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sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

トルコ桔梗とカサブランカ

2011-05-31 | Weblog


昨日のトルコ桔梗のことですが、
桔梗に似てるので桔梗がつくのはわかるけど
トルコというのは諸説あって
ターバンに似ているとか、
外来の花で、外国という程度の意味でついた、など考えられ
決まった説はないようです。
そして原産地はアメリカだけど
今では日本が品種改良の中心になって
ほとんどの品種が日本産だとか。

そういえば、カサブランカのことを調べた時も
日本にはユリ科の原種が多いというようなことを
どこかで読んだのを思い出した。
カサブランカも、あんな派手で華やかな花だけど
オリエンタル・ハイブリッドといって
日本の原種を主に掛け合わせたものらしいです。

都会に住んでいると、花屋さん以外で
そう多くの花に気づくことはないけど
四季があって温暖な日本は、他国からうらやまれるような
たくさんの花が咲いている国なのかもしれないですね。
経済大国とか、世界で何が何位とか、
そういうことじゃなく
こういうことをもっと大事にしたらよかったのに。


写真は春先に満開だった、通勤道の花。
ご近所の誰かが、川原の土手を私物化して栽培してるのでしょうが
こういう私物化は許されていいと思うなぁ。
すっごくきれい。
甘い幸せなノスタルジーを感じます。

白いトルコ桔梗

2011-05-30 | 小さいもの
トルコ桔梗の花が好きになった。

もともと花もその名前も知らない無粋者で
せめて道ばたに咲く雑草の名前くらい覚えようと
最近はよく立ち止まっては覚えて
家に帰ってから調べたりしているけど
花屋さんで売ってるような花の名前はよく知らないままです。

トルコ桔梗くらいは知っていたけど
特に好きな花と思ったことはなかった。
フリージアなどもそうだけど
ひらひらした花びらの花は
なんだかその心もとなさが媚びているようにも見え、
あんまり好んで買いはしなかった。

でも白いトルコ桔梗はいいですね。
ほとんど香りはないけど
ひらひらしてるわりに、凛としている。
白い花はみんな、そういうところがあるけど
これは清楚度が高いと、気づいた。

こういう白い花の花芯を覗くように見ると
逆にこちらをじっと見つめ返されてるような気がする。
ちょっとどきっとします。

第2回ポストクロッシングオフ!

2011-05-29 | Weblog
昨日の続きです。

こういうポスクロのオフ会は海外でもよく開かれているようで
postcrossing meeting などと言うようです。
off meeting とはいわないのかな。
こういう off っていう言い方は日本独自なのかな?

10時半頃から集まって
持ち寄りの一品を並べ、
腹ごしらえをしながら順番に自己紹介。


壁にそれぞれ、ポスクロでもらったエアメールハガキを3枚ずつ貼って
それを説明しながらしゃべります。
絵や写真がお気に入り、とか
切手との組み合わせがかっこいいとか
変形でおもしろいとか、
或いは逆にがっかりしすぎて笑えるとか。


一通り終わると、机の上を片付けて
それぞれ持って来たハガキや切手を披露しあいます。
素敵なハガキや、レアな国のハガキ、
意味不明・意図不明なものなど
ものすごくバラエティに富んでて
世界は広いなぁ、おもしろいなぁ。

つい最近フィンランド、デンマーク、リトアニアを旅行した友達の
フィンランドの中央郵便局の写真を見て、大盛り上がり。
モダンなかっこいいホテルのような巨大な建物の中は
ソニープラザとIKEAを足したような、明るく豊富な
郵便グッズの宝庫!
いわゆるユーパックのような梱包用箱でさえ
マリメッコのデザインで、卒倒する程かわいい。
座ってゆっくり手紙を書けるようなデスクと椅子のコーナーもあり
本当に手紙を書くのが好きな人達なんだなぁと、ため息。

フィンランドのお土産は、知る人ぞ知るサルミアッキ。
これはフィンランドでは誰でも知ってる真っ黒なグミで
ハーブ系の強力に薬っぽい摩訶不思議な味の中に
気持ちの悪い甘みもあって
食べきれずに途中で口から出してしまう人が多いという。

