ・クルズが出てきます。
そして家族で住めることになった洞窟のような家。
母親は文句を言うのだけど、この家も素敵だった。
白い漆喰?の洞窟の中に、空が見える吹き抜けの居間があって
そのシーンの光の美しいこと。
そこで子供時代の主人公をデッサンする左官の美青年。

大人になった主人公の家のインテリアがまた豪華ですごい。
台所の水色のタイルと赤い棚やキッチンの組み合わせはツボ。
うちの台所も、システムキッチンは赤で、壁は水色なので親しみも湧く。
家の中の家具や調度品も素晴らしく、
半分近くはアルモドバル監督の私物らしいけど、
悪趣味にならない程度の程の良い派手さがありました。

印象的な美しいシーンはたくさんあって、うっとりするけど
物語も良いのです。
過去に使った俳優との喧嘩しながらの交流も面白いけど
昔愛した男との再会のシーンは、節度を保ちつつも滲み出る愛情、
過去の強い愛情と、今も残る気持ちが溢れてて、
またどっちもいい男なので見ていて優しすぎて、美しすぎるシーンに涙。
ラストで過去の自分に思いがけなく出会うシーンも本当にうまい。泣かされました。

古くて新しいアルモドバル監督の、次の映画はどういうものになるのかなと楽しみです。