スーパーサルミアッキというのをひとついただきましたが
・・・・・・・・。(笑)
でもその後食べた、黒くないユズサルミアッキ(なぜかユズ味)は
普通のユズ味グミでおいしかったです。


お茶とお菓子をいただきながらプレゼント交換。
これは各自選んだ絵葉書に合わせた切手を貼ったものを2組ずつつくり
それを交換しました。
みんな色々考えて、素敵なのを用意してくれました。
2枚のうち1枚は、その場で全員のサインをいれて
postcrossing meeting card にします。
これ、たまに来るんだけど、海外でもオフ会をすると
参加者のサイン入りのカードを作って送ることになっているみたい。
世界のいろんな場所でいろんな人のサインの入ったカードが届くのも
楽しいものです。
サイン中のみんなの様子↓


ポストクロッシングの素敵なところは
カードを受け取る楽しさは当たり前だけど、
出す楽しさも味わえるところ。
だれかを喜ばせようと思う気持ちを楽しむというのが
一番素敵なところだと思うのです。
だから、このプレゼント交換も、ものすごく素敵なコトだと思う。
自分でなく、受け取る相手、さらにその人がカードを出す海外の誰か、のために
一生懸命いいものを選んでコーディネイトするんだから
プレゼントする楽しさ2倍ということです。
自分たち以外の誰かのためだけに選んだものを
交換しあって楽しめる人達が集るって素敵なことだなぁ。

お店は4時から別の予定があったので4時にお開きだったけど
今回もノンストップで、全然時間が足りないくらいだった。
ポスクロを何年もやってて何百枚も受け取っている人も
つい最近始めてまだよくわかっていないような人もいたけど
関係なく楽しめたと思います。
また、秋頃やりましょう。

ちなみに、日本ではポスクロオフ会は、東京でもまだやっていないらしく
もしかして初めて?のオフ会のようなので
頑張って続けて行きたいですね。

ポストクロッシングオフ!

2011-05-28 | Weblog
ポストクロッシングの事は何度も書いていますが
それの第1回オフ会をしたのが去年の秋。
ポストクロッシングオフ
暑くなる前に、もう一度やろうかなぁと
企画してみました。

前回はツイッターのポスクロ仲間の間で
何となく決まって4人だけのプチオフ会だったけど
今回は12人に増えて
お店を1日休んで貸し切りですることになりました。
(こういうとき一人営業の店は便利・・・笑)
キャンセルが出て結局10人だったのだけど
いやぁ、うちの小さい店ではこれくらいが丁度だなぁ。

4人のときも、全員初対面にも関わらず
すごく楽しくて話が止まらなかったけど
10人だと、ますます盛りだくさんで面白かったー!
4人の時の内輪っぽい親密さは薄れたけど
パーティらしい明るさとバラエティがあって
今回も半分以上が初対面のひとり参加だったけど
みんな馴染んで楽しく過ごせたと思う。

お店の大きさに関係なく
これ以上人数が増えるとまとまりがなくなるし
いい感じの親密さがなくなっちゃいそうで
また、全員に気を配れないし、
どういう風な進行にしたらいいのか
今はわからないですねぇ。

ニットカフェも最大10人くらいだし、
これくらいまでの集まりが、仕事じゃなく
プライベートの遊びでは限度だなぁと思う、わたしは。
こじんまりとした人間です(笑)。

ポスクロオフ会の内容については明日書きますー!

写真はオランダの人からもらったカード。
これはマキシマムカードと言って
切手と同じか、またはできる限り似た図案の絵はがきの、
絵のある側に切手を貼り、切手に関する記念印を押印したもの。
こういうのは滅多に来ないので
切手好きとしてはすごくうれしかったカード。






団地イベント

2011-05-27 | 芸術、とか
何それ?
とよく聞かれますが
団地マニアの人たちの
団地スライドトークとライブのイベントです。
団地アンプラグド

いや、つまりその、団地マニアって何?
そうですよねぇ、聞いたことないですよねぇ(笑)。
団地を好きな人たちのことで
別に都市計画や建築の専門家とかではないようです。

例えば団地の住棟番号に萌えるとか
給水等が好きでたまらないとか(上の写真)
窓の形や並び方が気になるとか
昔住んでてノスタルジーがあるとか
色々なポイントはあるようですが
日本の団地が好きで
団地ツアーで見学したり
団地ブログを作ったり
団地バーで集まったりする人たちが存在するのです。

何にでもマニアっているのですねぇ・・・(笑)

大阪の小さなギャラリーに
30人くらいのお客さんが集まりました。
スライドトークも
団地への愛をこめた(?)歌や演奏も
面白い盛りだくさんな2時間半でした、

なんと、このギャラリーには空調がなく
ほとんど風の入らない窓がひとつあるだけで
かなり蒸し暑かった大阪の夕方
じっとしているだけで流れる汗を拭いながら
後半は、少し朦朧としてしまいました。
おもいもよらず、夏への心の準備ができてしまいました(笑)


団地のステキポイントを説明


団地内覧グッズ


住棟番号のデザイン、素材にもこだわりが


団地マグカップ

宝塚メディア図書館

2011-05-26 | 写真
というところがリニューアルオープンしたというので行ってきた。
名前がいかにも横文字ITっぽいので
聞いたことはあったけど気に留めてなかったのです。
デジタルっぽいの何でも苦手だし
古典な女ですから(笑)。
でも決してIT系の場所というわけではなく
主に写真集からはじまった図書館ということで
それは行ってみなくてはと。

最初ゴールデンウィークに行ったら引っ越しの最中で
とはいえ同じビルの地下に移るだけという事で
引っ越し後早速行ってみたのでした。

全体を見渡せる白い空間の入り口に長いカウンターがあって
ここで受付をします。
閲覧するには無料会員にならないといけません。
(有料会員になったら貸し出しもできます)
そして会員になったあとも、毎回
入場時に名前をサインして入館証をぶらさげて入ります。
荷物は原則全部ロッカーにしまって、手ぶらで入ることになっている。
結構厳重(笑)。
古い貴重な蔵書もあるから、ということだけど
一番貴重そうな「ライフ」誌の全バックナンバーは
特別なところに入ってて
閲覧は別の手続きがいるようになっています。
一回に1冊だけ、手続きをして、手袋をして決まった場所で見る。
これは仕方ないです。古い雑誌の紙はデリケートだからね。
でもこれデジタル化して普通にPCで閲覧できるようにしてくれたらいいのに。
そうすれば生で見たい号だけ選びやすいから
無駄な閲覧の機会が減り、保存に役立つのでは。

全体的には、蔵書の分類、整理はまだ途中な感じ。
膨大な写真集が、という感じでもなく
大型のビジュアル本などが特に多いようにも見えず
雑然と散漫な印象を受けました。
探しにくいし、見にくいな。
館内には座って読む場所も少しあるけど
普通の図書館のように自習とか勉強することはできないようです。
あくまでも閲覧。
写真集を数冊抱えて、座って眺めて、帰りました。

NPO団体がやっているようで、これから頑張ってほしいですね。
スタッフの方は気さくで親切だけど、
美術、デザイン、写真などアート系の図書館ということなら
例えばわたしが通っていた京都の某美大の図書館の方が
何倍もよくできているなぁと思いました。
大型の全集なども網羅され、整然と整理されているし
おそらく貴重な文献も多くあるでしょう。
卒業後は京都まで行く機会が少なくなったので
全く行ってないけど、宝の山のような場所だったな。
潤沢な予算のある私立の大きな美大と比べるのは酷ですが。

ここは地下にあるのですが、この図書室の横で
人口の光で野菜を育てるファームや
ZINEと呼ばれる自費出版本の扱いなど
意欲的に取り組んでいる企画もあって、それはいいんだけど
図書館の蔵書自体にもっと何か魅力がほしいかな、わたしとしては。
これからどんどんよくなってほしいものです。

写真はうちのお店の本棚です。
(メディア図書館は写真禁止でした)

6月のニットカフェのお知らせ

2011-05-25 | Weblog


春というより、もう夏のような蒸し暑い日も増えて来ました。
毛糸なんか見たくもない、という方もいらっしゃるかも。
そんなときでも、コットンや麻、レース糸などで
編み物をせずにはいられない、という方もいらっしゃるでしょう。
夏の編み物をもう始めている方も
編み物はともかく
お茶を飲みながら編み物話をしたいというだけの方も
気軽に来ていただけるニットカフェです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
経験者の方は是非、自分の編みたい物を持っていらしてください。
初心者の方にはかぎ針編みの初めの一歩をお手伝いすることもできますし
お店の大きな本棚に置いてある編み物の本を見ながら
どれを編もうかなぁ、どれが簡単かなぁと
相談しながら楽しく、これから編むものを考えることも出来ます。
またコースター、シュシュなど簡単なものを編んでいただくこともできます。
個別に対応させていただきますので、
メッセージなどで希望をお伝え下さい。
楽しくすごせるよう、相談しましょう~!

教室ではなく、部活動のような感じなので
ニットカフェに関しては無料ですが
カフェですので、お飲物など注文していただきます。
(コーヒー/紅茶など400円、朝焼くスコーンセット600円)

ニットカフェ自体は無料ですので、どんな感じかなと、ちょっと覗くだけでもOKです。
どうぞお気軽にお越し下さい。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日時:2011年6月1日(水曜日)10:30~12:30
場所:atelier & café mint (アトリエ&カフェミント)
   兵庫県宝塚市平井2丁目7ー11
   0797-89-7850
   阪急電鉄宝塚線山本駅北側徒歩2分の小さなカフェです。
参加費:無料(カフェ飲食代実費のみ)
定員:8名

※お申し込みはここでのコメントかお店へのメールでお願いします。 
 お店へのメールは件名を「ニットカフェ」として下さい。

手紙文化国

2011-05-24 | 小さいもの


フィンランドの方へ旅行に行った友達が送ってくれた
青い瓶入りのお手紙。
素敵でしょうー!
これ、知る人ぞ知るというか
わりと有名なんです、フィンランドの瓶レター。
まさか送ってもらえるとは!


こちらはCDサイズのまん丸のポストカード。
ポストクロッシングで送られてきたものだけど
これ、切手も同じデザインのまん丸切手で
もうかわいくてうれしい!

フィンランドは手紙文化が豊かで
切手もきれいなものが多いし
ポストクロッシングも一番盛んなのはフィンランドなのです。
冬が長く夜が長いと、手紙文化国になるのかなぁ。
年中明るく便利で
夜がなくなっちゃったような大都市より
こういう国の方が好きだなぁ。

iPhoneの写真アプリ

2011-05-23 | 写真


iPhoneにして数週間たちます。
家でも店でもPCのある環境なので
iPhoneにしても電話とメール以外は
そんなに使わないだろうと思っていたけど、いやはや。(笑)

あると使っちゃうし、そうやってどんどん便利に慣れていっちゃうんだなぁ。
毎日肌身離さず持ってけっこう使っています。
ちょっとしたチェックとかならPCあけないですむのでいいですね。
長い文章書き込んだりはしにくいけど
店のカウンターの中でも
家のベッドの中でも、持って行けるのは便利。

さて、iPhoneにはいろいろなアプリがありますが
必要最低限しかいれていません。
わかんないし(笑)。
でも、結構まわりのみんなが使っている写真のアプリは
初日に入れました。
写真を撮って、加工してツイッターなどに投稿できるものです。
iPhone4のカメラは500万画素で、案外きれいに撮れる。
前の4年以上使った携帯のカメラは200万画素の上
合焦するのが異様に遅く
全然使い物にならなかったので
写真撮れるだけでもiPhoneは助かる。
PCとの写真の同期も簡単だし、楽しいです。

数日前もお店の前に出したテーブルの日記で
そういう加工した写真をアップしましたが
上の写真は同じく店の入り口の写真。
下のは店内です。
面白いね。



王子動物園:その3

2011-05-22 | 写真






デジカメって何枚撮ってもタダだし
写真を撮ろうと思って出かけると
とてもたくさん撮ってしまいます。

この前の動物園は400枚近く撮った。
時間もなくデタラメに撮っているので
躊躇なく削除できるダメ写真も多い。
それで300枚くらいまではすぐ、減ります。
そこからもう少し選んで削除していく。
構図は気に入ってるけどピントが甘い、とか
(手持ちなので、ほとんど全部ピントは甘いんだけど・・・笑)
きれいだけどつまんないとか
あら探し目線です。
それで150枚くらいまで減らせる。

そこからはもっと厳しい目で
何か一つ気に入らなければ他のところがいいと思っても
えいっと捨てて行きます。
それで100枚くらいまで減らす。
パソコンに残すのは50枚くらいにしたいけど
動物園は、動物たちが多様で面白いので
100枚近く残っちゃいました。

今回は、友達のカフェのイベント「カメラカフェ」として出かけたので
最終的にみんなで3枚ずつ選んで、そのカフェのHPにアップすることになってて
この中から3枚選ばないといけません。

3枚ってなると、組写真の要素が入るので
個人的に好きな写真を選ぶのではなく
3枚並べて効果的な写真を選ぶことになります。
元々、優柔不断なわたしには難しい~

締め切りぎりぎりにえいやっと選んだのが2パターン。
下の白黒ばかりのと上のカラーのものとです。







結局カラーの動物のものに決めました。
動物園だし、シンプルにストレートな動物のほうが楽しいかなぁと。
白黒の、動物園で見た人たちのも好きだけど
それぞれの写真が、どうもぼんやりしているというか
自分でもぴんとこなかったし
はっきりしたわかりやすい写真の方にしたのでした。
動物園は面白い。

川島小鳥写真展「未来ちゃん」

2011-05-20 | 写真




今、けっこうブレークしてる写真家の川島小鳥さんの写真展に行った。
思ったよりずっとよかったです。

最近雑誌などでよく見かけて
その写真も結構見てるつもりでいて
年末にあった写真イベント「アルバムエキスポ」でも少し展示してたし
改めて見に行くこともないかなぁと思いつつ
行きやすい場所だったので仕事の帰りにひょいと行ってきた。
いやぁ、
キャラとインパクトでニッチを狙ってるのではなくて
上手いんだなぁ、この人、と思いました(えらそうすぎなわたし・・・笑)
質、量ともに、いっぱいな会場を3周くらいぐるぐるまわり
うーん、いいやんー、と。
途中の壁面パネルいっぱいに大きな太陽の塔の写真があって
これはなんでここに?と思ってたら
左の下に、気付かないほど小さく未来ちゃんがいて、笑ったり唸ったり。
未来ちゃんというのは、この写真展のタイトルなのですが、
被写体の女の子の名前です。
写真家自身の娘ではなく、友達の娘らしいのですが
この女の子は写真家にとって
神様からの贈り物のような存在ですね。
まさにミューズ。
これを見つけたら、そりゃ何度も通って張り付いて
写真を撮り倒さないわけにはいかないでしょう。
というくらい独特のものを持っています。
子供の持つ魅力、面白さ、おかしさが
彼女の不機嫌な顔や、泣き顔、鼻水にあふれている。

写真集は買わなかったけど
7月に宝塚である講演会に申し込んだので
そこで買ってサインしてもらおうかなぁ。

王子動物園:その2

2011-05-19 | Weblog
写真の整理、少しできてきました。
今日は風邪気味だし、昨日のが長かったので
写真のアップだけにします。


王子動物園の入り口。
オージ・ズー、と書いてあると
オージー・ズー(オーストラリアの動物園)みたいね。


「どれから見ようかなぁ~」


「なんだよー」


おさるさん


ペンギンのお腹、きれい。


パンダグッズ売ってます。
このポシェットはちょっとほしかった(笑)


4月後半のつぶやきより

2011-05-18 | つぶやき
この毎月のつぶやき抜粋、長いしくどいし
自分では忘備録的にいいんだけど
一体どうなんでしょうね。
どうなんでしょうねというなら
食べ物の写真とかの日記も
どうなんでしょう。
面白いんでしょうか?
・・・そんなこといい始めると
ブログ自体意味がないということになるので
まあ、考えずに続けます。
今日も長いです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

小さい頃息子は学校の居心地が悪かった。
あまり友達のいない子だったから。
そんなもん無理に作らんでいい、とわたしは云ったけど、
夫も夫の両親も友達100人作るんだよ~、勉強なんてどうでもいいよ、
友達が大事だよ、って言い続けた。
その、かなり普及してる正論らしい素晴らしい意見を聞くたびに息子は辛かった。

息子は友達ができなくて勉強ばっかりしてたけど、
友達100人作る子に全然負けないいい子に育った。
いい友達は何より素敵。でも無理に作る必要はないよ。
できるときにはできるんだから。
それよりそんなことで自信をなくす方が、あかん。と思うな。


関西弁もTPO考えて、ってよく言われるけど、
なんで?って思う。ビジネス文書とか標準語でもちろん書けばいいと思うけど、
話し言葉はなんであかんのかわからへん。
関西人にしかわからない語彙を使うのは、
フォーマルな場ではどうかと思うけど、イントネーションとかは別にかまへんと思う。
だって、たとえば九州や東北の方が
アクセントやイントネーションの訛りの抜けない言葉をどんな場所で使ってても、
わたし、全然イヤじゃないよ。
ダメって法律あるの?
関西弁も同じく。
わかるようにしゃべれれば訛っててもいいやん。違う?

英米の英語だけを正しい英語と思ってしまう
日本人の傾向と同じなのかな。
世界にはいろんな英語があるし、
それぞれの場で正しく機能できるなら、
訛っててもなんにも悪いことはないと思うんだけど。
米語しかしゃべれないアメリカ人や、
東京弁しかしゃべれない東京人と
それにあこがれる人たちの了見が狭いんちゃうかなぁ。


ミュージシャンとかが原発反対を言うと、
そんなこと言うならそのエレキギターやめろとか、
ライブの照明どうなんだとか言う人がいるけど、意味が分からん。
原発反対する人はすべての電気を放棄して、
原始生活しなきゃいけないわけ?違うでしょ。
なんで何でもオールオアナッシングなの?
人生のどんなことでも
白か黒かしかないようなことは少ない。
ほとんどのことが、その中間のどこかやん。

原発がなくなったら、これからは原始時代の生活をするしかない。
火は外で薪を使って起こして料理するべし。
洗濯は川で、ごしごしするべし。
肉は山で猪を弓矢でしとめてくるべし。
アイスクリームは諦めるべし。って、言うのか。
確かにそれはイヤだなぁ(笑)。
でもそうはならないでしょ。


30代後半は、若く見られて、そう言われても素直に聞けたけど、
40歳過ぎてワリと年相応になりました。
年より老けてはいないと思うけど(笑)、
そんな若くも見えないってわかってるから、
たまにオーバーに「そんな大きなお子さんいるように見えないー」って言われても、
いや見えるでしょ、って思う。
一応にっこりと「ありがとう」とは言いますが。(笑)

しかし、そんな自覚のあるわたくしでも、
まさか自分に17歳の息子がいるとは、なんだかびっくりなのです。
こ前まで16歳の子供がいて、それは、まあいいのよ。
16歳はまだ子供、というか中学生の延長くらいに思ってたから。
でも17歳って、もうずいぶん大人やん。びっくりだわ。

自分が17歳の頃は、自分がどんなに馬鹿か
イマイチ正確に把握しておらず(アンバランスにわかってはいたけど)、
世の中を馬鹿にしておりましたです、はい。
しかし17歳の息子はかなり正確に自分の馬鹿さを自覚しておるようです。
わたしが叩き込んで思い知らせてるからだけどねー(笑)


冬の夕方が似合うと思ううちのお店ですが、雨も似合うよ。
雨と本棚とコーヒー。
これ以上に何がいります?
おまけに店主のスマイルも付いてきます。
いらん言われても無理矢理つきます(笑)


桜が全部散っちゃって、なんかほっとしてる。
好きなものが目の前にあると苦しい。なくすのがこわいんだろうな。
だからなくなっちゃうと、ほっとする。
なんでもそうだな。上手くいってるとこわくて、
はやく壊さなきゃと思う。
好きな人に気持ちが通じた時も同じだ。死んでくれたらいいとまで思う。

大事なものをなくしたせいじゃない。
なくして本当に困る大事なものなんて、手に入ったことがないから、
その状態に慣れすぎてるのだと思うな。イヤだなぁ、こういうの。
かといって、桜が散っちゃって、好きな人との関係を壊しちゃって、
それで幸せかと言うと全然そうじゃない。
じゃ、どこにあるのだ、しあわせは。枯れ切ってしまうといいのかなぁ。それまだ無理(笑)。


きれいごと言うのはいいけど、それを押し付けられるのは、
うんざりだ。自分の正しさに疑いを持たない人とは議論したくない。
正しさなんて状況の産物でしかないし、絶対ではないのだ。


雪の女王がカイを住まわせていそうな洗練されたガラス張りの建築物を見た。
ソ連の作ったアニメ「雪の女王」は強い印象だったな。
ああいう怖さ、きれいさって、日本のアニメになかったから、あの頃。
ゲルダの涙でカイの心の氷のかけらが溶けるんだけど、
ありがちな愛と勇気の感動物語みたいになってないところがいい。

原作はアンデルセンか。読んだことないけど今度捜してみよう。
人魚姫もそうだけど、愛の物語を感動的な話にしないで
淡々と描くアンデルセンは子供の頃から好きな作家。
「雪の女王」もハッピーエンドでも
なんだか寂しいような怖いような気持ちが残るアニメだった。
原作がきっと、そうなんだろう。

アンデルセン、お店には置いてないけど家に文庫はある。
一番好きな話人魚姫の絵本もある。
一番好きな画家リスベート・ツベルガーの、それはそれはきれいな本。今夜また見よう。

人魚姫、昨夜読んでみたら、胸がつぶれる。
どんなに好きでも他の女の人のことしか頭になく、
その女性の頭を胸に乗せその女性の名前を寝言でつぶやく男を
刺しさえすれば、また生きられるのに、海の藻屑になる方を選ぶ人魚姫。
自分もそうするだろうと思うけど。

アンデルセンの「人魚姫」のラストの数パラグラフの英語はとても美しいです。
結局は恩寵と喜びで締めくくっているのに、
どうしようもない切なさばかり消えずに残る。
昔から好きでたまらない部分です。


口笛下手です。
いや、普通と思うけど、息子に言わせるとヘタクソ。
息子はオケ部でバイオリン弾いてるけど口笛の方が断然上手いと言われてる(?)。
下手と言われて悔しくて、練習したら少しマシになった。
毎日練習すると、音域も少しずつ広がるのよ。
子どもの頃は親に、夜口笛吹くと蛇が来るって叱られたけど、
大人になって誰にも叱られなくなったので存分に吹きます。


小さい子って、案外ものを見ていない。
木を描いてみようと言っても木がどんな形かさっぱりわかんない。
枝って何?って5歳の子に聞かれたし。
子どもはみんなアーチストだと思うけど、
ほっといてもそれは表れないのよ。
まずはモノをよく見るってことをわかってほしいなぁ。

モノをよく見る。きれいなものをきれいと思う。
それを繰り返しているうちに感受性も柔らかくなっていく。
感性って何も知らないとこからは生まれない。
無邪気な子どもの方が感性豊か、とは全然限らないのです。


昨夜突き指したけど、そのときはそんなに痛くなくて、
大丈夫と思ったのに、朝起きたらしっかりつき指だった。
年取ると筋肉痛だけじゃなくつき指でさえ時差があるのか。


希望を持つことは絶望を知ることだから、
希望を持たないことが、どうしようもない日々を生きる上で唯一の希望になる、
って悲しすぎるやん。


結局、写真を撮るのは私的なアルバムを作っているという意味が一番大きいです、わたしは。
すべてを記録することも記憶することもできなので、
随分取捨選択する。
自分の撮った写真を見ていると、
捨ててしまった写真以上に捨ててしまった記憶が多いんだろうなと思う。

思い出せないささいな出来事も全部通ってきて今の自分なんだけど、
もう消えてしまってどこにもない、
そういう小さな記憶の気配を思うと、なんとも切なくなりますな。
あらゆることに、しょっちゅう切ながっているので、
わたしのそう言う気持ちはもう珍しくなさすぎて、バカバカしいけど。


生意気な人が牙を抜かれて腑抜けのようになるのを見るのは切ないので、
いつまでも憎たらしいくらい生意気でいてほしい気がする。


人の役に立つということは、甘美なことなんだろうなぁ。
いや、全然悪くないです。いいことだ。
そんさんのついーと見ると思う。
そして誰の訳にもたたないというのは、それはつらいことだよね。

雨って字、こうして並べると、ほんとに雨粒が降ってる感じだね。
晴晴晴晴ではこうはいかない。 >雨雨雨雨雨 ☂


昨日今日としみじみといいお休みだった。
地味に盛りだくさんで(笑)。
今朝は素敵なメールで目が覚めたし、こんな日がずっと続くといいなぁ。


ロマンチックなことを言われると、ひいてしまうことが多い、
非ロマンチストなわたしですが、
でも上手く切なく言われるとズキュンってきますね。
上手すぎるとまたダメだけど。
今日はずっと覚えていたいようなメールをもらったのだった。
手紙だともっとよかったけどなぁ。

冬に買ったロクシタンの練り香水が、
冬はちょっと女っぽすぎるかなぁと思ってたのに、
何か暖かくなっていい感じになってきた。
冬って寒くて汗もかかないし体も冷えてるから、
コロンとかっていつまでもそのままの匂いで、自分の香りにならないのよね。
春や秋はいい感じに自分の香りになるのが楽しい。

凹版画集

2011-05-17 | 芸術、とか


届いた素敵な銅版画に、ふわふわと楽しい気分でいたら
もっと楽しくなることが。

友達がお店の1周年記念?に
凹版画集を2箱送ってくれたのでした。
本をもらうことは、たまにあるけど、
絵や画集をもらったことってない気がするなぁ。
かなり好みのあるものなので贈りにくいんだろうけど、
ツボにはまるとうれしいものです。

これは、ヨーロッパのよく知られた名画を
凹版印刷したものが
1枚ずつ丁寧な解説と一緒に箱に入っているもので
カラーのものと凹版印刷だけの単色のものがあります。
オフセットのカラー印刷との組み合わせのものもいいけど
単色の凹版印刷だけのものが、特に好きだなぁ。
凹版印刷の特徴で、さわるとでこぼこしている。
よく選んで、2枚くらい額装してお店に飾ろう。


この画集は大蔵省印刷局というところが出しているのですが
大蔵省印刷局はその後財務省印刷局になって
今は国立印刷局、らしいです。
お札や切手を作っているところ。
切手好きの人には凹版印刷は好まれてて
わたしもきれいな凹版切手をルーペで眺めては、
はう~っとため息ついたりしてたけど、
この大きな画集はルーペなしで、はう~っとなります。
さわるとインクの盛り上がりが、でこでこと感じられて素敵。

画集の立派な箱の裏を見ると一箱2万円近くする。
大卒初任給が3万円くらいだった時代のその値段なので、びっくり。
古くなってて欠けてる絵もあるから安かったと
贈ってくれた人は言うけど、恐縮してしまう。
と言いつつ、ありがたくいただいたけど(笑)。
先日の銅版画と同じで、この画集も
その、プレゼントしてくれた、
いつも泣き言を聞いてくれる友達のことを思い出して、
ほっとします。そこが一番の値打ちだと思ってる。